京から数えて42宿目、原宿です。大きな富士山が現れました。
原宿は現在の沼津市原だそうで、東海道でもとりわけ富士山が大きく見えるそうです。
裾野を覆っているゴツゴツいして稜線は愛鷹山です。
一面は葦の原っぱが広がっていて、鶴が羽を休めています。
手前の街道には、両掛けの荷物を担う供を連れた母と娘と思われる二人連れの女の旅人が
います。
先頭を歩む母親らしい女は笠に手をかけ振り返っていますが、その視線の先には富士山が
ありません。
彼女は副題にある、登る朝日を見ているそうです。
原っぱの鶴がいい感じで出来ました。
少しアップした写真です。
原画はこちらです。
でも富士山を創り葦を植えていったら、俄然鶴創りに意欲がわきました。
お供の男性の着物はそれらしい紙紐製品があったので助かりましたが、女性の着物には細かい柄が入っていて、さすがにパスしました。
作品の上部は絵と同じく、朝日を予感させる赤色を配しました。
でも、原画のような富士山の圧倒的な存在感はなかなか出せませんね。
おはようございます。昨日の「うたう会」は最後に「トルコ行進曲」のピアノ演奏がありましたよ。
最初に鶴を見咎めて?いただいて嬉しいです。
こんな作品なので、絵に描いたように景色を再現できませんが、雰囲気が醸し出せればいい程度ですね。
静岡は大きな県でなかなか神奈川に入れません。
次の沼津宿も一風変わった風景です。