僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

アルキメデス…①

2006年09月02日 | 何でも掲示板
小学校入試の考査によく出てくる問題でちょっと難しいもののひとつに「水の量」に関するものがあります。
大人の私達にしてみるとそんなに難しくないじゃないか、どうしてこんなのが分からないんだ?と思うかも知れない問題です。子どもがこれを理解するのに必要なポイントは三つあります。

一つ目は「大きな容器ほど沢山水が入る」ということです。

これは子ども達も理解しています。

二つ目は「太さの違う容器に水を入れ替えると水位が変わる」ということです。

これは分かっているようでなかなか難しい問題です。実際に目の前で実験をしてみせて、その時納得した表情の子どもでも、プリントの問題になるとチンプンカンプンということもあります。

多くの子どもは、水位の高いもの程沢山入っていると考えます。例えばふっくらとしたブランデーグラスとほっそりとしたタンブラーにジュースが同量入っているとします。好きな方を取って飲みなさいというと、間違いなくみんなタンブラーを選びます。
容器の半分位までしか入っていないものと、口までいっぱいに入っているものを比べた時、何てったってそっちの方がたっぷりあるように見えるからです。   つづく
コメント (20)
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