71年6月5日生まれ・49歳。
東京出身。
公式サイト
上京して最初に買ったアイドルカレンダーが、中嶋朋子(なかじま・ともこ)さんでした。
90年代初頭は、すでにきちんとしたキャリアのある女優さんではあるものの「売り出しかたとしてはアイドルみたいな存在」だったのですよね。
高橋かおり・小島聖と「砂岡三人娘」なんて呼ばれていましたし。
ただ一般的には、いつまで経っても「黒板蛍ちゃん」なのだと思います。
この一家はそれぞれ、強烈なキャラクター性がありましたし。
それにより、学校ではひどいイジメに遭ったそうです。
「暗いヤツ」みたいな。
現在でも「蛍ちゃん」といってしまうひとは多いですが、そのイメージからよく脱却出来たと思います。
※助演で輝くタイプかな
<経歴>
広告でお馴染みの「劇団ひまわり」出身。
子役として、様々な「ヒロインの子ども時代」を演じる。
映画俳優デビュー作は、80年の『おさな妻』。
「ぎりぎり」の成人映画ですが、ヒロイン悦子の少女時代の回想シーンに登場します。
翌年、『北の国から』(フジテレビ)がスタートしてお茶の間の人気者に。
このシリーズは、2002年までつづきました。
いろいろありましたが、結婚してよかったなぁと感動したものです。
フィギュアスケートに打ち込む少女を熱演した『時計 Adieu I'Hiver』(86)、
『永遠の1/2』(87)、『四月怪談』(88)、
吉本ばななの人気小説を市川準が映画化、牧瀬里穂の魅力が炸裂した『つぐみ』(90)。
※つぐみを客観視出来るキャラクターを、朋子さんが演じたから成功したのですよ~
ダメな妹を幽霊の姉が支える『ふたり』(91)、
キュートな魅力を振りまいた『あさってDANCE』(91)では主演を務めていますが、
前述したように、基本的には助演で輝くタイプだと思います。
それでも珍作『パラサイト・イヴ』(97)のような作品は生まれてしまいますが苦笑、
『がんばっていきまっしょい』(98)とか、ヒロインを突き放すようなキャラクターを演じるのがほんとう巧いのですよね。
『ボクの、おじさん THE CROSSING』(2000)、『MPD-PSYCHO/FAKE』(2002)、『茶の味』(2004)、『ベロニカは死ぬことにした』(2006)、『あの空をおぼえてる』(2007)、
『太平洋の奇跡 ―フォックスと呼ばれた男―』(2011)、『東京家族』(2013)、『小さいおうち』(2014)、『家族はつらいよ』(2016)、『美しい星』(2017)、『家族はつらいよ2』(2017)、そして最新作は『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(2018)。
山田洋次の信頼を得て、いまでは立派な山田組の一員です。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(220)中条あやみ』
東京出身。
公式サイト
上京して最初に買ったアイドルカレンダーが、中嶋朋子(なかじま・ともこ)さんでした。
90年代初頭は、すでにきちんとしたキャリアのある女優さんではあるものの「売り出しかたとしてはアイドルみたいな存在」だったのですよね。
高橋かおり・小島聖と「砂岡三人娘」なんて呼ばれていましたし。
ただ一般的には、いつまで経っても「黒板蛍ちゃん」なのだと思います。
この一家はそれぞれ、強烈なキャラクター性がありましたし。
それにより、学校ではひどいイジメに遭ったそうです。
「暗いヤツ」みたいな。
現在でも「蛍ちゃん」といってしまうひとは多いですが、そのイメージからよく脱却出来たと思います。
※助演で輝くタイプかな
<経歴>
広告でお馴染みの「劇団ひまわり」出身。
子役として、様々な「ヒロインの子ども時代」を演じる。
映画俳優デビュー作は、80年の『おさな妻』。
「ぎりぎり」の成人映画ですが、ヒロイン悦子の少女時代の回想シーンに登場します。
翌年、『北の国から』(フジテレビ)がスタートしてお茶の間の人気者に。
このシリーズは、2002年までつづきました。
いろいろありましたが、結婚してよかったなぁと感動したものです。
フィギュアスケートに打ち込む少女を熱演した『時計 Adieu I'Hiver』(86)、
『永遠の1/2』(87)、『四月怪談』(88)、
吉本ばななの人気小説を市川準が映画化、牧瀬里穂の魅力が炸裂した『つぐみ』(90)。
※つぐみを客観視出来るキャラクターを、朋子さんが演じたから成功したのですよ~
ダメな妹を幽霊の姉が支える『ふたり』(91)、
キュートな魅力を振りまいた『あさってDANCE』(91)では主演を務めていますが、
前述したように、基本的には助演で輝くタイプだと思います。
それでも珍作『パラサイト・イヴ』(97)のような作品は生まれてしまいますが苦笑、
『がんばっていきまっしょい』(98)とか、ヒロインを突き放すようなキャラクターを演じるのがほんとう巧いのですよね。
『ボクの、おじさん THE CROSSING』(2000)、『MPD-PSYCHO/FAKE』(2002)、『茶の味』(2004)、『ベロニカは死ぬことにした』(2006)、『あの空をおぼえてる』(2007)、
『太平洋の奇跡 ―フォックスと呼ばれた男―』(2011)、『東京家族』(2013)、『小さいおうち』(2014)、『家族はつらいよ』(2016)、『美しい星』(2017)、『家族はつらいよ2』(2017)、そして最新作は『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(2018)。
山田洋次の信頼を得て、いまでは立派な山田組の一員です。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(220)中条あやみ』