スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

金婚式

2023年05月15日 | Weblog
 5月13日は我々夫婦の金婚式で自分の誕生日でもあった。
 昭和48年の誕生日に結婚した。あの頃の28歳の年齢って未熟者で心身共に不安定な歳だったのは自分だけだったろうかと懐古している。

 既に小さな会社を立ち上げていて、年から年中仕事と酒に明け暮れる日々であった。
その頃は兎に角忙しかったので、仕事がある内は殆ど休まないで働いた。親に貰った肉体は一晩寝れば回復するほど頑丈に出来ていた頃である。

 父親が結婚する前に病気で亡くなった。入院先の病室で親族から結婚する相手が居るなら連れてきた方が良いよ。と言われた。
 その時、この女性と結婚するだろうとは薄々感じていたが、正式に求婚したわけでもなく、会わせ仕舞いで終わった。

 親父が死んで一周忌を過ぎた後、私らは結婚した。
その頃世の中に"アゲマン"と言う言葉が流行っていた。この相方は私は"アゲマン"よと良く囁いていた。

 あれから50年経っている。確かなことはもう少し先延ばしするとして、こうして金婚式を迎えられた訳であるから、俺はアゲマンに支えられて来たのだろう(ᵔᴥᵔ)
 昨夜は息子・娘夫婦に温泉に招待を受け祝って頂いた。感無量‼️
                                =おわり=



 

卯月雑感'23

2023年04月30日 | Weblog
 4月3日、岩手盛岡で桜(ソメイヨシノ)の開花、1953年に気象台統計を取るようになってから70年で最早を記録した。
温暖化・脱炭素社会が叫ばれている地球環境問題だから、決して歓迎出来ないが、桜の所為ではない。

 4月って一年で風が最も強いんだそうだが、御多分に洩れず北西方面からの冷たい風で寒い日が多かった。今年は春の訪れが早くて一時喜んでいたのだが、後半は特に風が強くて不快な気分にさせられた。然しそれも風の気まぐれでもない。

 Z世代って言葉があり、確かな定義付けはないそうだが、年齢的には25歳〜40歳くらいを指すようで、IT化やデジタル化が急速に進化した時代に育った人々を言うらしい。

 ことスポーツの世界では、⚾️の大谷(28歳)、🏀の八村(25歳)、⛷️ジャンプの小林(26歳)、⚽️の三苫、堂安、久保等々、Z世代が世界を席巻している。
 4月は新しい年度の始まりになるが、今年もどんなスポーツでどんな🇯🇵選手が世界に登場して来るのか楽しみである。

 昭和前半の頃、戦後の日本に光を灯したのはプロレスラー力道山であった。人々を白黒TVに釘付けにしたスポーツ界の英雄であって、世界に通用する🇯🇵日本人を演出してくれ熱狂した。
 力道山もその頃はZ世代だったのだろう。
                                 =おわり=






桜 観

2023年04月27日 | Weblog
 今年も桜を見ることが出来た。花見をする度にあと何年見られるのだろうと感傷的になる。

(盛岡医療センターの桜)
「散る桜、残る桜も、散る桜」
 自分が生まれた終戦の年、鹿児島知覧特攻隊基地の戦闘機隊員が命に立ち向かう覚悟を口にした言葉として残っている有名な言葉なのだが、語源が江戸後期の良寛和尚の辞世の句にあったとは知らなかった。

「みちのくの束稲山の山桜、吉野の桜ここに見るとは」
 1186年鎌倉時代の始め、歌人西行法師が古都平泉を訪れた際、山家集に残した歌なのだが、その数年後平泉が滅ぼされてしまい、法師も1190年亡くなるとあった。

(束稲山のお花見想像)
 その後、江戸時代の1689年に松尾芭蕉も平泉を訪れたのだが「夏草や兵どもが夢の跡」を残しているが桜の季節ではなかった。明治に入り石川啄木も「やはらかに柳あをめる北上の 岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」の類の代表作はあるのだが桜の歌ではない。
芭蕉も啄木も桜の歌を残していたなら、未来永劫語り繋がれただろうにと残念に思った。

