UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

オニヤンマ。

2015年06月21日 | 日記

今朝のこと。

朝食後、出勤前の夫が、ベランダに出てタバコを吸いながら植木をチェックしていたとき、

「こっちに来て!早く!」と呼ぶので出てみたところ、

なんと、大きなトンボ。

それも、この色に柄。

慌ててカメラを取り何枚か撮った。

「虫がいるところに飛んできたのか、食む音が聞こえたんよ」と夫。

消化中なのか、ピクリとも動かず撮られるにまかせていた。

いったい何トンボなのかパソコンで調べてみた。

オニヤンマ、らしい。

名前は聞いたことはあるが、今まで一度も見たことはなかった。

黒地に鮮やかな黄色の縞目に、これまた朝日を受けて光り輝く緑色は目なのか。

黒く薄い翅は、まるで呂の着物のようである。

パソコンから戻ったら、もういなくなっていたが楽しませてもらった。


カープ観戦。

2015年06月03日 | 日記

今年のカープは、ぜったい優勝まちがいなし、なんて開幕前には大騒ぎしていたけれど、いざ始まってみればなんのその…。

最下位をどこにも明け渡さない覚悟が出来上がっている。

今週から始まったセ・パ交流戦、日本ハムとのゲームのチケットを夫の仕事の関係先から頂いた、それもSS席!

 

去年はライト側外野席ばかり(これも全部いただきもの)で、さすがに遠くて見えない、球は滅多に飛んで来ない、選手のお尻ばかり見える、だった。応援はノリノリで楽しかったけど。

前もって大体の席の位置を調べたら、なんかイイんじゃない?とワクワク。

が、しかし、昨日は天気予報では夕方から雨。

予報通り3時過ぎくらいから風が出て、どんよりしてきたが、夫は早めに帰宅、着替えて芸備線で広島駅へと向かった。

缶ビールなどは持ち込めないので、保冷バッグで持ってきた500ml3缶を貰った紙コップに移し入場、なんとその席はバックネット裏で、しかも上は中継席があるのか屋根になっている。

何だか大きい選手がいると思ったらエルドレッド、がっちり体型の田中、大好きな菊池は思ってた以上に小さくてほっそり、丸にいたっては大きなお尻と太ももにびっくり、とそんな選手のカラダばかりが目につくオバチャン丸出し観戦。

今日はマエケンは調子いいよ~なんて夫も入れ替えたビールをじゃんじゃん飲み干し、私は妹から借りた「応援用バット」でカチカチ。

もしかしたら日ハムの大谷が出てくるかも?と期待していたら、なんと代打で登場、ビールのせいで夫はトイレに行ったり来たりで見られなかったんだけど(笑)

 

ここは「立ったり座ったり」がないからゆっくり見られるね~なんて言ってるうち雨がじゃんじゃん降り始め、ほとんどの席ではほぼ全員真っ赤のポンチョで雨除け。

私たちの席は雨なんかまったく関係なしで、勝ってる試合を見る楽しさを味わっているうちにあの魔の9回が・・・。

なんでマエケン替えたかな~?まさかの押し出し、ヒットで5点入れられ大逆転のボロ負けで、途中カッパ着て頑張ってたお客さんもゾロゾロ引き上げるし、酷い広島弁のヤジはあちこちから飛び、見れば選手たちもかわいそうなくらいズブ濡れで、さんざんな結末となった。

一応最後まで見届けて、さっさと球場を後にし、駅前高架下のラーメン屋でつるつるっとやって、また芸備線で帰宅。

しかし納得いかない試合だったな~。

 

 

 


深入山へ。

2015年06月01日 | 山歩き

5月最終日は日曜日で、夫は休み、お天気は上々ということで、先日美都温泉へ向かう途中に立ち寄った深入山に登りに行った。

高さ1150メートルだが、駐車場の標高は600メートルほどあるし、そこから頂上らしき山のてっぺんは見えている。日頃足腰は鍛えてあるから大丈夫、と高を括っていたものの、丸太の階段道は等間隔でなく傾斜は急で、そのうち自分の心臓の鼓動がバクバクと聞こえはじめ怖くなってきた。

「あともう少し」と夫に励まされ、何とか頂上に着いたら、そこは大パノラマが広がり、さっきまでの疲れは吹っ飛んだ。

山登りの時の定番「山賊むすび」1個をほおばりながら地図を広げ、別の帰り道を検討していたら、その道から一人の男性が登ってきて夫が「あの道から登って来る人がおるね」と言うや「Aさんじゃないの!」

偶然にも夫の友人にこんな山の上で会うなんて。

この方、今日はお天気がいいから登ろうと決めていて、2時までに戻らないといけないからすぐ帰るよ、とのこと。

簡単な山だけど、今さっき私たちが上がってきた道は尾根の道で、しんどかったでしょう?と言い当てる。

帰り道はこの人が来た道を戻ったが、緩やかな山道はところどころ山ツツジが咲き、森に入ればウグイスやホトトギス、カッコウが鳴き新緑に癒される。

下山したらここには宿泊施設があるので、ここの温泉で汗を流すことも目的の一つ。

しかし、こんな山くらいで心臓バクバクじゃ、とても大山なんか登れやしないだろうなぁ・・・。


人生初の田植え、5月22日。

2015年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

いつも買う広島県産のお米のキャンペーンに応募したら、品物は当たらなかったが無料で「田植えに参加しませんか?」の案内があり、そういえば今まで田んぼに入ったこともなければ苗を触ったこともないことに気付き、階下に住む仲良しの奥サンを誘って参加した。

