京から数えて48宿目、大磯宿です。
この絵の場所は、大磯宿の東の出入り口で、宿場の境界を示す榜示杭があります。
また、今も残る松並木も沢山ありました。
副題の「虎ヶ雨」とは、旧暦5月28日に降る雨ということです。
この日は、「曽我物語」で知られる曽我十郎の命日だそうで、十郎の恋人である
虎御前が悲嘆に暮れ泣いた涙雨ということです。新暦では、梅雨時ですね。
原画はこちらです。雨が見えます。
京から数えて48宿目、大磯宿です。
この絵の場所は、大磯宿の東の出入り口で、宿場の境界を示す榜示杭があります。
また、今も残る松並木も沢山ありました。
副題の「虎ヶ雨」とは、旧暦5月28日に降る雨ということです。
この日は、「曽我物語」で知られる曽我十郎の命日だそうで、十郎の恋人である
虎御前が悲嘆に暮れ泣いた涙雨ということです。新暦では、梅雨時ですね。
原画はこちらです。雨が見えます。
この作品では、以前と比べてわら塚がうまく出来ました。通行人よりも、松並木の制作に時間をかけました。
我が街、茅ヶ崎に近づいてきましたが、茅ヶ崎宿はありませんね。
藁塚、藁の束が積み上げられている様子が上手に表現されていると思います。絵画でしたら、どんな色でも創れるでしょうが、決められた色の紙紐で原画に近い背景を作るのは難しいのですね。
以前に伊能忠敬の番組で見た地図では、平塚、今宿、南湖、茅ヶ崎の文字が見えていましたね。
蒲原だったかと思いますが、降る雪を背景に白い点で表現できましたが、雨は難しかったですね。