(盛岡米内の桜)
  北国盛岡の桜は4月末に合わせて咲いてくれるので、GWがより賑わいがあったものだが、いつの頃からだろうか4月半ばに満開が早まっている。
 何から何まで忙しく慌ただしい世の中になっているが、昔のまんまの方が落ち着いて嬉しいこともある。
                                 =おわり=



 


 



光 年

2023年04月18日 | Weblog
 大好きなTV番組に"コズミックフロント"があり、録画しながら殆ど見ている。宇宙の距離を表す単位に光年って単位が頻繁に出て来る。
 光って物体の速度は秒速で30万kmなんだとか、その光が一年間で到達する距離が1光年ってことなんだそうだ。kmで表せば9兆4600億kmになる。
太陽までの距離が1億4960万kmだから、割り算すれば8分19秒で地球に届くことになる。

 小学高学年の頃、夏だったか冬だったか忘れたが、休み明けの学習発表会のメンバーに推されたことがある。確か「星の研究」の様なことを発表したと思う。
 宇宙のことなど調べもしないで、殆どを兄から聞いたことを分かったふりをして発表してしまった。

 質問などされなければ良いなと思っていたのだが、ある先生が光年のことを聞いてきて応えられず赤っ恥をかいた。
 遠い過去のことになっているのだが、未だ悪夢として消えてくれない。

 高齢になった今、人生の総集編の様によく夢をみる。自分なりに世の為、人の為になることだって多少はやって来たつもりなのに、夢って薄情なもので楽しい人生を演出してくれない。
 明るい兆しが見えなく、暗いニュースばかりに囲まれている、世の中の所為もありそうだ。
            =おわり=

ATM

2023年04月12日 | Weblog
 我が家の奥さんは俺をATM(現金自動預け払い機)だと思っているようだ。
確かにいつの日からかは忘れたが家計支出のことは一切自分が担当している。

 奥さんに振り込まれている3号被保険者年金だけでは心細いだろうから、自身の着飾り、健康維持、友人との小旅行や飲食には人間ATMの機能になっているのだから、そう捉えて貰っても致し方ない。

 一方自分はと言えばコロナ禍になってから出不精で、遠出する旅には全く出かけなくなってしまった。
ホテル旅館へのコロナ支援の様々な得策制度も一度も利用していない。
また年齢の所為もあるが、おしゃれには無頓着になり、我が家の耐久消費財の購入も必要最小限になって、まだ使えるものの買い替え等は殆ど控え、挙句は自分で修理している始末である。

 そういう生活に馴染んでしまったなら、観劇や美食を求めたり、温泉旅行に出掛ける積極さが薄れてしまい、ケチになっている自分に成り下がってしまった。

 元々幼少期、田舎育ちの自給自足のような生活(極貧ではないが)で育った所為か、大盤振る舞いをする贅沢なことには罪悪感を持っているようだ。

 縁あって長いこと暮らしている奥さんに、"一人の女も幸せに出来なかった男にはなりたくないでしょう"
。と言われてみれば、それもそうだなとATMの役目を引き受けてしまう自分である。
            =おわり=





 

 



弥生雑感'23

2023年03月31日 | Weblog
 月末に向かい暖かい日が多くなった。国天然記念物の盛岡石割桜の開花も間もなくだろう。

 欧米の運動ガイドラインでウォーキングをしない人と週2〜3回30分の適度な人比で、心臓病や脳梗塞が確実に減少のデータが実験で示され報道されていた。

 スマホアプリで健康管理を初めて5年になり、日々の日課にしている。真冬酷寒の季節を乗り切った3月早春はウォーキングも実に楽しく心が和む。

この健康アプリにスタンドって項目がある。1日12時間は動きなさいと指令されるのだ。
自分は昨日で1103日間(3年と8日)達成していた。

この間寝込んだことがなく、動き回っていたことになるから、凄い記録であろう。然も連続してのことだから、容易いことではない。
 コロナ感染症にも罹患せず、風邪で寝込んだ記憶もいつだったか遠い昔で思い出せない、好きな酒では二日酔いもしない、"無事これ名馬"とは自分の為にあるのでは・・・^_^
                                =おわり=
 




