Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(44)パトリシア・アークウェット

2020-10-20 00:10:00 | コラム
~パトリシア・アークウェットのキャリア10傑~

コケティッシュな姉ロザンナ(61)のあとを追い、映画俳優デビューをしたパトリシア52歳。

両者とも人気を持続させているのも、脱ぎっぷりのよさもすごい、
妹さんのほうが「より」実験色の濃い映画に出がち、、、なのかな。


(1)『トゥルー・ロマンス』(93)

デビュー作ではないが、日本人にとっては「実質的な」ファースト・コンタクトの衝撃というか。

ピーチの味がするキスもいいが、ハイライトは、やっぱりこのシーン。


何度殴られても、ファック・ユーするところ格好いい!!


(2)『エド・ウッド』(94)

ティム・バートンの最高傑作。

史上最低の映画監督と評されたエドワード・ウッド・ジュニア(ジョニー・デップ)の奇天烈なイキザマを「まるごと」受け入れる最高のヒロインを好演。


(3)『救命士』(99)

スコセッシ×ニコラス・ケイジによる、サイケなニューヨーク狂騒曲。

主人公が安らかに眠ることが出来るのは、彼女の胸のなかだけ、、、なのだよなぁ。



(4)『ロスト・ハイウェイ』(97)

デヴィッド・リンチによるイカれたSF。
そう、SFでしょうこれは!!

パトリシアは黒髪/金髪のボディダブル的ヒロイン二役を演じ、エロスを振りまきまくる。




(5)『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)

12年間、断続的に撮影をつづけ少年の成長を追った、リチャード・リンクレイターによる意欲的な実験作。

主人公の母親を演じたパトリシアは、本作でオスカー助演賞を受賞。

離婚した元旦那を、イーサン・ホークが演じた。


(6)『スティグマータ 聖痕』(99)

宗教をからめたスリラーで、背景はよく分からないけれど充分楽しめたし怖かった。




(7)『インディアン・ランナー』(91)

ショーン・ペン初監督作。

ショートカットがキュートだけど、出産シーンは強烈でした。



(8)『ヒューマン・ネイチュア』(2001)

脚本チャーリー・カウフマン×監督ミシェル・ゴンドリーによるブラックコメディ。

パトリシアは「宇宙一毛深いおんな」を怪演する。


(9)『デブラ・ウィンガーを探して』(2002)

姉がメガホンを持った、映画業界における女性の地位を考察する長編ドキュメンタリー。


(10)『アメリカの災難』(96)

俊英デヴィッド・O・ラッセルが仕掛ける、一癖も二癖もあるロードムービー。

作品自体が不安定なので、主人公ベン・スティラーの妻を演じるパトリシアが顔を出すだけで、なんか安心する笑

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明日のコラムは・・・

『お肌よわよわ』
コメント
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