Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(19)樹木希林

2022-09-05 00:10:00 | コラム
~樹木希林のキャリア10傑~

希林さんで特筆すべきことは、やはり・・・

ロッケンローラーの妻。
しかも、型破りなロッケンローラーであったにも関わらず、彼でさえ歯が立たなかった。

そして。
60年代から活動していたものの、映画にかぎっていえば、目覚ましい活躍をみせたのは「90年代以降」であるということ。

さらにいえば。
敢えて作品名は挙げないけれど・・・
出演作があきらかに失敗に終わった。はずなのに日本アカデミー賞にノミネートされたことに対し、堂々と異を唱える「勇気あるひと」でした。

ほんとう、惜しいひとを亡くしたよなぁ…!!


(1)『悪人』(2010)

殺人者の母親を演じる。
観ているものは、みんなバス運転手(モロ師岡)と同じ気持ちでしょう、負けちゃいけない。がんばって生きてくれって。



(2)『万引き家族』(2018)

あの家族の中心に居たのは、このひとだったのかも。
解体して以降、松岡茉優のキャラクターのこころが揺らぐのは、そういうことだもんね。


(3)『あん』(2015)

悪評が目立つ河瀬監督、でもこれは名作です。



(4)『海街diary』(2015)

ヒロインたちの大叔母を好演。
大竹しのぶ(三姉妹の母親)が激しめの演技なので、おさえた感じで。これがまた素晴らしい。


(5)『天城越え』(83)

出番は少ないが、いきなり夫(石橋蓮司)と取っ組み合いの喧嘩をしているので、けっこうなインパクト!


(6)『わが母の記』(2012)

文豪・井上靖による伝記を原田眞人が映画化、もちろん母役だが、その若い時代を内田也哉子(ノンクレジット)が演じているのにも注目したい。



(7)『いつかギラギラする日』(92)

ここでも石橋蓮司と夫婦役。
深作監督、わざとでしょうよ^^


(8)『モリのいる場所』(2018)

山﨑努と初共演を果たした佳作。



(9)『半落ち』(2004)

気のせいかな、こういう場面が多いひと。という印象が(^^;)



(10)『カポネ大いに泣く』(85)

渡米した浪曲師の活躍を描いた鈴木清順の大作、、、だが一般的には失敗作かな。

ラストの田中裕子のショットとか、個人的にはすごく好きなんだけれども。。。

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明日のコラムは・・・

『Macho Dragon』
コメント (4)
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