京から数えて42宿目、原宿です。大きな富士山が現れました。
原宿は現在の沼津市原だそうで、東海道でもとりわけ富士山が大きく見えるそうです。
裾野を覆っているゴツゴツいして稜線は愛鷹山です。
一面は葦の原っぱが広がっていて、鶴が羽を休めています。
手前の街道には、両掛けの荷物を担う供を連れた母と娘と思われる二人連れの女の旅人が
います。
先頭を歩む母親らしい女は笠に手をかけ振り返っていますが、その視線の先には富士山が
ありません。
彼女は副題にある、登る朝日を見ているそうです。
原っぱの鶴がいい感じで出来ました。
少しアップした写真です。
原画はこちらです。