LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

告発のとき

2009年07月27日 | 映画

 「告発のとき」を観た。失踪したイラク帰還兵の息子を捜索する父親が、アメリカ軍が封印しようとする真実に迫るサスペンス。2003年に実際に起きた事件を基に映画化とある。缶コーヒーのコマーシャルに出てるトミー・リー・ジョーンズの渋い顔と演技。彼の役といえばエイリアンを見破っては殺しまくるエージェント、逃亡者のリチャード・キンブルを執拗に追うジェラード警部などが思い出される。テレビドラマ「逃亡者」見てましたネー。今でも覚えてる”リチャード・キンブル、職業医師。正しかるべき正義も時としてめしいることがある……”というナレーション、だが ”めしいる”が分からない。「めしいる」だったと思うが漢字も意味も分からない、聞き違いかもしれない。日本語だろうに広辞苑にない。
 シャーリーズ・セロンが刑事役。髪をひっつめ美貌を封印。同僚の下品な悪意をものともしない強靱な魂。どうしてなのか分からないが、彼女はいつもじゃけんにされる。アメリカ人は同僚の美人が疎ましいのかもしれない。鋭い眼光で真っすぐ相手を見据える、その迫力ある眼差し。彼女なくしてこの映画は成立しません。

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