Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(316)芳根京子

2022-03-10 06:00:17 | コラム
97年2月28日生まれ・25歳。
東京出身。

公式サイト


熱心に日本映画を追いつづけているひとにはもうお馴染みですが、一般層への浸透は今後の飛躍にかかっている―芳根京子(よしね・きょうこ)さんは、そんな若手のひとりです。

NHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016)のヒロインを務めていますからね、そんなこともないような気がするんですけど、「跳ねる」までには至らなかった…そう思うんです。


※リトグリ×京子さん



<経歴>

中学時代にギラン・バレー症候群を発症、1年かけて克服する。
ギラン・バレー症候群とは簡単にいえば四肢に力が入らなくなる病気で、根神経炎のひとつです。

高校時代にスカウトされ芸能界入り。



映画俳優デビュー作は、2014年の『物置のピアノ』。
堂々の主演、3.11を背景にした青春映画です。


ももクロのメンバーを主軸にした青春映画の「大」傑作『幕が上がる』(2015)、
『向日葵の丘・1983年夏』(2015)、『先輩と彼女』(2015)、『64 ―ロクヨン―』の前編・後編(2016)、『心が叫びたがってるんだ。』(2017)、

映画ファンが注目を始めたのは『累 ―かさね―』(2018)あたりでしょうか、
土屋太鳳とのダブル主演、技ありの人気漫画―顔は醜いが卓越した演技力を持つ俳優が、キスをした相手と顔・声を入れ替えられる口紅を手に入れる―を原作にしたホラーでした。

『散り椿』(2018)、『居眠り磐音』(2019)、『今日も嫌がらせ弁当』(2019)、『記憶屋 あなたを忘れない』(2020)、

本年も『ファーストラヴ』(2021)、
俊英監督・石川慶による『Arc アーク』(2021)などで活躍、


最新作は、司馬遼太郎の原作を小泉堯史が手がける『峠 最後のサムライ』(本年公開予定)。


あらゆる若手さんにいっている気がしますが・・・
あとは、きちんと汚れ役を演じられるかどうかだと思います^^


次回のにっぽん女優列伝は、吉野公佳さんから。

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明日のコラムは・・・

『だまる日』
コメント (3)
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