スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

盛岡市民の誇り

2023年01月16日 | Weblog
 クイズ番組です。
・1問目▶︎昨年二刀流で世界を席巻したスポーツ選手は? 
・2問目▶︎昨年28年振りに完全試合を達成した日本の野球選手は?
・3問目▶︎この二人の出身県の県庁所在地は?
1と2を間違う日本人は居ないと思うが、3となると果たしてどうだろうか?

 3の正解、盛岡市が世界に通用するニュースが数日前の地元誌トップに掲載されていた。大谷も朗希も岩手発には変わりないが、盛岡発ではないのが、何となく違和感のようなものが、心の何処かにあった。

 そんなモヤモヤが払拭される記事が掲載された。"行くべきMORIOKA"のそれも日本発ではない、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが2023年に世界で行くべき52カ所の2番目に選出されたとは❗️盛岡住人の誰もがそんなバカなと疑ったに違いない。

 記事には大正時代の和洋折衷の建築物と近代的な施設、城跡が残る川が流れる豊かな自然環境、人混みを避けて歩いて楽しめる街、東京から短時間で行ける距離、近くに温泉街と紹介されていた。

 長年盛岡に住んでいて魅力に気付かなかったが、戦災にも震災にも遭わなくて、鉱工業や自動車産業を誘致しなかったのが良かったのだろうか?
市民としては何となく活気がない様に感じるのだが、こうして世界のメジャーとして取り上げられれば胸を張って喜べる、嬉しい限りだ🙌
            =おわり=

 




78年目の松飾り

2023年01月11日 | Weblog
謹賀新年
 ラッキー7が2個並びの77回目の喜寿の年が過ぎ、78回目の門松も無事くぐり抜けることができた。

 日本の生産年齢人口(15歳〜64歳)って7901万人居るそうだ。その意味は生産活動の中心に居る人なんだそうで62.1%を締めている。現在は65歳〜74歳も生産に加わってくれと言われるから、その12.2%も加算され74.3%となる。一方15歳未満の年少人口は減り続けているが、何れ生産年齢に達するので貴重な将来財産であり12.9%の人口比となる。

 最後に余された、この枠から外れてしまった我々75歳以上は12.3%となる。
言わばこれからも生産戦力になることは考えられないから、静かに、周りの人々の迷惑とならないように暮らしてくれ。と言われているようだ。

 戦中、戦後の昭和前半の時代に世界に追いつけとばかりに経済戦争の歯車として、ガムシャラに働いて来たのにナぁ⁉︎

 愚痴っぽい年頭挨拶になってしまったが、誰もが願うのは世界の平和だろう。それも一日も早くと願う。
                                =おわり=



師走雑感'22

2022年12月31日 | Weblog
 2022年の大晦日になっているが、今年は良い年だったと口にする人にお会いしたことがない。
来る日も来る日もロシアによるウクライナ侵攻とコロナのことばかりで明け暮れたような感がある。

 数日前の地元紙の一面に日本の50歳時生涯未婚率が掲載されていた。統計史上最高値で男が25.7%、女が16.4%の記事があった。明治維新の人口は推定3500万人、それが現在は12000万人に膨らんだのだが、22世紀の初めには6000万人になると予測されている。

 日本の一人当たりGDP(国内総生産)はこの間までアメリカに次いで世界2位だった筈なのだが、間もなく台湾、韓国に並ばれアジアで5番目に↘️、世界では30位になりそうなんだと、何れ相当なスピードで転げ落ちているのが現実の日本なのだろう。

 食、水、エネルギーは生きる為には必要不可欠なものだ。
瑞穂の国なので水資源だけは国内で賄っている、然し食もエネルギーも他国に頼っている、それも昨今はどんどん価格が上昇して🤷‍♂️

 ネガティブな令和4年締めブログになったが、レジリエンスが試される日本の現状なんだと、評論家の寺島実郎さんは語っていた。
賢く上手く適応しなさいと言われてもな〜(-_-)

