閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

「ビードロを吹く娘」

2024-01-27 05:45:42 | その他浮世絵

        

今日は土曜日、作品の掲載日です。「ビードロを吹く娘」の2作目です。最初のは息子が持って
帰ったので、家用に作りました。写楽と一緒に壁に飾ってあります。
下が1作目で、一回り小さいです。
小学時代の集めていた記念切手にあったのを思い出します。
       
                         
きのうの朝は起床が遅れ「クラシック倶楽部」は後半しか聴けませんでした。藤村実穂子
(メゾ・ソプラノ)の歌でした。最後の、日本の子守歌が耳に染みました。
聴いた曲目です。
夕暮れの情緒 K.523
さすらう若者の歌 から 1.恋人の婚礼の時
さすらう若者の歌 から 4.恋人の二つの青い目
メーテルリンクの詩による6つの歌 作品13
2つの日本の子守唄(日本民謡集より)リン
声楽特集もきのうで終わり、少し残念です。
 
きのうの朝も素晴らしい晴天で、富士山もくっきりでした。
       
         
9時半前に外歩きに出て、往復、4,444歩で帰りました。少し左足が痛かったですね。
きのうは一日中富士山はよく見えていたのですが、夕方、長女が孫と顔を見せてくれて話が
はずみ、日の入り時の富士山は拝めませんでした。
  
今朝は少し上がって4℃、お天気もいいようです。今日はマンションの総会ですね。
 
 
「ビードロを吹く娘」の超長い解説です。

アダチセレクト「話題の一枚。」~ 喜多川歌麿「ビードロを吹く娘」vol.1~|浮世絵のアダチ版画オンラインストア (adachi-hanga.com)

喜多川歌麿「ビードロを吹く娘」

市松模様の着物を着こなし、手にしたビードロをくわえる少女。
袖を揺らす春風が今にもこちらへ吹いてきそうな、軽やかで生き生きとした佇まい。
アダチセレクト「話題の一枚。」の第二回は、美人画の名手・喜多川歌麿の傑作「ビードロを
吹く娘」の魅力に迫ります。
人気・知名度ナンバーワンの美人画
数ある美人画の中で最も高い知名度と人気を誇る、喜多川歌麿の傑作「ビードロを吹く娘」。
赤い市松模様の着物が印象的な本図は、当時評判だった町娘を描いた爽やかな作品です。
1955年に発行された日本初となるカラー印刷の記念切手の絵柄に選ばれ、プレミアが付くほどの
人気を呼んだことでご存じの方も多いかと思います。
その絵柄はよく知られている本図ですが、オリジナルの現存数は意外に少なく、所蔵は東京国立
博物館やホノルル美術館、メトロポリタン美術館など。
美術展でも実物を目にする機会が少ない、実は希少な作品です。
今回は作品の見所をご紹介しながら、その魅力と人気の秘密に迫ります。
最先端の流行
この作品で真っ先に目に入る華やかな市松模様の着物。そして少女が手にしているビードロ。
これらは当時の最先端の流行でした。
着物は歌舞伎役者の佐野川市松が身につけたことから評判となった模様。
<最新ファッションの市松模様の着物>
一方、ビードロは、別名をポッペンとも呼ばれるガラスで出来た舶来品の玩具。既に海外からの
新しい風が庶民にまで伝わり出した時代の空気を感じさせます。
雑誌もテレビもない時代に、一番新しい「今」を伝えた浮世絵。
その当時の新鮮な勢いが、今なお色褪せない魅力となって人を惹きつけるのかもしれません。
<ビードロは珍しい舶来品のガラスの玩具>
モデルは人気の町娘
この絵のモデルとなっているのは高名な遊女ではなく市井の町娘。振り袖姿から分かるとおり、
15歳以下の未婚のまだ若い少女です。そのためか表情も仕草もどこか初々しく、色っぽさよりも
あどけない愛らしさが目立ちます。
最新の流行を身につけちょっと気取ってみせる少女は小粋ながらも微笑ましく、その爽やかな
印象こそがこの作品が老若男女問わず愛される理由といえるでしょう。
<あどけなく初々しい、巷で評判の町娘>
ブロマイドのような美人画
前回ご紹介した「雪中相合傘」でお馴染みの鈴木春信以降、多色摺りの美人画は背景の中に
全身像の美人を描くスタイルが定番でした。その中で、日本人形のように華奢で繊細な春信美人や、
鳥居清長の健康的な八頭身美人といった様々なタイプの美人が描かれてきました。
<お人形のように小柄で華奢な春信美人>
<スタイルの良い八頭身の清長美人>
<クローズアップしたブロマイド的な表現>
ところが歌麿はあえて全身ではなく美人の顔のアップを描くことで、全く新しい表現を生み出しました。
背景をなくし人物だけを大きく取り上げたブロマイド写真を思わせる描き方です。スポットライトを
あてたように画面の中に浮かび上がる美人の存在感に当時の人々は驚き、同時に憧れの美人の
顔をもっと近くで見たいという願いを叶えてくれるものとして、この新しい美人画を歓迎したことで
しょう。今まではと違う新しい表現方法で一世を風靡し、歌麿は美人画の第一人者となりました。
この新たな表現のために凝らされた技と工夫とは!?
市松模様の着物を着こなし、手にしたビードロをくわえる少女。
袖を揺らす春風が今にもこちらへ吹いてきそうな、軽やかで生き生きとした佇まい。
アダチセレクト「話題の一枚。」の第二回は、美人画の名手・喜多川歌麿の傑作「ビードロを吹く娘」の
魅力に迫ります。

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2 コメント

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Unknown (あきらとマドンナ)
2024-01-27 17:43:41
 私は、この切手、今でも2枚とも持っています
一時は随分値上がりをしたのですが・・
しかし、細かいところまで仕上がって
素晴らしい作品ですね!
返信する
Unknown (閑斉)
2024-01-27 20:11:20
集めた切手は次女が貰ってくれましたね。
終活でした。
返信する

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