第22作目 、相州江の島です。
神奈川県藤沢市片瀬海岸
片瀬海岸から江の島を見たところです。
江戸時代は、江の島弁財天は江戸から格好の小さな旅先でした。
今は干潮時で、一筋の砂洲の上には人々や馬、駕籠など参詣に行くようです。
今は干潮時で、一筋の砂洲の上には人々や馬、駕籠など参詣に行くようです。
参道の両側に旅館や土産物が軒を連ねています。
三角形の屋根は、定規を使って引いたような直線で描いています。
三角形の屋根は、定規を使って引いたような直線で描いています。
その屋根の上の三重塔は、江島神社上之宮の塔です。
右端に船を描き、その先の富士に視線を求めています。
波打ち際の波の泡の描写など静かな春を思わせます。
多少誇張や演出で描く北斎には、珍しく自然な景観を描いています。
絵の全景を作ったので、全てが小さいものばかりとなりました。
砂州を歩く人は一本の紐でしか表現できませんでしたね。
絶対にアップして見てはなからい作品ですが少しだけ。
原画です。
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
表現の限界が厳に存在したことを理解させられました。
次作も頑張ります。
とてもとても足元に及びませんね。
大きなことができないので、細かい方に走っています。
ご訪問、ありがとうございました。
できることで、色を変えたりして遊んではいます。
根気は年々少なくなっていて、手抜きが多くなっています(言いませんが)。
ご来訪、ありがとうございます。
改めて今朝見て驚きました…
『コメント欄のお話の通り、本っっ当に人が小さい&それでいてしっかり「どんな人か、どんな仕草かがちゃんと伝わる(お世辞でなく、設計図が巧い)ところに…驚きと敬意を。」』
…ずっと紙紐で人を作ってきた経験だと想います、こう、「米粒に見える遠さ から こう見えるだろう」という姿の捉え方…これは私には現時点到底出来ないレベルなので…凄い!!と。
※もちろん実絵の細かさはとんでもないほど高いですが、紙紐で作ったというものとしては…本当に凄いな~!!と。波の泡に関しても表現としての限界はあれど、私は面白い良い表現だな~と!
あと、毎度「構図」が巧いなぁと。背景に対して手前の奥行感で、ちゃんと道を渡ってくる人の部分と奥の富士山の距離感が合っている。 これまた私には真似できません。(笑&本当)
閑斉様的には課題多き作品となったようですが、私はところどころ光る点のある作品に見えました!(超個人的な感想です)
波の泡に着目していただき感謝です。
そぞれの方が何かに気づいていただき、作者としては冥利に尽きます。
見えるものは全部作ろうと、腕に自信もないのに毎回チャレンジはしておりますが・・・。
人間の眼の錯視というのでしょうか、そういうものに期待して作る場合が多いですね。
では、また。
ものすごい奥行きを感じるのですが…、実際奥行きがあるのか、紙紐表現だからなのか…、全然わかりません!
遠くに見える富士山といい、空間を最大限に表現されていて、すごいな~の一言です。
絵そのものが細かいので、これをよく紙紐で表現しようと思われるなぁ~ともうひたすら感心しかありません。
ご来訪、ありがとうございました。
江の島は我が街の近くで大変親近感を覚える場所です。
お褒めの言葉をいただいていますが、作者的にはもうひとつだった作品です。
紐より細いものを表現するのは大変難しく、全体を表現しないで、一部を拡大切り取った方がいいのかも知れません。
この辺が悩みです。