閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

相州仲原

2020-01-16 07:54:21 | 葛飾北斎 富嶽三十六景

第25作目 は、相州仲原(そうしゅうなかはら)です。
 神奈川県平塚市中原


仲原は、信仰の山・大山への参詣道の入り口でもありました。

手前の板橋脇に道標が建てられています。

その上部には、大山寺の本尊である不動明王 が彫られています。

参詣に向かう巡礼の父子や、厨子を背負い鉦をたたて物乞いし諸国を

行脚する六十六部の 親子も通っています。

赤坊を背負い、弁当を持って野良仕事にでかける農婦、川に入って蜆を

採る農夫など、 この土地の人々の暮らしを描いています。

右端の男の荷物には版元西村屋の紋が 描かれています。

少しアップしました。

背景です。

そして、 原画です。

解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
http://fugaku36.net/


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7 コメント

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Unknown (閑斉)
2020-01-16 08:04:15
いろんな登場人物を楽しく作りました。
特に農婦は、赤ん坊を背負い、手には鍬らしいものを持ち、鍬の先にはどうやらヤカンをぶら下げているようです。
板橋を高く作ったので、農婦を立たせるのに苦労でした。
今回も、背景を掲載して風景を楽しめるようにしました。
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閑斉 様 (あきマド)
2020-01-16 17:37:56
 いつもご訪問頂きありがとうございます。
実は所用の為2月9日まで訪問は停止していますのでお知らせいたしました。
以上宜しくお願い申し上げます
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Unknown (閑斉)
2020-01-16 19:07:57
あきマド様
それは寂しくなりますね。
来月の再開をお待ちしております。
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Unknown (ゆきママ)
2020-01-18 21:32:53
作品を重ねる毎に人物がお上手になられているように思います。左端の蜆を採る婦人、天秤棒を担ぐ男性が特に秀逸かと。版元の印や碑の文字まで細かに再現されていることに驚きです。う
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ゆきママさん、いつもコメントをありがとうございました。 (閑斉)
2020-01-19 06:30:57
今、気づきましたが、富士山の左の空の黒っぽい雲を作っていませんでしたね。
急いで作って入れ替えます。
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Unknown (ash)
2020-01-19 19:05:41
奥行き感が半端ない!と思ったら、こういう構図なんですね~。
原画を立体で起こすとこうなるんだ‼!閑斉さんの観察力に脱帽です。
橋の高低差と手前の岸のうねり、、、これは私には絵をみただけだと全然わかりませんでした~!!

それにゆきママさんも書かれていますが、人物の動きが生き生きしていて躍動感があり、本当に動きそう!!
それぞれの人々の暮らしぶりがわかる、素晴らしい完成度です!
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Unknown (閑斉)
2020-01-19 20:22:41
おっしゃる通りなんです。
作ろうと思ったら、手に何をもっているのか。
屋根の下はどうなっているのか、見えないものは創作になりますね。
それが苦労と楽しみです。

ash様の来訪に感謝です。
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