~松坂慶子のキャリア10傑~
松坂慶子さん71歳、
映画の代表作もいくつかありますが、俳優としてよりもまず『愛の水中花』なのだなぁ!!
名曲よねぇ、ドラマ(79、TBS)は観てないのだけれど。。。
大映専属俳優として本格デビューを果たしたのが18歳、
※こちらのグラビアは、もう少し経ってからですね
このころの慶子さんは知らなかったけれど・・・こりゃ、リアルタイムで触れていたら熱狂的なファンになっていたかも^^
(1)『死の棘』(90)
島尾敏雄の私小説―著者の浮気により妻ミホが病んでいく―を小栗康平が「冷徹に」映画化、岸部一徳にとっても、慶子さんにとっても、さらには小栗監督にとっても現時点における最高傑作となった。
(2)『蒲田行進曲』(82)
一般的には、こっちでしょうね。
銀ちゃん!
あんたー!!
(3)『わるいやつら』(80)
悪徳医師の生きざまを鮮やかに濃ゆく描く、松本清張の佳作を野村芳太郎が演出。
慶子さんは、主人公に見初められる新進デザイナーの役。
(4)『火宅の人』(86)
映画キャリアの中期は深作欣二と組むことが多く、これもそんな一本。
原作は檀一雄の最大のヒット作、私小説とされてはいるものの(息子の)檀太郎はそれを否定している。
(5)『上海バンスキング』(84)
「ドンパチ(戦争)やるよりブンチャカ(音楽)やろうよ」
『蒲田行進曲』再び!という流れのスタジオが持ち込んだ企画だったのだろうが、深作調が出し難かったのか「う~ん…」と思ってしまう展開も少なくない。
元は戯曲なので、映像との相性もあるのでしょう。
ただ、音楽と慶子さん×志穂美悦子の演技は堪能出来ます。
(6)『事件』(78)
日本推理作家協会賞を受賞した傑作小説(原作・大岡昇平)を新藤兼人の脚本、野村芳太郎の演出で映画化。
慶子さんは、殺人事件の被害者・坂井ハツ子役。
(7)『五番町夕霧楼』(80)
三島の「超絶」大傑作『金閣寺』のアンサーとして、水上勉が著した原作を山根成之が映画化。
慶子さんが、艶っぽくて艶っぽくて。
(8)『カタクリ家の幸福』(2002)
歌えるふたり(沢田研二×慶子さん)を主演に置き、韓国産の『クワイエット・ファミリー』(98)をミュージカル風にリメイクしてみせた。
このあたりのアイデアは、さすが三池崇史だなぁ!と。
(9)『キネマの天地』(86)
映画としては「う~む。。。」なのだが、『蒲田行進曲』にもコッチにも出ているのが面白いなぁと思って。
そんな慶子さんは、岡田嘉子をモデルとした川島澄江役。
(10)『華の乱』(88)
深作欣二の超大作で、吉永小百合が与謝野晶子を、松田優作が有島武郎を、風間杜夫がアナーキスト大杉栄を演じた文芸映画。
あまり評価されていないけれど、好きなんですよ熱くて。
慶子さんは舞台俳優役で、あくまでも「特別出演」枠なのだけれど、ちゃんとインパクトは残します。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『ケーキ・鶏肉・鍋・肉肉肉、、、だったから(^^;)』
松坂慶子さん71歳、
映画の代表作もいくつかありますが、俳優としてよりもまず『愛の水中花』なのだなぁ!!
名曲よねぇ、ドラマ(79、TBS)は観てないのだけれど。。。
大映専属俳優として本格デビューを果たしたのが18歳、
※こちらのグラビアは、もう少し経ってからですね
このころの慶子さんは知らなかったけれど・・・こりゃ、リアルタイムで触れていたら熱狂的なファンになっていたかも^^
(1)『死の棘』(90)
島尾敏雄の私小説―著者の浮気により妻ミホが病んでいく―を小栗康平が「冷徹に」映画化、岸部一徳にとっても、慶子さんにとっても、さらには小栗監督にとっても現時点における最高傑作となった。
(2)『蒲田行進曲』(82)
一般的には、こっちでしょうね。
銀ちゃん!
あんたー!!
(3)『わるいやつら』(80)
悪徳医師の生きざまを鮮やかに濃ゆく描く、松本清張の佳作を野村芳太郎が演出。
慶子さんは、主人公に見初められる新進デザイナーの役。
(4)『火宅の人』(86)
映画キャリアの中期は深作欣二と組むことが多く、これもそんな一本。
原作は檀一雄の最大のヒット作、私小説とされてはいるものの(息子の)檀太郎はそれを否定している。
(5)『上海バンスキング』(84)
「ドンパチ(戦争)やるよりブンチャカ(音楽)やろうよ」
『蒲田行進曲』再び!という流れのスタジオが持ち込んだ企画だったのだろうが、深作調が出し難かったのか「う~ん…」と思ってしまう展開も少なくない。
元は戯曲なので、映像との相性もあるのでしょう。
ただ、音楽と慶子さん×志穂美悦子の演技は堪能出来ます。
(6)『事件』(78)
日本推理作家協会賞を受賞した傑作小説(原作・大岡昇平)を新藤兼人の脚本、野村芳太郎の演出で映画化。
慶子さんは、殺人事件の被害者・坂井ハツ子役。
(7)『五番町夕霧楼』(80)
三島の「超絶」大傑作『金閣寺』のアンサーとして、水上勉が著した原作を山根成之が映画化。
慶子さんが、艶っぽくて艶っぽくて。
(8)『カタクリ家の幸福』(2002)
歌えるふたり(沢田研二×慶子さん)を主演に置き、韓国産の『クワイエット・ファミリー』(98)をミュージカル風にリメイクしてみせた。
このあたりのアイデアは、さすが三池崇史だなぁ!と。
(9)『キネマの天地』(86)
映画としては「う~む。。。」なのだが、『蒲田行進曲』にもコッチにも出ているのが面白いなぁと思って。
そんな慶子さんは、岡田嘉子をモデルとした川島澄江役。
(10)『華の乱』(88)
深作欣二の超大作で、吉永小百合が与謝野晶子を、松田優作が有島武郎を、風間杜夫がアナーキスト大杉栄を演じた文芸映画。
あまり評価されていないけれど、好きなんですよ熱くて。
慶子さんは舞台俳優役で、あくまでも「特別出演」枠なのだけれど、ちゃんとインパクトは残します。
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明日のコラムは・・・
『ケーキ・鶏肉・鍋・肉肉肉、、、だったから(^^;)』