スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

伴 侶

2020年11月16日 | Weblog
 よく耳にするが、良き伴侶に恵まれとか、人生の伴侶を得てとかの言葉を聞くことがある。
 先日会社経営の友人の奥様が亡くなりお見送りに参列した。その際に彼の伴侶に対する思いを会葬礼状で触れることが出来た。


 結婚してから会社を起業したこと、その会社を二人で築き上げて来たこと、子供達は奥様任せであったこと、金婚式間近であったこと等の内容に接し、自分と歳恰好も違わない彼の伴侶に対する愛惜や感謝を無念さと共に知ることとなった。
 彼とは長いことゴルフや酒の場でも同席して来たが、お互いに伴侶の事など口にしたことはない、潰しが効かない昭和人間である。

 そう言えば自分もこのブログを書いて13年目になるが、伴侶のことには余り触れていない。
 最近国家公務員生活にどっぷり浸かり、このブログで取り上げるテーマが無くなっている。伴侶の許可があればまだまだ書ける材料を探せるのだがなと思う時がある。
 後期高齢者になり、男の寿命も遠いことでもないだろうと思える様になって来た。この先は余り長いこともないだろう伴侶との暮らしを、日々笑って過ごしたいものである。


 彼を通して、伴侶との別れって相当重いことを改めて知ることになる。年が明けたなら、彼の激励会でもやろうと思っている。
               =おわり=