スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

愛鳥週間!

2009年05月17日 | Weblog
今年も愛鳥週間の季節が巡ってきている。

野鳥に餌を与えることの是非は置いといて、我が家には給餌台を設けている。
今朝もリンゴと雑穀を食べに野鳥が集まってきた。


(餌のリンゴをついばむ鳥の姿が見えますか?)
 
山育ち、男三兄弟と言うこともあり、中学高校の頃は野鳥を盛んに捕獲して遊ぶ?ことが最大の趣味であった。
今ならばかなり重罪にあたる犯罪である。

しかし当時から完全に禁止されていたカスミ網は使わない、親鳥を使っての仕掛けや鳥モチを工夫しての方法ではあった。
ヒワ類、メジロ、ウソ、イスカ、マヒコ、ヤマガラetc.10種類では効かない数を捕獲した。

暗い内に山の頂上へ出かけてセットし、姿を隠して渡り鳥をジッと待っているという、自然の生態を誰ともなく受け継いできた理にかなった伝統的な方法である。
春と秋の朝夕がそのベストシーズンである。

寒さを防ぐ為に焚火をし、腹が減れば芋を焼き、山の果実をほお張りながら野鳥が渡ってくるのをジーっと待つ。
ワクワクドキドキがたまらない瞬間であった。

多い時は一朝に50羽以上も獲った記憶がある。一部は同業者に売り、一部は料亭に売ったが、餌代負担が大きく小遣いまでにはならなかったような気がする。
鳥かごも竹を使って製作した。

学業の基礎を学ぶ大事なこの時期、マタギもどきのようなことに明け暮れていた訳であるから勉強は出来る訳がなく、遅刻の常習犯で先生にはいつも注意されていた。

野鳥には本当に悪いことをしたと反省している。
その罪滅ぼしもあり給餌しているが、来て欲しくない雀ばかりが目につく我が家の給餌台である。

<銭明日二世こと菅村経悦>
環境づくりで地域社会にお役立ち「マリングループ」ホームページ