 当地は北緯39度だが、ウクライナは国の南端で北緯44度に位置している。電気も暖房もままならないのではどうやってこの冬を生き延びれる?
これ以上語る言葉が見つからないヨ、"明日は明るくなることを祈る"
                                  =おわり=



煩 悩

2022年12月27日 | Weblog
 いつの頃からか、月が丘のカラオケ「スナック🌸」の常連仲間に加わったマキちゃんがクリスマスイブに亡くなった。

 とても魅力的なかすれ声の歌は、長いこと盛岡の繁華街で、美人オーナーママを張って来たようで、🌸店仲間との触れ合いも手慣れ上手なもので、人たらしの愛される面があった。

 人の欲はこれで良いと言うことがない。もっと上を、もっと長く、と欲が出るものだろうから諦めが尽きない。
 人の煩悩は108つあると言われるが、病と対峙すれば生きたいとする煩悩は、何を差し置いても究極な願いになることだろう。
 誰しも、もうこの辺が潮時と言いながらも、本心ではもう一度花を咲かせたい、健康を取り戻したいと思っている。

 マキちゃんも病が癒えたなら、「スナック🌸」のマイク🎤を握る日が必ず訪れると信じながら、まさかの旅立ちになったのだろうか?

マキちゃんの持ち歌"腕に虹だけ"
🎶
 強がり生きてるしかないね
 一番暗い 夜明け前
 泣きたくて 一人笑うと
 自分にさえも 見栄を張ってる
 ・・・・・
 人生は咲きながら散る桜
 眠りもいらない 慰めもいらない
 酒もいらない 腕に虹だけ抱いて🎶      (12月24日早朝永眠🙏)
            =おわり=

愛情ホルモン

2022年12月21日 | Weblog
 最近の自分ら高齢者の会話は"カラダの調子はどう"とか"どこの病院に通っているの"など、まるで人生の終わりをさぐり合っているようだ。
初代:てつ
 2年前、最後の愛犬と死に別れた。それ以前は、我が家は40年間、いつもペット達と共に暮らして来た。前半は奥方が嫌いだったので室外、後半は奥方の方が可愛がるので室内で飼うようになった。
 居なくなってからは、心にぽっかり穴が空いたのは言うまでもなく、夫婦の諍いも多くなったような気がする。
二代目:ルパン
 最近の雑誌で長生き術として、食べもの、運動、睡眠はよく言われるが、新常識として「犬」の効用の記事があった。
それも癒しと言う曖昧なイメージではなく、科学的なバックグランドがあり、米国の有名な科学誌「サイエンス」に掲載された記事だ。
三代目:スシ
 犬と戯れることによって、オキシトシン(別名愛情ホルモン)がもたらされ、飼い主に安心と信頼が湧き出て「心の健康度」が上がった。と考えられることが実証された。これは犬特有のもので他の動物にはないそうだ。
四代目:エコ
 人生の最終段階に入った今、健康談義を交わすのも結構だが、自分は愛犬と"eye to eye"のコミュニケーションの「幸せ感の共鳴」で終わりに向かいたいものだナ・・・・
            =おわり=


菜園の街

2022年12月13日 | Weblog
 盛岡城跡公園の直ぐ西側に菜園通りの街がある。その道の先には北上川に架かっている開運橋があり盛岡駅に辿り着く。
(開運橋・北上川・岩手山)
 開運橋は二度泣き橋とも言われている。東京から転勤して来た時には遠くに来たと悲しくて泣きながら渡る橋。
そして転勤が終わって東京に帰る時には優しかった人たちと別れるのが辛くてまた泣きながら渡る橋。盛岡の人柄が忍ばれる例え話ではないだろうか!
(菜園の川徳デパート)
  昨夜、馴染みの店「スナック桜」のマスターから忘年会の誘いを受けた。
俺が懇意にしている盛岡城公園下の菜園の居酒屋でやるからと言われ喜んで駆けつけた。
(盛岡城跡=不来方城)
 その店「居酒屋網玄」は、自分が50年ほど前に、この菜園の一角に事務所らしきものを構え、会社として商いのスタートをした、正にその場所であった。

