閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

「七福神」

2024-11-14 05:45:09 | 思い出の作品

紙紐作品集を編集していて昔の掲載が随分とずさんなのが沢山あり、再掲載する
ことにしました。
定年後茅ヶ崎に移り、しばらくしてラグビースクールに行き、幼稚園生を相手に
遊んでいました。お世話になったスクールの校長にプレゼントしたらお礼にと
焼酎をいただきました。
当時はカラーの紙紐を知らず、大昔に買ってあった包装用紙紐で製作、マジック
インキで白、黒と赤色だけ塗りました。
 
下は、七福神を乗せる舟です。龍の顔が可愛いく出来ていました。
来年になったら、再製作してみようと思っています。

きのうの夜明けの風景、富士山もバッチリでした。でもすぐに雲が湧きました。
 
きのうの外歩きもいつものコースを行き、往復、4,910歩でした。この時期に
しては暖かかったですが、汗をかくまでにはなりませんね。
 
今朝は14℃、最高も18℃のまで、晴れ間もある予報です。
 
今後は木曜日を、過去の作品の再掲載日にしようと思います。
 
七福神の解説です。 
七 福 神 の 由 来

七福神とは、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。

え び す て ん

七福神中で唯一の日本の神様。いざなみ、いざなぎの二神の第三子といわれ、満三歳になっても歩かなかったため、船に乗せられ捨てられてしまい、やがて漂着した浜の人々の手によって手厚く祀れれたのが、信仰のはじまりと伝えられている。左手に鯛をかかえ右手に釣竿を持った親しみ深いお姿の、漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰が厚い。

だ い こ く て ん

大黒天は、大自在天の化身ともいわれ、大国主命と神仏習合したものである。一度仏となったが、人々に福徳を授けるために再びこの世に現れたという。大地を掌握する神様(農業)でもある。大きな袋を背負い、打出小槌をもち、頭巾をかぶられた姿が一般によく知られていて財宝、福徳開運の神様として信仰されている。

び し ゃ も ん て ん

毘沙門天は、四天王の一仏で、別名「多聞天」といい、七福神の中で、唯一の武将の姿をしていて、右手に宝棒、左手に宝塔、足の下に邪鬼天の邪鬼を踏みつけている。七福神では、融通招福の神として信仰されている。

べ ん ざ い て ん

弁財天は、七福神の中で、唯一の女神で、元はインド河(水)の神であったが、やがて音楽の神、言語の神となり日本に伝わった当初は、弁才天と呼ばれた。その後、財宝・芸術に関係深い吉祥天の性格が吸収され弁財天といわれるようになり、財宝を授けてくださる神へとなったものである。知恵財宝、愛嬌縁結びの徳があるといわれている。

ふ く ろ く じ ゅ

福禄寿は、名前は、幸福の福、身分をあらわす禄、寿命を表わす寿の三文字からなり、中国、道教の長寿神。南極老人星の化身であり中国の村や町に住み、人々の信仰を集めたといわれる仙人である。長い頭、長い顎鬚、大きな耳たぶをもち年齢 千歳という。長寿、幸福の徳を持ち、鶴と亀を連れて、左手に宝珠、右手に巻物を括り付けた杖をもつ姿が特徴である。招徳人望の神様として信仰されている。

じ ゅ ろ う じ ん

寿老人は、福禄寿と同じく星の化身で、にこやかな微笑みをたたえ、手には巻物を括り付けた杖、そして団扇や桃などを持ち、鹿を従えた姿が一般的に知られている。団扇は難を払い、桃は長寿のしるしで、鹿もまた長寿の象徴である。長寿延命、富貴長寿の神として信仰されている。

ほ て い そ ん

布袋尊は、弥勒菩薩の化身といわれ、いつも笑顔を絶やさず人々に接していた人で、大きな袋には宝物がいっぱい入っていて、信仰の厚い人に与えられたという。笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰が厚い。

 

 

 

 


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mizukinko)
2019-07-29 22:06:36
とても精巧な七福神ですね!
これはきっととても喜ばれたでしょうね。毎年お正月とかに飾りたくなるような作品です!
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Unknown (ash)
2019-07-29 23:02:31
龍のお船作ってから、7体制作ですかっ??
気の遠くなるような長い作業です~
船だけでもものすごく細かい細工です!!
帆を張ってる、リアルさもすごい!!
返信する
布袋?が良い雰囲気でほっこりと~! (人生の素人:折師)
2019-07-30 00:42:52
 最初の印象が…『はにわ!?』でした(すいません笑)
 紙紐の茶色が、みこしでは『木製のような質感』が今回は『土製のような質感』に見えて、面白いなぁ~と。布袋を始め、みんな「ほっこ~り」感がいいなぁ~と。

※完全な余談で…逆にこっちが気になっていた自分がいました(汗)
 ”7,8年前に~当時、ラグビースクールに行っていた”
 ラ、ラグビー!?…あの、めちゃくちゃ激しいスポーツですよね…しかも7年前までやっていたとは
 …凄い肉体ですよね(※…実はこっちばかり気になっていました汗)

 改めて幸多い作品、そして旧PCから発掘されたこの写真と、この記事と閑斉様に感謝を!
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みづきさんへ (閑斉)
2019-07-30 05:55:22
昔?は、根気があったのですね~。

龍をどのようにつくるか悩んでいたら、結構、簡単に可愛くできました。

当時は、焼酎1本の価値があったと大喜びでしたね。
返信する
今は腰痛でマッサージ通いです。 (閑斉)
2019-07-30 06:01:26
折師様、遅い時間にかかわらず頑張っていますね。

あの時分の無理が祟って、今は、マッサージ通いですよ。
もともと筋肉ムキムキ体質でもなく、学生時代は合唱でしたもので。
期待させて済みません。

鉄人の古い写真があったので、ひょっとしたらと探していたら見つかりました。

今日も、朝からセミがうるさいですね。
暑いので体調に気を付けてお過ごしください。
返信する
ash 様、おはようございます。 (閑斉)
2019-07-30 06:09:41
ash様も遅くまで頑張っていますね。
昨夜も暑かったですね。
ご自愛くださいね。

この作品はテキストの作品作りに飽きてきて、何かないかな~と思っていたら、娘からチャレンジされたものでした。

よしそれならば、と残っていた根気を使い果たした訳です。

ラグビースクールにいた頃は、ママさんたちにディズニーのキャラクターの小さいのを作って喜んでいただきまいした(幼稚園生担当でした)。
今は、シニアのコーラスなので押しつけもままならないです。

朝から、3人の訪問がありびっくりしました。

皆さま、ありがとうございました。
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Unknown (あきらとマドンナ)
2024-11-14 09:42:00
 七福神は、喜ばれますね!
素晴らしい作品を拝見で来て良かったです!!(^^)!
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あきらさん、おはようございます。 (閑斎)
2024-11-14 10:05:14
大作になりますので、来年腰を据えて再製作を頑張ります。
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七 福 神  (もののはじめのiina)
2024-11-15 09:15:40
縁起の善い七福神です。

七福神の日をつくるなら、7月7日がふさわしいですね。
しかし、5月5日「こどもの日」に浅草で「宝の舞」の行事の中に七福神もあらわれます。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/e5ee312a8a9c13564f8db158a0b2f965


「十一人の賊軍」は、とても面白かったです。おすすめの一作です。
返信する
もののはじめのiinaさん、こんにちわ。 (閑斎)
2024-11-15 13:55:38
お言葉に従い来年7月7日完成でボチボチ作ることにします。
「十一人の賊軍」のビデオ、探してみます。
返信する

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