10月31日に「茶道具と仕覆展」が終了しました。
開催中展示会へ訪れてくださった方々に心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
自分の作品、それも始めたばかりの仕覆を見に来て頂いて
嬉しいやら、有難いやら・・・でした。
小林先生の魅惑的な仕覆ワールドを楽しんで頂けましたか?
「仕覆で一番のお気に入りは?」と何人かの方に尋ねてみました。
友人のRさんは薄緑の御物袋(ごもつぶくろ、写真上)を選びました。
「形、布の色と風合い、紐との調和、ひだの美しさが素晴らしいです。
シンプルだからごまかしがきかない作品ですね」
もちろん、先生の作品です。
先生も満足そうに聞いていらっしゃいました。

茶友のSさんからメールを頂きました。
「かわいらしい仕覆、珍しい裂地、どれも素敵でしたが、
こわくってお値段が聞けませんでした・・・」
「実は私もなんです・・・」と返信しました。
Sさんの一番のお気に入りはシリアの布の仕覆でした。
きっと中の茶碗も拝見したかったことでしょう。
メールの翌日、シリア布の仕覆を開けて見せて頂きました。
小振りな茶碗は時代を感じる白薩摩、菊桐が格調高く、
貫入が少し入っていて、使ってあげたくなりました。
「好いお茶碗ですね。最近、白薩摩の好さがやっとわかってきました」
思い切ってお値段を聞くと、仕覆込みで「○○万円」(ため息・・・)。
先生曰く
「どうしても仕覆より茶道具の方へ眼が行ってしまうので、
茶道具をお見せするのは最小限に留めました。仕覆を見て欲しいので・・。
それで、茶籠と茶箱をそれぞれ一つずつ茶道具と仕覆を対比して
展示したのです。
ご希望があればどれでもお見せしますよ」
(上段の左側が茶箱と茶道具、右側がそれらの仕覆)
蓮華院・名残の茶会があったりで、作品づくりに時間がとれず、
茶籠の仕覆はやっと間に合ったような状況でした。
これから茶籠の中に裂を貼る作業へとりかかります。
それから、茶巾筒の編み袋を作って一先ず茶籠の仕覆の完成です。
完成する日を夢見て、もうひと頑張りです。

開催中展示会へ訪れてくださった方々に心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
自分の作品、それも始めたばかりの仕覆を見に来て頂いて
嬉しいやら、有難いやら・・・でした。
小林先生の魅惑的な仕覆ワールドを楽しんで頂けましたか?
「仕覆で一番のお気に入りは?」と何人かの方に尋ねてみました。
友人のRさんは薄緑の御物袋(ごもつぶくろ、写真上)を選びました。
「形、布の色と風合い、紐との調和、ひだの美しさが素晴らしいです。
シンプルだからごまかしがきかない作品ですね」
もちろん、先生の作品です。
先生も満足そうに聞いていらっしゃいました。

茶友のSさんからメールを頂きました。
「かわいらしい仕覆、珍しい裂地、どれも素敵でしたが、
こわくってお値段が聞けませんでした・・・」
「実は私もなんです・・・」と返信しました。
Sさんの一番のお気に入りはシリアの布の仕覆でした。
きっと中の茶碗も拝見したかったことでしょう。
メールの翌日、シリア布の仕覆を開けて見せて頂きました。
小振りな茶碗は時代を感じる白薩摩、菊桐が格調高く、
貫入が少し入っていて、使ってあげたくなりました。
「好いお茶碗ですね。最近、白薩摩の好さがやっとわかってきました」
思い切ってお値段を聞くと、仕覆込みで「○○万円」(ため息・・・)。
先生曰く
「どうしても仕覆より茶道具の方へ眼が行ってしまうので、
茶道具をお見せするのは最小限に留めました。仕覆を見て欲しいので・・。
それで、茶籠と茶箱をそれぞれ一つずつ茶道具と仕覆を対比して
展示したのです。
ご希望があればどれでもお見せしますよ」

(上段の左側が茶箱と茶道具、右側がそれらの仕覆)
蓮華院・名残の茶会があったりで、作品づくりに時間がとれず、
茶籠の仕覆はやっと間に合ったような状況でした。
これから茶籠の中に裂を貼る作業へとりかかります。
それから、茶巾筒の編み袋を作って一先ず茶籠の仕覆の完成です。
完成する日を夢見て、もうひと頑張りです。