 ここに10年ほど居たのだが手狭になり郊外に移転した。その後に網玄さんが店を構え今年で38年になるようだ。
 長い年月を繁盛店で切り盛りして来た田中大将(オーナー社長)の手腕に敬意を表すのだが、我が社もこの地から巣立って50年になるから、ここは商いの神様に見守られている幸運な地であるようだと、関西弁の大将と懐古し盛り上がった。

 今宵は久しぶりで味わう、前沢牛のすき焼きや鱈の白子料理と新潟の銘酒にすっかり酔ってしまった。
 ゴチ酒に遠慮することがない自分であった🙏
            =おわり=



霜月雑感'22

2022年11月30日 | Weblog
 "コビット19"コロナ感染症も日本に上陸して間もなく3年になる。よく分からない内に感染力が強い変異ウイルスBA5・オミクロン株となり7波から8波に変わりつつあるようだ。
その度に対応ワクチンに振り回されているのだが、今度はBQ1株に変わりつつあるんだとか、いつまでも恐ろしいウイルスである。

 11月の自分は久しぶりでカルチャーと呼べることに接してみた。岩手の歴史講座、川柳教室、天文学講演会等々である。

 ブラックホールの世界的リーダー本間稀樹さんの話も肉声で聞けた。広大な宇宙の米粒の様な地球なんだから、破壊に繋がる争いなんかやめ、手を取り合って悪化する自然環境を元に戻す、ことで知恵を出し合わなければならないだろうに・・・
 挙げた手を下ろせない侵略戦争?に明け暮れている国の国民が気の毒に思えてならない。80億人の地球人に救世主は居ないのか😡
            =おわり=







 

川柳入門3

2022年11月28日 | Weblog
 川柳入門の手を挙げておいて、2回目の教室を欠席するのも自分史上情けないことなので渋々足を運んだ。宿題の句題「手」は恥を忍んで、指示通り数日前に先生宛にハガキで送った。

・初川柳
  なぜに浮かばん
   奥の手が

・川柳に
  度量試され
   手の平返し

・太極拳
  武芸極める
   手の動き

 その一句に佳作を貰った。お情けに参加賞をくれたんだろうと思ったが、何が良いのか悪いのか批評は特にして貰えなかった。

 先生は月一で川柳句会を開催しているが、あなた方はその会の入門資格は満たされていると、この講座の締めに言われた。世辞にせよホッと胸のつかえが取れた感がした。

 講座の最後に先生から"困ったな"の題目が出され、5分間で川柳句を作りなさい。これは「席題」と言うそうで、突然出し瞬時に応じるものなんだそうである。

 新しいことにチャレンジすることは刺激があって良いことだろうが、自分はやはり左脳型の人間なのだと改めて認めざるを得ない結論に至った。
  ・右の脳
  どっかに消えて
   ひらめかん
                                =おわり=
 


川柳入門2

2022年11月22日 | Weblog
 ブログ500本(現在450本)までは書きたいと思い、刺激のない暮らしに喝を入れたいと川柳入門講座に参加してみた。

 川柳は親しみやすく人気がある教室だろうと思っていたのだが、参加者は4名だけであったのに目を疑った。

 講師は「NHK文化センター講師」や「いわて子ども川柳育てる会々長」をしている方なのでこの少数はブラックジョークにもならない。

 自分は川柳って人の名前であったことも知らなかった上、どちらかと言えば日本人に欠けていると言われるユーモアのようなものを川柳と思っていた節がある。
 然し認識を新たにした。目に見えないものを追い求める文芸で、人間の心を詠う。のが川柳だと言われれば奥が深くウーンと尻込みする。

 先生から魅力・歴史・基本の説明を教わった後、いきなり三句を作るよう宿題を与えられた。好奇心で出席したことを悔やみ、次回は欠席?のニ文字が脳裏をよぎった。
            =つづく=





 






川柳入門1

2022年11月17日 | Weblog
 自分がスマホをドコモからアップルに乗り換えたのはiphone3GS(最新機種iphone14)からのようなので2008年頃からのようだ。きっかけは自分の意思ではなくアップル創業者に心酔していたM氏の進めであった。こんな外国精密機器を使い熟せる?ことが出来たのもM氏の指導があったからに他ならない。

