第7作目が完成です。
下目黒 (しもめぐろ) 東京都目黒区下目黒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/4c/be219579e560d2631020d6646c6bc567.jpg)
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
目黒は、丘陵地で富士の見晴らしも良く、人家も少ない田園地帯で鷹狩に適した地でした。
また、落語「目黒のさんま」の舞台にもなったように、将軍家の鷹狩りの場でした。
鷹番という地名も残っています。
武家の鷹を預かる鷹匠、彼らにひざまずく農夫、その左には鍬を片手に赤坊を背負い、
武家の鷹を預かる鷹匠、彼らにひざまずく農夫、その左には鍬を片手に赤坊を背負い、
小さな子供を連れて仕事場へ向かう農婦が描かれています。
さらに左には、富士を背に農夫が坂道を登っています。
彼らの登場は、この地の特徴を描き出しているのでしょうか。
彼らの登場は、この地の特徴を描き出しているのでしょうか。
富士は、真ん中にひっそりと山頂に雪を抱いて見えています。
少しアップしました。
原画です。
次作は、武揚佃島(ぶようつくだじま)です。