Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(39)

2025-01-25 00:10:00 | コラム
「く」から選択…「『首・クビ』が印象的な作品」

本日は同じ読みで、まったくちがうもの―そうともいえないか―その双方を候補とします。

中居くん引退のニュースは各メディアで取り上げられています。
騒動の全体像は未だ見えていないので細かいことへの言及は避けますが、彼が引退を決意した大きな要因のひとつはレギュラー番組が次々と消滅していったから、、、と捉えて問題ないでしょう。

降板というと聞こえはよい?かもしれませんが、いってしまえばクビってわけで。

あんたは要らないよ。
あるいは、
責任とってね。

なかなかのダメージ。

さて。
自分も、クビをいい渡されたことが「何度か」あります。

あんたは要らないよ。
あるいは、
責任とってね。

うん、その両方ありました。
経営難による人員削減と、自分がやらかしたことによる懲罰と。

後者は反省するほかないですが、
前者の場合は堪えます。
自分が、いかに役立たずであるかを痛感させられるのですから。

あれ、自分のほうが古株で仕事が出来るはずなのに、自分クビでAくん残るの?みたいな。

その夜は、荒れたものです、、、(^^;)


①映画『首』(2023)…北野武

武流の本能寺の変。

首にこだわっている物語を壊すエンディングは大好きだし、ところどころハッとはさせてくれるのだけれど、殺陣場面でもっと武イズムを観たかったかな。

とはいえ。
最も残念なのは、最初にオフィス北野のロゴが出現しないところ。
そう、すでに「なくなった」事務所であり、この映画は東宝作品なのでした。



②音楽『首。』(97)…Cocco

いかにもCoccoらしい、激情型の歌。



③映画『ガルシアの首』(74)…サム・ペキンパー

トップ画像。
サム・ペキンパーの最高傑作かと。

貧困から抜け出すために、ピアノ弾きのベニーが賞金稼ぎとなり、標的「ガルシア」の遺体を探し彷徨う渋い、渋過ぎる物語…だが、こんな映画で人生の縮図を見せられた気持ちになるのだから、やっぱりペキンパーは最高の映画監督だよ。


④絵画『ホロフェルネスの首を持つユディト』(1530前後)…ルーカス・クラナッハ

『旧約聖書』外典の「ユディト記」で描かれる、イスラエルの町べトゥリアを救った女性ユディトがモデル。

日本でいう『山椒大夫』の、ほんとうのエンディングみたいなものかな。
ちがうか(^^;)(^^;)



⑤音楽『首のない天使』(2024)…女王蜂

最近よく目にする耳にする、女王蜂の快作。


⑥映画『フィラデルフィア』(93)…ジョナサン・デミ×トム・ハンクス

HIV感染を疑われ不当に解雇された弁護士(トム・ハンクス)が、自身の名誉回復のために裁判を起こす。

痩せ細っていくハンクスの演技が、とにかく胸を打ちました。



⑦アニメーション『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)…水木しげる×東映アニメーション

ろくろ首「ろく子」(六子)は、なんだかとってもセクシー。
というか、猫娘もちょっとエッチな感じだし、このアニメシリーズはそこがポイントだったのかも。。。



⑧音楽『花の首飾り』(68)…ザ・タイガース

かーちゃんが好きでした^^



⑨漫画『忘却の首と姫』(2012~2014)…惣司ろう



「首」は「しるし」と読ませます。

じつは作者の訃報で知った作品。

癌の闘病と同時進行で描かれていましたが、作者の急死により作品は未完!


⑩玩具『赤べこ』

福島産の郷土玩具。


かわゆいよね^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『あなたがわたしにくれたもの♪』
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