第25作目 は、相州仲原(そうしゅうなかはら)です。
神奈川県平塚市中原
仲原は、信仰の山・大山への参詣道の入り口でもありました。
手前の板橋脇に道標が建てられています。
その上部には、大山寺の本尊である不動明王 が彫られています。
参詣に向かう巡礼の父子や、厨子を背負い鉦をたたて物乞いし諸国を
行脚する六十六部の 親子も通っています。
赤坊を背負い、弁当を持って野良仕事にでかける農婦、川に入って蜆を
採る農夫など、 この土地の人々の暮らしを描いています。
右端の男の荷物には版元西村屋の紋が 描かれています。
少しアップしました。
背景です。
そして、 原画です。
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
http://fugaku36.net/
特に農婦は、赤ん坊を背負い、手には鍬らしいものを持ち、鍬の先にはどうやらヤカンをぶら下げているようです。
板橋を高く作ったので、農婦を立たせるのに苦労でした。
今回も、背景を掲載して風景を楽しめるようにしました。
実は所用の為2月9日まで訪問は停止していますのでお知らせいたしました。
以上宜しくお願い申し上げます
それは寂しくなりますね。
来月の再開をお待ちしております。
急いで作って入れ替えます。
原画を立体で起こすとこうなるんだ‼!閑斉さんの観察力に脱帽です。
橋の高低差と手前の岸のうねり、、、これは私には絵をみただけだと全然わかりませんでした~!!
それにゆきママさんも書かれていますが、人物の動きが生き生きしていて躍動感があり、本当に動きそう!!
それぞれの人々の暮らしぶりがわかる、素晴らしい完成度です!
作ろうと思ったら、手に何をもっているのか。
屋根の下はどうなっているのか、見えないものは創作になりますね。
それが苦労と楽しみです。
ash様の来訪に感謝です。