 時を違わずして、彼の勧めもありブログと言う奴に取り組んだ、開始はその年の10月とあった。途中作文力に行き詰まり数年辞めたのだが、脳トレにもなると反省し再開し、現在15年目に入り450本を数えている。

 自分のは週一ブログで自己満足以外何ものでもないのだが、これとて、とうに社会を離れている世捨て人の身では書くテーマに四苦八苦し狭まれて来る。

 そんな折、「初心者の為の川柳教室」の看板が目に止まり、話のタネにと参加してみることにした。
                                  =つづく=

 

 

神無月雑感'22

2022年10月31日 | Weblog
 月末になり、やっと秋らしい穏やかな日々になっている。月半ば頃は急激に冷え込んで、このまま冬になるのではと体調の管理を気にした。

 コロナ禍が緩んだ影響か、韓国ソールではハロウィンの過密密集で150人死亡、インドでは完成したばかりの吊り橋崩落で130人死亡と大きなニュースが流れた
 以前ブラジルのイグアスの滝を見学したことがある。その際に滝つぼ上部近く迄橋がかけてあり不安に感じた、その橋が後々の洪水で流されたニュースを知った。世界には計り知れない安全対策が不十分な危険で溢れていることを知った方が良さそうだ。

 世界平和が急速に遠のいているのだが、スポーツの世界はお構いなしに盛り上がっている。10月は日米のプロ野球も最終シーズンに差し掛かって毎日のようにLIVE放映され、楽しませてくれた。
 郷里の大谷翔平はポストシーズンに残れず終わったが、MVPや来期の待遇で大いに賑わしている。

 昨年と今年、こんな時代、この人ほど光輝き日本を日本人を押し上げてくれた人はいないのでは🙌
                                 =おわり=

人間失格

2022年10月28日 | Weblog
 独眼竜になり、見える右目も怪しくなって且つ老眼とくれば、本を読むことを敬遠するようになっている。

 そんな折スマホでAudibleと言う耳で聞くことが出来るアプリを見つけ、早速月々1500円の聴き放題を採用している。

 サンデー毎日の身なので、読本する時間はたっぷりあるように思えるのだが、貧乏性の所為なのか様々な趣味を先にして、読本はその内暇になったならと後に回してしまう。
そんな積んどくの本が、寝床の枕がわりになっている。

 さて、以前から太宰治の「人間失格」と言う本が気になっていたので、いの一番にAudibleでインストールして聞いてみた。その読書感想は兎も角として、自分も人間失格ではなかっただろうかと振り返ってしまった。

 確かに仕事だけは頑張った方だろうが、生まれてこの方、死に物狂いで勉強したことも大学に進むこともなく、人生の志を掲げてひたむきに努力したこともない、難関を突破した資格も持っていない、言わば行き当たりばったりの人生を過ごしてきた。

 現在は何とかかんとか、先憂後楽の余生になって暮らしているとは思うのだが、こんな一生で良かったのだろうか?、生まれてきた価値があるのだろうか?、と思ってしまう。
            =おわり=




地球酸素の謎

2022年10月20日 | Weblog
 人は毎日に2万回以上呼吸すると言われている、地球人80億人が必要な酸素量は膨大だろう、動物だって酸素が必要だろう。奇跡の星に謎の酸素はどうして生まれたのだろう?
  現在は酸素は地球上の植物の光合成でつくられるが、地球に最初酸素が生まれた時、植物はなかった筈なのに何故酸素が?