いくらバスで連れて行ってくれるとはいえ、県北の神石高原町までは遠い。素人対象の企画だからそんなにたいそうなことではないと思っていたが、田の中へは裸足で入っていただきます、とか念のため着替えもお持ちください、タオルや日よけ、飲み水は忘れずになんて言われ、前日まで彼女と会うたびにあれこれ想像しながら打ち合わせ。お互い50を過ぎての初体験にドキドキ。

当日は、ラッキーなことに曇り空。集合場所の広島駅へ行くと、小さな子供を連れた若い夫婦がほとんどで、今の若い親たちに彼女と感心した。農協の担当者を入れた総勢約40名。

8時半出発、山陽道を福山まで進み、そこからは山道をうねうね、11時過ぎに町のコミュニティーセンターに到着、荷物を置き、靴を脱ぎサンダルになってもう一度バスに乗り込み、いざ田んぼへ。

ほとんど田植は終わっていたが、そこだけが何も植わっていない田んぼがあり、思っていた以上に広い。

「皆さん、入ってくださ~い」と促され、しかし裸足で田へ入るのにかなりドキドキしたのだ。何せ初めてだし、意外に深く脛の真ん中くらいまである。

地区の担当者が両方から目印が付いたヒモを張り、そこにみんな一列に並んで、目印のところにもらった苗を3本ずつくらい植えていくのだ。

苗なんて初めて見た。濃い緑色が美しく、意外と細い。

泥の中に植えるのも、ぐっと差し込まないと倒れるし、ところどころ泥のないところもあったりして、初めのうちは苦労した。地元のおばちゃんたちが、「こうよ、こう」と身振り手振りで植え方をあぜ道から指示してくれてだんだん上手になった気に。

前へ前へとヒモは進み振り返ると、おお、なかなかの植え具合!と彼女と感激したり、とか言っているとあっちの方で子供がひっくり返って泥まみれ、おっと自分も危ない、あら今度はこっちの子、なんていう風に楽しく、約1時間半、およそ200坪くらいの田植えが終わった。

田の水は冷たかったが、前日までの好天気に泥は生温かく冷えることはなかったが、さて終わって田の周りにごうごうと流れている小さな水路に足を入れたらなんと冷たいこと。足を洗うなんて出来ないくらいで出たり入ったり。聞くと、この水は山からの水で飲めるそうだ、そりゃそうだ、この後この水を田に入れるわけだから。

さっきのセンターへ戻ったら、町のおばちゃんたちお手製のお昼。

お昼はとうに13時過ぎでお腹ペコペコ、まずはおにぎり、そして筍の木の芽和えや名産のこんにゃく料理、ホウレンソウの和え物、けんちん汁をご馳走になったがどれもすごくオイシイ。

そしてお土産にホウレンソウとラディッシュをたくさんもらい、再びバスに揺られて広島駅に到着17時過ぎ。

「明日疲れが出てくるヨ~」と帰りにおばちゃん達に言われた通り、翌日はぐったり・・・。

秋にはぜひ収穫もしたいものだ。

 


六日市温泉へ。

2015年05月12日 | ドライブ

若い時には、温泉なんてと良さを分かろうとしなかったのだが、何年か前に温泉目的で九州へ行き目覚めてからというもの、近場の温泉へ行くことが多くなった。

連休5日にはドライブがてら島根県の美都温泉へ行った。

フラワーフェスティバルの島根県特設ブースで配られていたパンフレットに島根の温泉がいっぱい載っていて、即実行したもの。

ここは一人420円、お湯に入るとぬるっとした感じがあり体がつるつるして気持ちいい。

連休だったにもかかわらず、穴場なのか空いていて露天で入ったり上がったり。

さて、その温泉効果が消えぬくらいの昨日11日、違う温泉へ行こうと夫は早く起きてきた。

月曜日が休みというのは、どこも空いていてお得なのだ。

もう少し近いところはないものかと地図を広げて山口県岩国市にある「むいかいち温泉」を目指して行くことになった。

でも結構遠いのだ、車で2時間以上、錦川清流線沿いの新緑が美しかった。

温泉手前にはドライバーに有名な「山賊砦」というお店がありそこで名物山賊焼き、大きな山賊むすび、肉うどんのお昼ご飯。

そして温泉に到着。

道の駅に併設した温泉で、建物はホテルのよう。

ロビーやロッカールームもモダンで広い。

露天風呂が大きくて屋根が無く、自然の中に浸かっているかのよう。

中のお風呂に33℃の源泉風呂があり、ここはお湯がぬるっとして硫黄の匂いがして、効きそうなのである。ぬるいので、いつまでものぼせずに入っていられる。

私たちはいつも分かれて入るとき、時計を見て「1時間後ね」と言ってお互い中に入る。

この「ひとり」の時間がとてもリラックスできていいのだ。

誰かと行けばきっと相手のことを気にするだろうから、一人で好きにお湯に入ったり出たり。

次はどこへいこうかな?