~岸恵子のキャリア10傑~
山田五十鈴と岸恵子―このふたりが、自分が考える「かっけー!」昭和の女優さんです。
90歳、メディア露出は「ほぼほぼゼロ」になってしまったけれど、どれだけ「かっけー!」ひとなのかは主演映画や著作に触れれば分かる。
オーバーアクティングとは真逆の演技スタイルも、とってもクールで素晴らしいですね。
(1)『おとうと』(60)
完璧なスタッフワークと最強のキャスティング。
傷ひとつない映画だと思う。
姉が気丈に振る舞い日常が再開するラスト、大好き!!
(2)『黒い十人の女』(61)
60年代の日本映画において、最もハイセンス。
毒とユーモアの配分も申し分なく、この映画が90年代に再評価されたのも頷ける。
(3)『雪国』(57)
川端康成の名作、最初の映画化で駒子を演じる。
相手役は池部良。
(4)『ザ・ヤクザ』(74)
脚本は日本大好きポール・シュレイダー、監督はシドニー・ポラック、共演ロバート・ミッチャム&高倉健による純然たる米映画。
どうなの?という展開もあるが、まぁハリウッドが見つめた日本だからね。。。
(5)『女の園』(54)
ウチのかーちゃん、大好きでした。
全寮制の女子大を舞台とした青春&政治の映画。
主演は高峰三枝子、共演に高峰秀子と久我美子、監督は木下恵介。
(6)『悪魔の手毬唄』(77)
金田一耕助シリーズの第2作目。
市川崑が、岸さんに全幅の信頼を寄せていたことが分かりますね^^
(7)『かあちゃん』(2001)
山本周五郎の小説を市川崑が映画化。
あまり評価されなかったと記憶するが、自分は好きです。
(8)『怪談』(65)
小林正樹の傑作。
岸さんは、雪女を熱演。
(9)『早春』(56)
小津、晩年の代表作。
常連ではなかった池部良と岸さんの演技により、とても新鮮な作品となった。
(10)『細雪』(83)
谷崎潤一郎の名作を映画化、とにかく映像美!に尽きる。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『あこがれのひと^^』
山田五十鈴と岸恵子―このふたりが、自分が考える「かっけー!」昭和の女優さんです。
90歳、メディア露出は「ほぼほぼゼロ」になってしまったけれど、どれだけ「かっけー!」ひとなのかは主演映画や著作に触れれば分かる。
オーバーアクティングとは真逆の演技スタイルも、とってもクールで素晴らしいですね。
(1)『おとうと』(60)
完璧なスタッフワークと最強のキャスティング。
傷ひとつない映画だと思う。
姉が気丈に振る舞い日常が再開するラスト、大好き!!
(2)『黒い十人の女』(61)
60年代の日本映画において、最もハイセンス。
毒とユーモアの配分も申し分なく、この映画が90年代に再評価されたのも頷ける。
(3)『雪国』(57)
川端康成の名作、最初の映画化で駒子を演じる。
相手役は池部良。
(4)『ザ・ヤクザ』(74)
脚本は日本大好きポール・シュレイダー、監督はシドニー・ポラック、共演ロバート・ミッチャム&高倉健による純然たる米映画。
どうなの?という展開もあるが、まぁハリウッドが見つめた日本だからね。。。
(5)『女の園』(54)
ウチのかーちゃん、大好きでした。
全寮制の女子大を舞台とした青春&政治の映画。
主演は高峰三枝子、共演に高峰秀子と久我美子、監督は木下恵介。
(6)『悪魔の手毬唄』(77)
金田一耕助シリーズの第2作目。
市川崑が、岸さんに全幅の信頼を寄せていたことが分かりますね^^
(7)『かあちゃん』(2001)
山本周五郎の小説を市川崑が映画化。
あまり評価されなかったと記憶するが、自分は好きです。
(8)『怪談』(65)
小林正樹の傑作。
岸さんは、雪女を熱演。
(9)『早春』(56)
小津、晩年の代表作。
常連ではなかった池部良と岸さんの演技により、とても新鮮な作品となった。
(10)『細雪』(83)
谷崎潤一郎の名作を映画化、とにかく映像美!に尽きる。
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明日のコラムは・・・
『あこがれのひと^^』