Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

オールタイム映画ベスト100 2020版(6)

2020-12-27 00:10:00 | コラム
~年末年始企画~

2020年、最後の週末です。

みなさん大掃除に精を出しているのかな、ちなみに自分は大晦日に向けて先走り、すでに上旬に掃除を終えています。

というわけで映画のオールタイムベスト100、今宵は51位~60位の発表です。


<51>『ゴーストワールド』(2001)

21世紀早々に出現した、スタンダードになり得る青春映画。




<52>『激突!』(71)

サービス精神と底意地の悪さ、両面を持つスピルバーグのすべてが詰まっている。


<53>『マルホランド・ドライブ』(2001)

なによりも感動的なのは、リンチのようなひとが「愛」を本気で信じている、、、ということ。




<54>『近松物語』(54)

鬼と評された溝口健二のサド演出により、長谷川一夫から最高の演技を引き出している。香川京子の美しさも絶品。


<55>『六月の蛇』(2002)

遅れてやってきた、「我々世代のための」ロマンポルノ。




<56>『巴里のアメリカ人』(51)

ジーン・ケリーの超絶技巧と、ため息しか出ない美術。ダンス映画の最高峰だと思う。


<57>『悪魔のシスター』(73)

シャム双生児による殺人なんてキワモノの極みだが、デ・パルマのマジックにより「ぎりぎりの線」でA級ミステリーになっている。すごい。




<58>『わが谷は緑なりき』(41)

ジョン・フォードから1本。あの時代、こんなに詩情豊かな物語を紡げる映画監督が居たことへの感動。


<59>『ウエスト・サイド物語』(61)

監督ふたり「分業作業」がこれほど功を奏した映画制作を、自分はほかに知らない。


<60>『愛を乞うひと』(98)

髪をすくうのが上手―そう褒められたことがうれしくて、彼女は大人になるまで生きることが出来たんだ。



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明日のコラムは・・・

『オールタイム映画ベスト100 2020版(7)』
コメント (1)
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