Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(45)ハル・ベリー

2020-10-25 00:10:00 | コラム
~ハル・ベリーのキャリア10傑~

LGBTの問題が急速に拡大するなか、人種の問題は停滞というより後退しつつさえあって、根深いなぁ、、、と思ったり。

オスカーの新基準とかも妙な話なんだけれどね、キャストやキャラクターに何割か非白人が含まれなければいけない―とか、どんな縛りなのかと。


身体能力の高いハル・ベリーは、アクション映画で重要なキャラクターを演じつつ、深刻な人種問題を突くシリアスな映画にも頻繁に顔を出す。

前者でのびのびとキャリアを築く、、、というのが理想だけれど、この現状だとしばらくはそうもいかなそう。


(1)『チョコレート』(2001)

大人の、ビターな恋愛映画(の傑作)。

刑務所で看守として働く孤独な男と、死刑囚の旦那を持つ女の出会い。



(2)『エグゼクティブ・デシジョン』(96)

いかにも活躍しそうな俳優さんが前半で死に・・・という展開が面白かったパニック・アクション。

ベリーはやっぱり、この手の映画にこそナチュラルにハマる。




(3)『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)

20作目のボンド映画。
ボンドはピアース・ブロスナン、ベリーはボンドガールとして登場。

しかし水着が似合うひとだなぁ。。。


(4)『ソードフィッシュ』(2001)

天才ハッカー(ヒュー・ジャックマン)が挑む、95億ドル強奪作戦を描くアクション。

ベリーは、強奪作戦を依頼する謎の女役。


(5)『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)

お利口なワンちゃんを従え、ウィックの元仲間としてクールに登場。




(6)『X-メン』(2000)

天候を操作することが出来るミュータント、ストームを演じる。


つまりは、天気の子だ。


(7)『ジャングル・フィーバー』(91)

異人種間(アフリカ系アメリカ人×イタリア系アメリカ人)での恋愛を描く、スパイク・リー監督作。

そして、ベリーのデビュー作。


(8)『悲しみが乾くまで』(2007)

寡作の俊英スサンネ・ビアの傑作、共演にベニチオ・デル・トロ。

夫を亡くしたヒロインと、夫の親友とのこころの交流を見つめる。


(9)『キングスマン: ゴールデン・サークル』(2017)

諜報機関「キングスマン」の活躍を描く、人気シリーズの第2作。

ベリーは、諜報員入りを熱望するジンジャーを好演。

やっぱりアクションに向いているのよね。


(10)『キャットウーマン』(2004)

ゴールデンラズベリー賞(ワースト賞)を受賞、通常は欠席する式典に「ポール・ヴァーホーベンと同様」きちんと出席したことで「逆に」評価が上がった珍作。



・・・いや、いうほどひどくないぞ?笑

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明日のコラムは・・・

『鬼だらけ、たまにはこういうこともいいよね』
コメント
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