企業戦士

2023年03月27日 | Weblog
 自動車業界一筋で60有余年に渡り活躍していた兄弟の様な友人、谷地勇三さんが23日旅立った。'23年の23日の数字には不思議な縁を感じぜざるを得ない、この人ほど日産(23)を愛した企業人はいないのではないだろうか❗️

 小生の実兄も岩手の日産で長く優秀セールスとして活躍の後、外資系企業に引き抜かれ転職したのだが、その後を谷地さんが引き継いで、兄に劣らない優秀セールスマンとして足跡を残した。
彼はサラリーマンでありながら、365日24時間いつでもお客様の困り事を受け付け必要とあらば駆けつけていた。ワーカーホリック(仕事中毒症)の流行り言葉が、日本の経済を押し上げていた時代の代表格的でもあった。

 
 退職後も🚗販売会社を立ち上げ、結構羽ぶりも良かったのだが、長年の無理が加齢に耐えられなかったのか、ここ数年病院の世話になることが多かった。
 それでも旅立つ寸前まで、医療携帯酸素ボンベを抱えながらお客様を訪問していたとは、谷地さんらしい壮絶な終わり方であった。

 人にはそれぞれの生き方、終わり方があるのだが、谷地さんは車屋一筋で生きて来たから、車屋のまんま三途の川を渡りたかったのだろうか・・・🙏
            =おわり=
 

普通の生活

2023年03月17日 | Weblog
 3.11は東日本大震災から12年の忘れられない日だった。死者と行方不明者2万2318名。
 新型コロナの感染症が始まって3年が過ぎ、日本の累計死者7万3391人。
 今年2月のトルコ・シリア大地震による被害死者は5万人を超える。

 突然訪れ被災された方の関係者の殆どは、あの日以前の普通の生活に戻りたいと口にする。
 自分などはこうして暮らしている日常に感謝して、この世に生まれて来た悦びを振り返ったことがあっただろうか?
 幸いと言っては申し訳ないが、天災にも人災にも遭わず、大きな病気もせず、経済的にも恵まれ、人様に迷惑をかけず?、人並みの人間としてくらしている。

 こんな自分の様な普通の生活が突然失くなった人々にとって、叶えそうにない普通の生活を口に出したくなるものなのだろう。
分かったようなことを申し上げたが、そんな非日常と闘っている人々に、かける声は見つからない。普通って簡単ではないなぁ!
            =おわり=

 



 



 

 



北帰行

2023年03月09日 | Weblog
 北国の寒さも一気に緩み、白鳥が北へ帰る準備を始めた。ファミリーなのか、仲間なのか、数羽もあれば10羽以上もある夫々の群れが、大空で何やら騒ぎながら旅立ちの朝練をしている。
 この鳥たちはシベリア生まれなのだろうが、帰り着く土地は戦争もない平和で安全な住み良い自然環境溢れる野山であって欲しいと願う。

 生まれた自分っち(家)は、人里離れた山の中腹にあって獣や野鳥と戯れながら育った。生活の為もあり捕獲もして小遣いを稼いだ。そんな昔の非業を忘れてくれても良いのに、時々悪夢にうなされる。
 そう言えば、お袋の野良仕事の側に、体が弱ったタヌキが現れバッタリと倒れた事があった。
家に連れ帰り食事を与え介抱してやったなら、元気になりしばらく一緒に暮らしていたが、やがて山に逃げて行った。この恩知らずなタヌキもきっと自分の家に帰りたくてそうしたのだろう。

 1963年高卒で身寄りがない東京に就職した。ある時、同郷の連中と亀戸で安酒を飲んだ勢いで、上野駅18番線ホームに足が向いた。 
 田舎が恋しくなって、東北本線の発着駅に来てみたくなったのだろう。まだ新幹線がない時代だったから、ここは郷愁に繋がる貴重な場所だった。

 然し、高卒給料が2万円に満たない時代、列車運賃は高額で帰りたくても帰れない北帰行であった。
            =おわり=



 

 


如月雑感'23

2023年02月28日 | Weblog
 11月は寒さに向かい、2月は暖かさに向かう月となる。月初めの立春を境に徐々にではあるのだが、温かさが増して来る。
 例年の1.5倍はあったこの冬のこの地域の積雪も、今日は街路時からは消え、日中は快晴で最高気温も13℃と気持ちも高ぶる。

