Cape Fear、in JAPAN

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日本女優別10傑(93)松坂慶子

2024-01-10 00:10:00 | コラム
~松坂慶子のキャリア10傑~

松坂慶子さん71歳、
映画の代表作もいくつかありますが、俳優としてよりもまず『愛の水中花』なのだなぁ!!


名曲よねぇ、ドラマ(79、TBS)は観てないのだけれど。。。

大映専属俳優として本格デビューを果たしたのが18歳、
※こちらのグラビアは、もう少し経ってからですね


このころの慶子さんは知らなかったけれど・・・こりゃ、リアルタイムで触れていたら熱狂的なファンになっていたかも^^


(1)『死の棘』(90)

島尾敏雄の私小説―著者の浮気により妻ミホが病んでいく―を小栗康平が「冷徹に」映画化、岸部一徳にとっても、慶子さんにとっても、さらには小栗監督にとっても現時点における最高傑作となった。



(2)『蒲田行進曲』(82)

一般的には、こっちでしょうね。

銀ちゃん!
あんたー!!



(3)『わるいやつら』(80)

悪徳医師の生きざまを鮮やかに濃ゆく描く、松本清張の佳作を野村芳太郎が演出。
慶子さんは、主人公に見初められる新進デザイナーの役。


(4)『火宅の人』(86)

映画キャリアの中期は深作欣二と組むことが多く、これもそんな一本。
原作は檀一雄の最大のヒット作、私小説とされてはいるものの(息子の)檀太郎はそれを否定している。


(5)『上海バンスキング』(84)

「ドンパチ(戦争)やるよりブンチャカ(音楽)やろうよ」


『蒲田行進曲』再び!という流れのスタジオが持ち込んだ企画だったのだろうが、深作調が出し難かったのか「う~ん…」と思ってしまう展開も少なくない。
元は戯曲なので、映像との相性もあるのでしょう。

ただ、音楽と慶子さん×志穂美悦子の演技は堪能出来ます。


(6)『事件』(78)

日本推理作家協会賞を受賞した傑作小説(原作・大岡昇平)を新藤兼人の脚本、野村芳太郎の演出で映画化。

慶子さんは、殺人事件の被害者・坂井ハツ子役。


(7)『五番町夕霧楼』(80)

三島の「超絶」大傑作『金閣寺』のアンサーとして、水上勉が著した原作を山根成之が映画化。

慶子さんが、艶っぽくて艶っぽくて。



(8)『カタクリ家の幸福』(2002)

歌えるふたり(沢田研二×慶子さん)を主演に置き、韓国産の『クワイエット・ファミリー』(98)をミュージカル風にリメイクしてみせた。

このあたりのアイデアは、さすが三池崇史だなぁ!と。



(9)『キネマの天地』(86)

映画としては「う~む。。。」なのだが、『蒲田行進曲』にもコッチにも出ているのが面白いなぁと思って。

そんな慶子さんは、岡田嘉子をモデルとした川島澄江役。


(10)『華の乱』(88)

深作欣二の超大作で、吉永小百合が与謝野晶子を、松田優作が有島武郎を、風間杜夫がアナーキスト大杉栄を演じた文芸映画。

あまり評価されていないけれど、好きなんですよ熱くて。

慶子さんは舞台俳優役で、あくまでも「特別出演」枠なのだけれど、ちゃんとインパクトは残します。

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明日のコラムは・・・

『ケーキ・鶏肉・鍋・肉肉肉、、、だったから(^^;)』
コメント (2)
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