イタリア半島のつま先にある島シチリアは、地中海で最大、古代ギリシャに支配されていたためその遺跡が多く残る。
今回私が行った最初の街は、その三角形の島の南東にあるシラクーサ。ローマからカターニャまで飛行機で約一時間、そこから車で約一時間のところにある。
予定では、10日の朝10時に関空をアリタリア機で出発する予定だったのが、その前日ホテルに「明日の朝の便が二時間弱出発が遅れるため、カターニャ行きの便も遅らせて手配しておきました」とアメリカン・エキスプレスからファックスが届いていた。
ローマまで約12時間、乗り換えてカターニャに着いたのは夜9時半。
ゲートは地元の出迎え客で賑わっていたけど、私たちには迎えなどあるはずも無く、シラクーサ行きのバス乗り場へ行くが、既に本日の便は終了。予定の飛行機に乗れていれば間に合ったのに・・・一人5?くらいで乗れたのに・・・。
仕方ないので、タクシー。
一時間ブッ飛ばし、120?でシラクーサのホテルまで、初っ端から大きな出費。
さて、翌朝。
快晴。
遺跡を見て回るなら、まだ日が高くないうちとホテルから10分くらいの「ギリシャ劇場」へ。
紀元前5世紀に建設されたもの、とか。座席は岩を削って作られている。
この一番高い所からは海が一望。ギリシャ人は海が見えるところに舞台を作ったようだ。
周りにも古い遺跡があり、ここの入場料は一人8?。
朝9時に開くが、その前に行ったにも既に長蛇の列。