閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

礫川雪ノ短且(こいしかわゆきのあした)

2019-05-09 13:38:26 | 葛飾北斎 富嶽三十六景
第9作目は、礫川雪ノ短且(こいしかわゆきのあした)です。
東京都文京区春日二丁目・北野神社
 
 
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
 
礫川は、(小石川文京区)のことです。また、「雪ノ且」の且は旦の誤りだと 思われます。
小石川のあたりでも特に眺めのよい茶屋。
夜来の雪がやんで一面の銀世界と変わり、富士も家並みも雪化粧となりました。
二階座敷の人々も一面の雪景色に感嘆の声をあげています。
女の指さす空には、三羽の鳥に天空を舞わせることで画面に彩を与え、遠近感を表しています。
北斎の「冨嶽三十六景」中、唯一の雪景色です。
 
少しアップしました。
 
建物の中を覗いてみました。
 
原画です。
コメント (7)
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