Cape Fear、in JAPAN

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セール(繁忙期)で死にそうなので逃げのコラム(^^;)⑦ いつか観返したい「超」長編映画

2024-10-25 00:10:00 | コラム
第七夜…『1900年』(76)

『タクシードライバー』や『キャリー』、さらには『ロッキー』も『愛のコリーダ』も76年の映画―この年は映画史的にとってもとっても重要なのだが、
ベルトリッチの最高傑作であろうこの映画もまた、76年発表のものなのだった!!

日本公開は、なぜか82年になってから、、、なのだけれどもね。

デ・ニーロとジェラール・ドパルデューが共演、さらにヒロインは美しさが別格級のドミニク・サンダ。

階層のちがうふたりの男の生き様を描きつつ、近代イタリア史を俯瞰する…という物語が120分で収められるはずもなく、ノーカット版は316分。

きのうの『ハッピーアワー』と1分ちがい!!

ヴィットリオ・ストラーロによる映像やモリコーネの名曲などなど語りがいのある作品だが、
面白いなぁと思うのは、四ヵ国の合作(イタリア・フランス・西ドイツ・アメリカ)でありながら、出資はほぼアメリカ(ユナイテッド・アーティスツ、パラマウント映画、20世紀フォックス)であること。

いまでは無理でしょうね、当時のハリウッドの潤沢な資金といったら!!




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明日のコラムは・・・

『セール(繁忙期)で死にそうなので逃げのコラム(^^;)⑧ いつか観返したい「超」長編映画』
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