スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

フィリピンビサヤ諸島4「不老長寿は竜宮城にあり」<前編>

2011年08月03日 | Weblog
銭明日二世さんによって「スキューバダイビング」の世界に引き込まれた守屋と申します。
今回のダイブ旅行で累計潜航本数は299本となりました(笑)。
秋には再度銭明日二世さんを誘って、私のメモリアル300ダイブにお付き合い頂こうと考えております(笑)。


クマノミのミニハウス

さてスキューバライセンス取得のオープンウォター・コースを習った人なら誰でも知っていると思いますが
「水圧の掛かった海中に於いては、地上(大気圧=1気圧)では殆ど体内に取り込まれる事の無い窒素が血液中に吸収され
その排出が十分されないまま海面(1気圧)に戻ってしまうと
減圧症(最悪の場合は下半身不随等)となる危険が存在」するという事実(汗)。


ウミウシ


ウミウシ(交尾中)

勿論そうならない様なダイビングスケジュールが組まれていて
潜航中はダイビングコンピューターにて体内の窒素残量を確認したり、潜航深度の警告を受け浅い深度に位置したり
そして最終的には3~5mの深度で3分程度の安全停止(体内の窒素量を安全なレベルまで排出する)を行うことで
安全で楽しいダイビングを楽しむ事ができます。


珍しい色の“いそぎんちゃく”


フロッグフィッシュ(どっちが頭か?)

安全上の理由により(ダイビング講習では)危険な側面ばかりが強調されるのですが
実は「水圧の掛かった海中に於いて。体内に多く取り込まれる気体」は酸素も同様なのです。
高校の物理で習ったと思いますが“液体に溶け込む気体の量は、気圧に比例して増加する(ヘンリーの法則)”のです。
ビールやサイダーといった炭酸飲料が作れるのもそのお陰です。
従って海中では、地上以上に多くの酸素を体内に取り込む事が出来て、それがアンチエイジングに繋がるのです。


砂に潜りこんでいる魚(名前は調査中)

ー 後編に続く ー


<銭明日二世こと菅村経悦>
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