~マギー・チャンのキャリア10傑~
身体のサディスト、成龍ジャッキー・チェン。
精神のサディスト、王家衛ウォン・カーワァイ。
このふたりから徹底的にいたぶられてキャリアを築いてきた香港の俳優、マギー・チャン(張曼玉)も56歳。
ふたりに影響を受け、いずれ監督業に進出するのでは? とにらんでいるのだけれども、まだそういう話は聞かないな~。
どえらいものを撮りそうな予感、、、しません??
(1)『花様年華』(2000)
王家衛、現時点における到達点。
この許されぬ恋を、誰が責められようか。
「別れ話」の予行演習をする展開に、涙が止まらなかった・・・。
(2)『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(85)
発進した直後のスクーターから(成龍により)転倒させられるアクションを披露。
これはもう、いじめですよ!笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/07/a377f0f030cd62a6a50f1fd33ce2eee4.jpg)
(3)『欲望の翼』(90)
王家衛、初期の佳作。
マギーも素晴らしいが、この映画を観る度、あぁレスリー・チャンもったいなかったなぁ、、、と切なくなる。
(4)『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』(88)
前作よりも深刻な内容ゆえ、あまり笑顔を見せないマギー。
眉間にしわをよせる表情が多く、ファンとして居ても立っても居られない感じがした。
(5)『ロアン・リンユィ 阮玲玉』(91)
25歳で自死した大女優、ロアンの伝記映画。
(成龍が製作総指揮を務めている)
映画ファンでも、これを観るまでロアンについて知らなかったひとも多かったのでは?
(6)『イルマ・ヴェップ』(96)
前夫オリヴィエ・アサヤスが監督した仏産映画。
ではあるが、マギーは「マギー本人」として出演している、いわゆるメタ映画の構造になっていて面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/cb/c60d8a0feabc41f6c2f946c2424d62f2.jpg)
(7)『クリーン』(2004)
再びアサヤスと組み、カンヌで主演賞を受賞。
孤独なヒロインの再生を熱演していて、見応え充分。
にも関わらず、日本公開は5年後だった。
待ち望んでいたのに、なんでじゃ?
(8)『宋家の三姉妹』(97)
チャーリー宋の娘として生まれた三姉妹、宋靄齢・宋慶齢・宋美齢を描いた大作。
マギーは慶齢役、ミシェール・ヨーが靄齢を、ヴィヴィアン・ウーが美齢を演じている。
孫文や蔣介石が出てきて、あぁこの時代か! と気づく自分。
中国史を知らな過ぎるなぁと痛感した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/26/fbea58c998876c63e548ad29eaa48b55.jpg)
(9)『プロジェクトA2 史上最大の標的』(87)
「裏のある」花売り娘を好演。
本コラムにて度々アップしている香港版の予告編だが、これ大好き。
映画制作の喜びに溢れているから。
(10)『2046』(2004)
『花様年華』の続編。
トニー・レオンのほかに、チャン・ツィイーやフェイ・ウォン、キムタクも出演。
しかし王家衛の映画なので、当然「分かり易い続編」にはなっていないのよ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『ぶりぶりぶりっこ』
身体のサディスト、成龍ジャッキー・チェン。
精神のサディスト、王家衛ウォン・カーワァイ。
このふたりから徹底的にいたぶられてキャリアを築いてきた香港の俳優、マギー・チャン(張曼玉)も56歳。
ふたりに影響を受け、いずれ監督業に進出するのでは? とにらんでいるのだけれども、まだそういう話は聞かないな~。
どえらいものを撮りそうな予感、、、しません??
(1)『花様年華』(2000)
王家衛、現時点における到達点。
この許されぬ恋を、誰が責められようか。
「別れ話」の予行演習をする展開に、涙が止まらなかった・・・。
(2)『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(85)
発進した直後のスクーターから(成龍により)転倒させられるアクションを披露。
これはもう、いじめですよ!笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/07/a377f0f030cd62a6a50f1fd33ce2eee4.jpg)
(3)『欲望の翼』(90)
王家衛、初期の佳作。
マギーも素晴らしいが、この映画を観る度、あぁレスリー・チャンもったいなかったなぁ、、、と切なくなる。
(4)『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』(88)
前作よりも深刻な内容ゆえ、あまり笑顔を見せないマギー。
眉間にしわをよせる表情が多く、ファンとして居ても立っても居られない感じがした。
(5)『ロアン・リンユィ 阮玲玉』(91)
25歳で自死した大女優、ロアンの伝記映画。
(成龍が製作総指揮を務めている)
映画ファンでも、これを観るまでロアンについて知らなかったひとも多かったのでは?
(6)『イルマ・ヴェップ』(96)
前夫オリヴィエ・アサヤスが監督した仏産映画。
ではあるが、マギーは「マギー本人」として出演している、いわゆるメタ映画の構造になっていて面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/cb/c60d8a0feabc41f6c2f946c2424d62f2.jpg)
(7)『クリーン』(2004)
再びアサヤスと組み、カンヌで主演賞を受賞。
孤独なヒロインの再生を熱演していて、見応え充分。
にも関わらず、日本公開は5年後だった。
待ち望んでいたのに、なんでじゃ?
(8)『宋家の三姉妹』(97)
チャーリー宋の娘として生まれた三姉妹、宋靄齢・宋慶齢・宋美齢を描いた大作。
マギーは慶齢役、ミシェール・ヨーが靄齢を、ヴィヴィアン・ウーが美齢を演じている。
孫文や蔣介石が出てきて、あぁこの時代か! と気づく自分。
中国史を知らな過ぎるなぁと痛感した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/26/fbea58c998876c63e548ad29eaa48b55.jpg)
(9)『プロジェクトA2 史上最大の標的』(87)
「裏のある」花売り娘を好演。
本コラムにて度々アップしている香港版の予告編だが、これ大好き。
映画制作の喜びに溢れているから。
(10)『2046』(2004)
『花様年華』の続編。
トニー・レオンのほかに、チャン・ツィイーやフェイ・ウォン、キムタクも出演。
しかし王家衛の映画なので、当然「分かり易い続編」にはなっていないのよ。
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明日のコラムは・・・
『ぶりぶりぶりっこ』