岩手県立水沢商業高等学校、昭和39年卒業、3年A組クラス会は、還暦を少し過ぎた10年程前、陸前高田の一杯飲み屋で自分と菅野征一君が酒を酌み交わしながら持ち上がった。
それまでの高校卒業後の45年間、3年A組クラス会はただ一度も開催されなかった。菅野は高田、自分は盛岡と岩手に住んではいるが、地元水沢にもクラスメートは残っていたので、先頭に立っての音頭取りにはいささか遠慮があった。
酒が入るとカラオケ好きな二人である、この夜も青春ノスタルジーに浸りマイクを握った。
この歌は遠藤実作曲で舟木一夫が学生服姿でデビューし、大ヒットした「高校三年生」で、終戦っ子と呼ばれた我々世代が高三の昭和38年と重なったから、正に我々の為に作られた歌と言っても過言ではなく、甘酸っぱい青春時代が懐かしく蘇る。
3年A組は男女半々位の40名編成のクラスであった。東京オリンピックが行われた年に卒業し、2/3位は都会に出て行った。この実業高校は岩手ではトップクラスの就職率を誇っていて、金融機関を筆頭に上場企業の求人が多かった。
今回はこの仲間のことを少し触れて見たくなった。
それまでの高校卒業後の45年間、3年A組クラス会はただ一度も開催されなかった。菅野は高田、自分は盛岡と岩手に住んではいるが、地元水沢にもクラスメートは残っていたので、先頭に立っての音頭取りにはいささか遠慮があった。
酒が入るとカラオケ好きな二人である、この夜も青春ノスタルジーに浸りマイクを握った。
🎶 赤い夕日が 校舎をそめて
ニレの木陰に 弾む声
ああ 高校三年生 ぼくら
離れ離れに なろうとも
クラス仲間は いつまでも 🎶
ニレの木陰に 弾む声
ああ 高校三年生 ぼくら
離れ離れに なろうとも
クラス仲間は いつまでも 🎶
この歌は遠藤実作曲で舟木一夫が学生服姿でデビューし、大ヒットした「高校三年生」で、終戦っ子と呼ばれた我々世代が高三の昭和38年と重なったから、正に我々の為に作られた歌と言っても過言ではなく、甘酸っぱい青春時代が懐かしく蘇る。
3年A組は男女半々位の40名編成のクラスであった。東京オリンピックが行われた年に卒業し、2/3位は都会に出て行った。この実業高校は岩手ではトップクラスの就職率を誇っていて、金融機関を筆頭に上場企業の求人が多かった。
今回はこの仲間のことを少し触れて見たくなった。
=つづく=