58年10月20日生まれ・63歳。
アメリカ出身。
出たてのころは「ヤカラ臭」が強かったモーテンセン、
じつはいまだって根っこは「それ系」だったりするのですが、『ロード・オブ・ザ・リング』のシリーズ(2001~2003)で頼れるアラゴルンを演じて映画ファンの注目度がグンとアップ、
役柄が広がったのでした。
※最もポピュラーな作品は、これでしょうね^^
<経歴>
けっして恵まれたデビューではなかった、、、ことが・・・
『スイング・シフト』(84)の出演場面はカット、名作『カイロの紫のバラ』(85)の出演場面もカット―という二連続悲劇で分かります( ノД`)
結局、ハリソン・フォード主演の佳作『刑事ジョン・ブック 目撃者』(85)が実質的な映画俳優デビュー作になりました。
『プリズン』(88)、『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲』(90)、『ヤングガン2』(90)を経た91年、ショーン・ペンの初監督作『インディアン・ランナー』の主人公役に抜擢。
ブルース・スプリングスティーンの「Highway Patrolman」から想を得た物語で、モーテンセンの存在感はなかなかのもの。
きっとこのあと、出てくるのだろうな・・・と映画ファンの誰もが思ったものですが、ここからちょっと伸び悩む。
あぁ懐かしの『ルビー・カイロ』(92)、
『カリートの道』(93)、『クリムゾン・タイド』(95)、『ある貴婦人の肖像』(96)、『アルビノ・アリゲーター』(96)、『デイライト』(97)・・・と並べてみても「えっ、どのひとが??」と分からないひとも多いと思うのです。
風向きが変わるのは、97年の『G.I.ジェーン』から。
デミ・ムーアをいじめ抜く曹長を好演し、つづく『ダイヤルM』(98)や『サイコ』(98)でも「おっ、モーテンセン久しぶりじゃん!」みたいな反応が数多く寄せられる。
ずっとやってたんだって!( ノД`)
そして2001年、『ロード・オブ・ザ・リング』に出演。
「二つの塔」(2002)「王の帰還」(2003)と連続公開されたことにより、とくに若い女性のハートをがっちりつかみました。
しかし、このひとの可能性はショーン・ペンが見出した「負」にあるのではないか―と考えたのがカナダの奇人クローネンバーグで、2005年に発表した『ヒストリー・オブ・バイオレンス』でモーテンセンを起用。
やっぱりそうだった!と確信したクロちゃんは2007年の『イースタン・プロミス』でも主演に迎えます。
この2本、ヘビィですがまちがいなく傑作です。
『善き人』(2008)、『ザ・ロード』(2009)、『危険なメソッド』(2011)、『オン・ザ・ロード』(2012)、『はじまりへの旅』(2016)、
オスカー作品賞受賞作『グリーンブック』(2018)ではLサイズのピザを折りたたんで喰ってしまう怪演、
2020年には『フォーリング 50年間の想い出』で監督デビューも果たし、不遇だった若いころが嘘のようですね^^
最新作は、まもなく公開の『13人の命』(2022)。
2018年にタイで発生した「タムルアン洞窟の遭難事故」を映画化した、ロン・ハワード監督作です。
こりゃ期待出来ますな!!
次回の列伝は、ウィリアム・H・メイシーさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『毎日が誕生日^^』
アメリカ出身。
出たてのころは「ヤカラ臭」が強かったモーテンセン、
じつはいまだって根っこは「それ系」だったりするのですが、『ロード・オブ・ザ・リング』のシリーズ(2001~2003)で頼れるアラゴルンを演じて映画ファンの注目度がグンとアップ、
役柄が広がったのでした。
※最もポピュラーな作品は、これでしょうね^^
<経歴>
けっして恵まれたデビューではなかった、、、ことが・・・
『スイング・シフト』(84)の出演場面はカット、名作『カイロの紫のバラ』(85)の出演場面もカット―という二連続悲劇で分かります( ノД`)
結局、ハリソン・フォード主演の佳作『刑事ジョン・ブック 目撃者』(85)が実質的な映画俳優デビュー作になりました。
『プリズン』(88)、『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲』(90)、『ヤングガン2』(90)を経た91年、ショーン・ペンの初監督作『インディアン・ランナー』の主人公役に抜擢。
ブルース・スプリングスティーンの「Highway Patrolman」から想を得た物語で、モーテンセンの存在感はなかなかのもの。
きっとこのあと、出てくるのだろうな・・・と映画ファンの誰もが思ったものですが、ここからちょっと伸び悩む。
あぁ懐かしの『ルビー・カイロ』(92)、
『カリートの道』(93)、『クリムゾン・タイド』(95)、『ある貴婦人の肖像』(96)、『アルビノ・アリゲーター』(96)、『デイライト』(97)・・・と並べてみても「えっ、どのひとが??」と分からないひとも多いと思うのです。
風向きが変わるのは、97年の『G.I.ジェーン』から。
デミ・ムーアをいじめ抜く曹長を好演し、つづく『ダイヤルM』(98)や『サイコ』(98)でも「おっ、モーテンセン久しぶりじゃん!」みたいな反応が数多く寄せられる。
ずっとやってたんだって!( ノД`)
そして2001年、『ロード・オブ・ザ・リング』に出演。
「二つの塔」(2002)「王の帰還」(2003)と連続公開されたことにより、とくに若い女性のハートをがっちりつかみました。
しかし、このひとの可能性はショーン・ペンが見出した「負」にあるのではないか―と考えたのがカナダの奇人クローネンバーグで、2005年に発表した『ヒストリー・オブ・バイオレンス』でモーテンセンを起用。
やっぱりそうだった!と確信したクロちゃんは2007年の『イースタン・プロミス』でも主演に迎えます。
この2本、ヘビィですがまちがいなく傑作です。
『善き人』(2008)、『ザ・ロード』(2009)、『危険なメソッド』(2011)、『オン・ザ・ロード』(2012)、『はじまりへの旅』(2016)、
オスカー作品賞受賞作『グリーンブック』(2018)ではLサイズのピザを折りたたんで喰ってしまう怪演、
2020年には『フォーリング 50年間の想い出』で監督デビューも果たし、不遇だった若いころが嘘のようですね^^
最新作は、まもなく公開の『13人の命』(2022)。
2018年にタイで発生した「タムルアン洞窟の遭難事故」を映画化した、ロン・ハワード監督作です。
こりゃ期待出来ますな!!
次回の列伝は、ウィリアム・H・メイシーさんから。
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明日のコラムは・・・
『毎日が誕生日^^』