Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(88)

2014-08-14 00:30:00 | コラム
初めて買ったカセットテープ/レコード/CDを語る、「初体験シリーズ」盆の特別篇。
第二夜のきょうは、レコードの話。

レコードに関しては、5番目くらいまで「はっきりと」覚えている。

最初に買ったのが、斉藤由貴のシングル『卒業』、




次に、おニャン子クラブのシングル『およしになってねTEACHER』、




さらに・・・

杉山清貴&オメガトライブのシングル『ふたりの夏物語』、
おニャン子クラブのアルバム『KICK OFF』、
新田恵利の『冬のオペラグラス』

・・・とつづく。

これら5枚を5週間くらいのあいだに買っている。

シングル700円、アルバム2800円の時代。
小学校高学年としては大きな買い物だが、たぶんお年玉を使ったのだろう。

杉山清貴&オメガトライブ以外、3つ上のねぃちゃんに散々なことをいわれた笑

斉藤由貴は足首が太い。
おニャン子は誰も可愛くない。
新田恵利は究極の音痴。

まぁどれも当たっているが苦笑、真正面から本気で反論していたように思う。


80年代はアイドルの時代。
90年代はそれが幻であったかのように「アイドル不在の時代」が訪れるが、メディアミックス的な煽り商法に完全に踊らされた自分は、アイドルに夢中になった。

だから現在のAKBに夢中になる連中を笑えないし、また当時、おニャン子を笑っていた大人たちに対しては「天地真理だって音痴じゃねぇか!」と、本気で怒っていたっけな。

こんなことまで歴史は繰り返すってわけか。
ただ歌の上手下手は「どっこいどっこい」でも、時代とともに洗練度は磨かれてきたように思う。
いま見ると、おニャン子ってダセェ! もの。


もう少しいえば・・・。
「歌い手」としてきっちり作品を聴いていたのは、斉藤由貴と杉山清貴&オメガトライブだけ。
おニャン子は、はっきりいえばトシゴロの男子にとって性の対象でしかなく、パンチラ雑誌に載る彼女らの脚やブラ線に欲情しアンナコトコンナコトしていたってわけである。

クラスの女子を片っ端からオカズにしていくことには(多少の)罪悪感は覚えても、アイドルだったらぜんぜん平気。
あれだけの数が居るのだもの、ほっかほか弁当よりもオカズは豊富だぜ! って。

たぶん、そういうことを秋元康は最初から計算していた。
だからメンバーが飽きられないよう、ときどき新規加入者を投入していたのだ。

そういう意味で、このジジイはすごいな、助平だな、、、などと小学生の自分は感心したものである。
おまけに高井麻巳子を嫁にしてしまうのだからね、恨んでも恨み切れない? よねぇ。


CDが流通し始めるのは、自分が中学生になってから。
しかし我が家にミニコンポがやってくるのは、自分が高校1年生のときである。
だから中学の3年間は、「音楽を買う」といえばレコードだった。

この期間になにを買ったのかははっきりと覚えていないが、おニャン子への興味は中学入学と同時に薄れていったと記憶しているので、たぶん斉藤由貴と中森明菜、成龍映画のサウンドトラックとかを買っていたのだと思う。

コンポを手に入れた途端にそれらを処分してしまったが、残しておいてもよかったのにねぇ・・・。


つづく。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(89)』

コメント (2)
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