睦月雑感'20

 昨年も雪は少なかったが月末に纏まって降った。今年の月末は春のような気候で街路路の雪も殆ど溶けているが、このまま冬が終わるとは思えない。然し岩手山は美しい雪化粧を保っている。

　温暖化の影響でもないのだろうが、正早々、新型肺炎という厄介なコロナウイルス感染症が中国発で世界に広がっている。この手の感染症は人獣共通感染症というそうだが、エボラ出血熱、SARS、MARSと時々現れて来ては、人々を恐怖に落とし入れる。

　世界保健機関(WHO)の対応にも疑問を感じた。国連で掲げている"人間の健康を基本的人権の一つ"と掲げながら緊急事態宣言も後手に回る軽視さにはがっかりさせられた。もっと早く手を打てば、これほどまでにならなかったのではと思う。それと中国って国も信じられない報道だらけである。

　一月早々からいきなり悪いニュースが世界を駆け巡っているが、しっかりと原因を究明し、早い対策を図り、二度と繰り返して欲しくない。

　世界中の人々が安心と安全で暮らせる、笑顔を取り戻して貰いたい。

                                               =おわり=