UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

休日。

2007年11月17日 | 映画

きみに読む物語新しいテレビになって、録りためているものが多く、平日は時間がなくてなかなか録画のほうまでまわらないので、今日はまとめ見。

先日BSで放送されたこの映画「きみに読む物語」。

TSUTAYAでよく手に取ってはみるものの、ベタな恋愛映画にしか思えず、一度も借りたことはなかったが、気になっていた作品。

さて、あらすじ。

介護施設のようなところで、身なりはよいが痴呆の年老いた女性に朗読する、これまた年老いた男性。ある若い男女が出会い愛し合うストーリーを読み聞かせる。ここで、見ているものは、この老女はストーリーに出てくる女性なのだと分かってくる。

男は貧しい育ちだが、女の家は金持ちで、当然両親によって若い愛は引き離され、それぞれ別れ別れに成長するのだが、男はずっと女を愛しており、そのときの約束の大きな家を改修し待ち続けている。

ここで介護施設のここはその家だということが分かり、この男性はもしかするとこの男ではないのかと思い始める。

老女の時々戻る記憶。そのきっかけにといつも読み聞かせる自分達のストーリー。

他人事のように「そしてどうなるの?」と次の話を聞きたがる老女。

こんなにやさしい男性はいるのかと、泣きながら見た作品でした。

原作があるらしく、即図書館予約。

「メッセージ・イン・ア・ボトル」と同じ作者だとか・・・この映画は「超」切なくてねェ・・・これがまたピッタリのケビン・コスナー演じる亡くなった妻を忘れられない男役。

原作者は愛妻家なんだろうか・・・。

ま、気持ちいい涙デシタ。