 今月も世界の出来事には目が離せなかったが、自分で悩んでも何ともならないことは避け、極力明るいニュースを楽しむようにしている。
 昭和の頃は地球ってとんでもなく大きな星と思っていたが、インターネットが充実した今は、小さな星に感じるようになった。

 2月の自分にとって重要な仕事?は確定申告がある。6年前からはe-taxって奴でパソコンから申告している。今年はマイナポータルを利用して試みようとやってみた。
マイナンバーカードと絡み合うのだが、高齢者には相当難しいシステムになっている。然しであるカード申請率がこのところ一気に70%に達したとは驚いた。スタートして7年掛かっているが、その度に国は🥕をチラつかせムチを入れる。

 カードを作っても使用管理するのが面倒で、マイナンバー症候群って感染症も出て来るのではと思ったりしている月末であった。
                                 =おわり=



老春時代

2023年02月26日 | Weblog
 表題の言葉があることを初めて知った。青春時代に対比して、老いてなお若々しくある様を表す言葉として老春時代は使われるようだ。

 東京在住で同年輩の友人山田君が70歳を機に長年営んでいた居酒屋を辞めた時、これからは好きなことを楽しんで格好良く生きるんだと言っていた。
彼は若い時、脱サラして板前修行の道に入ったから、青春らしい暮らしもせず、ひたすら店を持つことに的を絞り頑張ったんだろう。その店をコロナ前に辞める決断をした、この推測ったようなタイミングも絶妙で幸運がついてまわり、今は趣味を楽しみ格好良く生きている。


 自分の座右の銘は"年を重ねる毎に幸せになる"として優先後楽を心がけ生きている。
 青春にせ、老春にせ、愉快に生きるためには、それなりの努力が必要だと言うことだろう。

 特にも配偶者との間の取り方、気配りなどは老春には大事なことである。
 自分としても、新しい老後の捉え方として夫婦は「別居」ではなく「別住」が良いと思っている。「こうあるべき」では、ますます生きるのがつらくなる時代。 若者に負けないくらい柔軟な考え方の老人が増えることを楽しみに、自分も老春の真っ盛りに向かいたい。
                =おわり=


国境なき医師団

2023年02月20日 | Weblog
 "世のため、人のため"と言う言葉があるが、見返りのない奉仕活動は容易いことではない。まして生活に追われている身であれば尚更であろう。

 10年前から手助けになればと支援している会員宛に届いた「国境なき医師団(MSF)NewsLetter」に、スタッフ福島正樹さんの記事があった。

 MSF日本としては昨年暮れ現在22の国と地域に49人のスタッフを派遣している。
 紛争地での外科治療や感染症治療を思い浮べるが、福島さんは危機に瀕している人々に体と心のケアを包括的に提供して被害者の心身面を支えている。彼は脱サラからの転身であり、世界情勢悪化につれ、こうしてはいられないと使命感を持って立ち上がった公認心理師である。

 普通に暮らしていてさえも、人は心身を病む時代なのに、紛争地域や難民キャンプの外国で臨床心理士として心の健康の重要さで患者と向き合い信頼関係を築くことって、並大抵のことではないだろう。

 福島さんは「医師が手術や治療で命の危機にある人を助けるように、私は"言葉"で苦境にある人びとの心を支えたい」と結ぶ。

  🇺🇦戦争、🇹🇷🇸🇾大地震とMSFの重要さは益々増している。本来なら福島さん達の活動がない平和な世界になればと願うのだが❗️
                                 =おわり=

 
 


フィリピンの人

2023年02月12日 | Weblog
 今の世の中を暮らしやすいとか、いい世だと言う人はいるだろうか?