 好きなTV番組"コズミックフロント"によれば、太古の地球が誕生して15億年ほど経った30億年前にシアノバクテリアによってもたらされたと言う。
 太古の地球に火星サイズの天体が衝突し月が出来、その影響か一日の長さが短く酸素が生まれる光合成が出来なかった。

 それが24億年前頃一日の長さが21時間と長くなったことで、光合成が活発になり酸素濃度が高まった時代が10億年続いたと言われる。
その後7億年前に現在の24時間になって地球の大気が安定したと学者が仮説していた。

 では地球酸素(豊かな生態系の元)の未来はどうかと伺えば、東京工業大学の尾崎准教授は太陽☀️輝度が上がれば気温が↗️CO2が↘️、10億年先には太陽は今より10%明るくなることで酸素は次第に減少し生物は生存出来なくなるだろうと語る。

 今でも大きな環境問題である、地球温暖化や脱炭素やオゾン層の問題に繋がる訳だ!

 地球史の仮説の一つではあるのだが、この番組では史実に基づいたことを論理的に解説していた。
 まだ10億年先と捉えるか、既に遅すぎると言われている10億年と捉えるか?
            =おわり=


メンタルヘルスデー

2022年10月11日 | Weblog

 10月10日は初めて知ったがこんな日だったようで、ネットに下記の読者コメントがあった。
「今NHKニュースで東京タワーが世界メンタルヘルスデーに合わせてシルバー色だと報じていました。キーウ攻撃、イランの暴動、北朝鮮ミサイル、円安、 まともに考えるとメンタルやられますよね❓私は欧州企業勤務なのでウクライナ情勢は日々のご飯に直結しています。東京タワーに拝みたい気持」

 メンタルヘルスが言われはじめたのは1990年代後半に中高年層に自殺者が増え、その頃から騒がしくなって来た。
自分が仕事に夢中になっていた1975〜1995頃はと言えば、パワハラ、モラハラ、セクハラなんてことは日常茶飯事で溢れかえっていた。
心が病んでいる様な柔では、取り残され生きて行けないような酷い時代だったのだが、自分も発っする側の人間だったと思う。

 受手側がこと仕事であれば、上役に対して従わざるを得ず、やる気や充実感を保ち続けるために、どのように心の管理をしていくのか?、私生活であれば、幸福感や笑顔で日々を送り続けるためにどう心の管理をしていくのか?、そんな日常の昭和の時代だった。

 自分も今の時代なら訴えられ、さしずめ塀の中で暮らしていたかもナ・・・
            =おわり=


長月雑感'22

2022年09月30日 | Weblog
 MLB大谷翔平活躍をBSのLIVEで連日楽しませて貰っている。月末(🇺🇸29日)の今日も投手として、危なげない圧巻の投球で15勝をもぎ取っていた。漫画の世界を現実化した宇宙人レベルだ❗️
二刀流で日本中を沸かせているのだが、同郷(岩手奥州市)生まれとなれば尚更誇らしい。

 秋彼岸の21日は奥州市江刺の実家に墓参りに出向いた。この時期に咲き誇る胴元1.5m推定樹齢300年のサルスベリや最近増え続けている彼岸花に暫し見惚れ楽しんだ。
開山1542年と言われている、祝峰山萬松寺を支えている隠れ財産であろう。

 今月は歴史を2度学習した。17日は盛岡の歴史、24日は県北の二戸市に赴いて相馬大作没後200年を夫々の専門家の公開講座を聞いた。
 盛岡の歴史では「前九年後三年の役」で滅んだ安倍一族の終焉を学ぶ。27日に銃弾に倒れ国葬となった元総理安倍晋三氏も遠い昔に一族に繋がっていると聞いたことがある。

 南部藩士、相馬大作については名こそ知ってはいたが、どんな人物なのか知らなかったので、足を運んだ。
南部の赤穂浪士と言われていた事件の首謀者だったことにも驚いた。赤穂事件から100年後のことになるが、拗れに拗れていた南部と津軽の間での争いに巻き込まれた未遂事件で、大作は江戸で処刑されるが、津軽の殿様も幕府令で隠居失却となり、本懐を遂げることとなる。

 事件はともかく、33才の短い人生を人づくりや蝦夷を外国から守り、日本の為に尽くした。相馬大作と言う先人がいたことに誇りを感じた。
 後の世の幕末に、松下村塾の吉田松蔭にも影響を与えたと言われてもいる。
            =おわり=