閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

下目黒

2019-04-11 17:16:13 | 葛飾北斎 富嶽三十六景
第7作目が完成です。
下目黒 (しもめぐろ) 東京都目黒区下目黒
 
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
 
目黒は、丘陵地で富士の見晴らしも良く、人家も少ない田園地帯で鷹狩に適した地でした。
また、落語「目黒のさんま」の舞台にもなったように、将軍家の鷹狩りの場でした。
鷹番という地名も残っています。
武家の鷹を預かる鷹匠、彼らにひざまずく農夫、その左には鍬を片手に赤坊を背負い、
小さな子供を連れて仕事場へ向かう農婦が描かれています。
さらに左には、富士を背に農夫が坂道を登っています。
彼らの登場は、この地の特徴を描き出しているのでしょうか。

富士は、真ん中にひっそりと山頂に雪を抱いて見えています。

少しアップしました。

原画です。

 

次作は、武揚佃島(ぶようつくだじま)です。

 

 

コメント (5)
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