Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(489)

2024-01-24 02:33:43 | コラム
まん「が」→「が」んたい

唐突ですが・・・
バラエティ番組などで「ハゲ」で笑いを取るの、好きじゃないです。

べつにルッキズムや差別どうのこうのじゃなく、単に面白いと思えない。笑えない。

お辞儀して「ハゲとるやないかいっ!」で、そんなに面白いかなぁ、、、と。


劣っている「と、されている」ことを、笑いに昇華しよう―ってことなのでしょうが、べつの価値観を提示して格好いい!と思わせるほうが知性的だし創造性に溢れているんじゃね?

その点、眼帯(eyepatch)を装着したキャラクターって「眼になんらかの問題を抱えている」はずなのに、格好いい!と思わせてくれるから好き。

古くは伊達政宗、映画人ならフリッツ・ラング、タレントさんだと初期のタモリ…

アニメとかだと丹下段平あたりか。

当然、映画にも数多くの眼帯キャラが居て。
敢えて「義眼」を強調する、ビル・"ザ・ブッチャー"・カッティング(ダニエル・デイ=ルイス…ギャング・オブ・ニューヨーク)みたいな例外も居るけれど・・・


以下、映画のなかの印象的な眼帯キャラ5選。


①ルビー・マクナット…『スモーク』(95)

主人公カイテルの元嫁として登場、出番は僅かながらビッグインパクトを残す。



②スネーク・プリスキン…『ニューヨーク1997』(81)

アンチヒーローのいでたちとして完璧!



③クラウス・フォン・シュタウフェンベルク…『ワルキューレ』(2008)

それでも少し「スパイ風」な感じがするトムさんなのでした(^^;)(^^;)



④エル・ドライバー…『キル・ビル Vol.1』(2003)

デカいダリル・ハンナが白衣を着て「なおかつ」眼帯をしている、タダモノでない感じが満点。



⑤ルースター・コグバーン…『勇気ある追跡』(69)

伝説のガンマン、それに相応しいアイコンとして機能しています^^



あすのしりとりは・・・
がんた「い」→「い」まむらしょうへい。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(490)』
コメント
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