 3年前の2019年暮、日本人36人の特殊詐欺グループがマニラで摘発され拘留された。
 その後、そいつらならず者はどうなったのか、ニュース報道もなく日本国民の殆どは忘れていたと思う。それが🇵🇭🇯🇵間に「犯罪人の引き渡し条約」が結ばれていないことが理由で、マニラの出入国管理施設ででっぷり太って暮らしていた。多少は管理され窮屈だったのだろうが、袖の下の金で普通の暮らしを保ちながらである。

 この3年間に特殊詐欺や強盗団による被害額は60億とか報道されている。最近は人殺しまでやらかしている極悪人グループであるから、摘発された時に🇯🇵政府が必死で引き渡しを嘆願努力したのかが強く問われる。いつものことだが、後悔先に立たずの日本の外交である。

 然し、自分は🇵🇭人は嫌いではない。それはダイビングで何度も訪れた所為もあるが、この国の人々は笑顔を絶やさなく人懐っこく明るい人々であった。
 珊瑚礁の島々に暮らす人々は経済的に恵まれていない、それなのに家族は多く貧乏生活から抜け出せないと言う。

 空港で禁止されている生マンゴー🥭を隠して持ち帰る際、袖の下を要求されたことが懐かしい。
            =おわり=

 


睦月雑感'23

2023年01月31日 | Weblog
 ひと月を暮すのは容易いことで、年が明けたと思っていたならもう月末になっている。
 昨年9月のブログ「ルーティン」にも書いたのだが、6時に起床後"ラジオ体操"と"24式太極拳"で身体の始運転をするのを日課にしている。

 ラジオ体操って毎日やっているとすこぶる体調が良くなる。子供の頃は嫌々やっていたが、今改めてやってみると全身運動の基本に繋がり、実に的を得た動きであるようだ。開始の歌も体操の順番もしっかり身について来た。

 一方太極拳について「太極拳が健康にもたらす効果」の著者前田育宏さんは次の様に語る。
 『病は気からというが、この「気」をコントロールする太極拳を継続的に実践するということは体内の「気」の流れ、気流を絶えず安定的にバランスのとれた状態に維持することになり、病気からの快復や健康維持に多大な効果をもたらすことが期待できる。』
 中華系の人々が朝の公園に集まり、演武しているのは、そう言うことだったのかと今更ながら想う。

 さてNHK大河ドラマも「どうする家康」が新たに始まり興味深く見ている。先々が楽しみである。
 最近カラオケを楽しむ際思うことがある。それはいい歌って作詞が素晴らしいから名曲ができると言うことである。
今回の歴史ドラマも50才の実力者脚本家古沢良太さんの作とあって期待がかかる。

 家康さんって狸親父、鳴くまで待とうホトトギス的生き方、で天下を取った、狡猾な戦国武将との印象だったが、実は臆病で弱々しく家臣達に支えられている家康さんを初回から曝け出してドラマはスタートした。
 
 脚本家古沢氏は普通の人が七転八倒しながらどうするどうすると必死で生きる姿を描きたい。戦争が大嫌いで「何としても合戦のない世を作りたい」家康像を描きたい。とも語っていた。
"こんな時代の生き方の参考になりそう"
                                =おわり=



寒冷地暮らし

2023年01月26日 | Weblog
 先月東北電力から電気料金値上げを国に申請したとの通知があった。
 電気は公共的生活インフラなので消費者が納得出来る常識範囲の値上げなら分かるのだが、何と平均32.94%とあった。
 値上げ理由、福島県沖地震による発電所の甚大な設備被害やロシアのウクライナ侵攻による燃料価格の高騰等による。具体的なユーザー説明として、これで済ませるの?

 自分らの住んでいる北日本エリアは半年近く暖房が必要になる。この暖房エネルギー源として木材もあるが、その殆どは電気、石油、ガスに頼らざるを得ない。それなのにこの値上げは弱者いじめに聞こえてくる。

 日本の所得格差は縮まるどころか開く一方だろう。都会と地方、正規社員と非正規社員もあるが、温暖地域と寒冷地域も含まれる。温暖化の昨今、その地域は冷房期間が長いではないかと言われそうだが、冷房のエネルギーは暖房と比較して小さくて済む。夏場の電力不足が叫ばれるのは住宅冷房は電気エネルギーだけであるからである。

 昭和の時代には冬場には、寒冷地手当又は薪炭手当があって、大いに助かったものである。
 現代の光熱費の地域格差も調べて貰えればと思う。北日本では光熱費意外にも、衣類、履物、自家用車等に対する冬場経費も嵩む。

 昨日の盛岡市の気温、最低−10.1℃、最高−5.9℃。然しこの地域では全国ニュースになる交通トラブルは発生していない。見習って貰いたい。
                                 =おわり=