僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

時の過ぎゆくままに

2020年04月17日 | その辺の木や花です




あなたはすっかり色あせてしまい
もう誰も見に来てくれないと泣いた



けだるいBGMはもう聞こえない
提灯も撤去された

誰が備えたのか
等間隔に設置された興ざめの(多分)くずかご

 

ゴミが散乱するのを見てられなくて付けてくれたのだろうが
最後まで面倒見てくれないと
くずかごそのものがゴミになって見苦しい


壊れたピアノで思い出の歌
片手で弾いてはため息付いた




どぶ川沿いはまたいつもの状態に戻りつつある
ちょっとだけ昔の面影を残しているのが

 


いや次は アタシ と愛嬌を振りまいている八重ちゃん


 


小指に食いこむ指輪を見つめ
あなたは昔思って泣いた



桜の薄桃色ってきれいだね

桃色と言えばピンク、ピンクと言えば…


リバーサイドのラブホテル群


男と女が漂いながら
もしも2人が愛せるならば


今日も満車



墜ちていくのも幸せだよと
川辺の景色も変わっていくのだった。。

















コメント
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