Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(26)

2024-10-27 00:10:00 | コラム
「お」から選択…本日は「『オオカミ』が出てくる作品」

間近に居たらそりゃ怖いかもしれないけれど、ある一定の距離から眺める狼は(オスメス無関係に)凛々しくて格好いいなと。

ヒトは狼に対し、「生物的に」だけでなく、ちょっとした畏怖の念を覚えているのかも…と思うのは、物語世界における立ち位置にあります。


①音楽『狼になりたい』(79)…中島みゆき

このシリーズで何遍登場するのでしょう、
自分、みゆきさんがそーとー好きみたいです^^

♪買ったばかりのアロハは、どしゃ降り雨でよれよれ
まぁいいさ、この女の化粧も同じようなもんだ 狼になりたい ♪


②映画『狼たちの午後』(75)…シドニー・ルメット×アル・パチーノ

銀行強盗に、入ってはみたけれど。。。

原題は『DOG DAY AFTERNOON』、しかしこれは「狼」でも「犬」でもなく、直訳すると「初夏の日の午後」。

思いっ切り誤訳な感じがしますが、物語にはバシッとハマっていて悪くないと思うのです。



③ロックバンド『MAN WITH A MISSION』(2010~)

「狼でイメージするのは?」といったら、若い子の多くはこのひとたちと答えるのでは?



④映画『狼たちの街』(96)…リー・タマホリ

男っくさい物語のなかで、ジェニファー・コネリーとメラニー・グリフィスの艶っぽさが光る。



⑤小説『蒼き狼』(59)…井上靖

初代ハーンのチンギス・カンを描いた歴史小説。

自分にとっての初・井上靖だった、、、って、渋いでしょ?(^^;)


⑥音楽『狼なんか怖くない』(78)…石野真子×阿久悠×吉田拓郎

初々しいですなぁ、あらためて聴くと、このあとにワンサカ出てくるアイドル歌手より、ぜんぜんちゃんと?歌が出来ている気がします。



⑦映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(90)…ケビン・コスナー

ヤケッパチになった主人公像と、このタイトルの由来を思いついた時点で、この映画の成功は確定していたのかもしれない。



⑧童話『赤ずきん』(1697~)

いろんな改変があったうえでの、グリム童話版なのだった…が、自分が触れたものと現代のものとでは、また変化が生じているようで…??


⑨映画『狼の血族』(84)…ニール・ジョーダン

少女の性的成長を狼の生態になぞらえた快作、

とにかくこの女の子がいいんだ!!



⑩小説『狼王ロボ』(1898)…アーネスト・トンプソン・シートン



シートンは作家ではなく博物学者です。
でも抜群のストーリーテリングで、一気に読ませる。

たしか父親が『奇巌城』とこの本を2冊買い与えてくれて、そこから読書の楽しさを覚えていったのだったか…^^

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明日のコラムは・・・

『映画系音楽系文学系あいうえお10選(27)』
コメント (2)
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