Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(314)吉高由里子

2022-03-08 02:39:48 | コラム
88年7月22日生まれ・33歳。
東京出身。

公式プロフィール


映画にテレビドラマにCMにと、じつにバランスよくキャリアを築いている吉高由里子(よしたか・ゆりこ)さん。

もちろん美人なんですけど「どこにでも居そう感」もあるというか、そこがよいのだと思います。


※Perfume×由里子さん



<経歴>

高校1年時にスカウトされ芸能界入り。

実質的な映画俳優デビュー作は、2006年の園子温監督作『紀子の食卓』。
主演は吹石一恵、美少女ウォッチャーはすでにこの時点で注目してましたかね。

『渋谷区円山町』(2007)、『転々』(2007)、『僕の彼女はサイボーグ』(2008)、『きみの友だち』(2008)、
そして金原ひとみによる芥川賞受賞作を蜷川幸雄が映画化した『蛇にピアス』(2008)で注目を浴びる。

当時も話題にはなりましたが、由里子さんの知名度が高くなる度に「再び」話題になるというか、ハダカになって頑張りましたもんね^^


率直にいって映画としては「やや」破綻していたと思うんです、身体を傷つけることによって生きる実感を抱く主題は、蜷川さんではなく塚本晋也や石井隆で観たかったかなぁ、、、と。

とはいえ由里子さんはこれをきっかけにキャリアが上向き…
『重力ピエロ』(2009)、
『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009)とその続編『カイジ2 人生奪回ゲーム』(2011)、
『すべては海になる』(2010)、
『GANTZ』(2011)とその続編『GANTZ PERFECT ANSWER』(2011)、
『婚前特急』(2011)、『探偵はBARにいる』(2011)、『ロボジー』(2012)、『ヒミズ』(2012)、『僕等がいた 前篇・後篇』(2012)などの話題作に連続出演。

2013年、『横道世之介』に出演。
現時点における代表作は、『ピアス』ではなく、こっちだと思います自分は。

驚くほど若い世代に支持されている青春映画の佳作です。


このグラビアは、このころかな。素敵ですね~^^


2014年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを演じる。


以降の映画作品に…
『真夏の方程式』(2013)、
『ユリゴコロ』(2017)、『検察側の罪人』(2018)、『きみの瞳が問いかけている』。


まだ30代前半。
これから、代表作と呼ばれるものが「ぼっこ、ぼっこ」と生まれていきそうです。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(315)吉永小百合』
コメント (4)
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