~南果歩のキャリア10傑~
乳がんや前夫とのアレヤコレヤ、本業以外のことで騒がれることの多い果歩さんも還暦。
可憐なヒロインを演じることが多かったのに、いまでは生きることに執着する強い女性を演じるように―自分が映画好きになったころにデビューを飾ったひとなので、個人的に思い入れが強いです。
(1)『葛城事件』(2016)
子どもが事件を起こしただけで辛いのに、夫にも苦しめられ…。
みなさん大熱演、もっと多くのひとに観てほしい傑作。
(2)『TOMORROW 明日』(88)
黒木和雄による、戦争レクイエム三部作の第1作目。
「あの日」の前日を丹念に描き、胸に迫るものがあります。
果歩さんは、花嫁を演じる。
(3)『さよなら歌舞伎町』(2015)
ラブホテルの日常を切り取る群像劇。
清掃員を演じる果歩さんは、自分が働いていたラブホに研修を受けに来ましたよ^^
(4)『せんせい』(89)
山城新伍の初監督作。
さすがに巧い創りだが、観たいと思ったきっかけは果歩さんでしたね。
(5)『伽耶子のために』(84)
小栗康平の監督デビュー作であり、果歩さんの俳優デビュー作でもあって。
とにかく、とにかく可憐だった。
(6)『エンジェル・ダスト』(94)
石井聰亙、10年ぶりの長編。
ちょっと空回りしている感もあるが、果歩さん新境地を目指すべく頑張ってます。
(7)『海炭市叙景』(2010)
じつは映画との相性がよい作家・佐藤泰志を原作とする群像劇。
竹原ピストルを起用するあたり、キャスティングの妙が光った。
(8)『いちばんきれいな水』(2006)
古屋兎丸の漫画を加藤ローサの主演で映画化。
ローサちゃんってスクリーン映えする子だと思うんだけどね、なんかいろいろもったいない。
(9)『夢見通りの人々』(89)
松竹伝統の喜劇だが、どうよ、このキャスティングの渋さは!笑
(10)『漂流教室』(87)
楳図かずおによる傑作漫画の映画化だが、大林宣彦らしさはあまり感じられず、監督本人も「請負だったから職人に徹した」と発言。
正直、おもしろくない。
でも同時上映の成龍映画を繰り返し観たいがために、日に3度も鑑賞。
おもしろくないのに、よく覚えているのであった(^^;)(^^;)(^^;)
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『壮大な喧嘩こそ見たかったのだが。。。』
乳がんや前夫とのアレヤコレヤ、本業以外のことで騒がれることの多い果歩さんも還暦。
可憐なヒロインを演じることが多かったのに、いまでは生きることに執着する強い女性を演じるように―自分が映画好きになったころにデビューを飾ったひとなので、個人的に思い入れが強いです。
(1)『葛城事件』(2016)
子どもが事件を起こしただけで辛いのに、夫にも苦しめられ…。
みなさん大熱演、もっと多くのひとに観てほしい傑作。
(2)『TOMORROW 明日』(88)
黒木和雄による、戦争レクイエム三部作の第1作目。
「あの日」の前日を丹念に描き、胸に迫るものがあります。
果歩さんは、花嫁を演じる。
(3)『さよなら歌舞伎町』(2015)
ラブホテルの日常を切り取る群像劇。
清掃員を演じる果歩さんは、自分が働いていたラブホに研修を受けに来ましたよ^^
(4)『せんせい』(89)
山城新伍の初監督作。
さすがに巧い創りだが、観たいと思ったきっかけは果歩さんでしたね。
(5)『伽耶子のために』(84)
小栗康平の監督デビュー作であり、果歩さんの俳優デビュー作でもあって。
とにかく、とにかく可憐だった。
(6)『エンジェル・ダスト』(94)
石井聰亙、10年ぶりの長編。
ちょっと空回りしている感もあるが、果歩さん新境地を目指すべく頑張ってます。
(7)『海炭市叙景』(2010)
じつは映画との相性がよい作家・佐藤泰志を原作とする群像劇。
竹原ピストルを起用するあたり、キャスティングの妙が光った。
(8)『いちばんきれいな水』(2006)
古屋兎丸の漫画を加藤ローサの主演で映画化。
ローサちゃんってスクリーン映えする子だと思うんだけどね、なんかいろいろもったいない。
(9)『夢見通りの人々』(89)
松竹伝統の喜劇だが、どうよ、このキャスティングの渋さは!笑
(10)『漂流教室』(87)
楳図かずおによる傑作漫画の映画化だが、大林宣彦らしさはあまり感じられず、監督本人も「請負だったから職人に徹した」と発言。
正直、おもしろくない。
でも同時上映の成龍映画を繰り返し観たいがために、日に3度も鑑賞。
おもしろくないのに、よく覚えているのであった(^^;)(^^;)(^^;)
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明日のコラムは・・・
『壮大な喧嘩こそ見たかったのだが。。。』