1月から月に1~2回のペースで仕覆づくりを習いだしました。
4月のお稽古に行くと、
「今日は先ず御物袋(ごもつぶくろ)を仕上げてください」
前回、御物袋に茶碗を入れて紐でしっかり結びました。
襞をきれいに整え(これが大変でした・・・)、
水でたっぷり濡らして、そのまま自然乾燥させて帰ったのでした。
やっと今日、仕上がりそうです。
仕覆づくりについて何も知らずにK先生の門を叩きました。
「半襟をつけるくらいしか、針を持ったことがないのですが
そんな私でも出来るでしょうか?」
恐る恐るお尋ねしました。
すると、K先生は
「大丈夫ですよ。高校の先生をしている男の方も
習いに来ています・・・。
それに、作ってみるとわかりますが、縫う処はとても少ないの」
さらに、側にいらしたK先生のご主人が
「仕覆づくりは不器用な方がいいんじゃないかなぁ・・・」
お二人のお言葉に勇気百倍、一歩踏み出しました。
一番の動機は、平和島骨董まつりで買った茶籠です。
「茶籠の茶道具に着物(仕覆)を着せて、早く使いたい!」
最初は御物袋づくりからだそうで、祥瑞の茶碗を持ってゆき、
茶碗に合う布地を先生と相談して決めました。
御物袋は紫か白で作りたいと思っていましたので、
先生から布地を分けていただきました。
先生が奥から取り出したのは明治時代の白い縮緬。
白無垢の花嫁衣装の裂地かもしれません。
時代のものなので少し生成りになっていて、
それがとても好い感じです。
「出来たら茶碗と仕覆の裂地の時代が合うと良いのですよ」
大正10年頃に製作された茶碗なので、その縮緬はぴったりでした。
こうして御物袋づくりが始まりました。
今日はいよいよ最後の工程です。
初めて組んだ長緒をつがりへ通して結び、
床屋さんみたいに丁寧に緒の端をカットして
出来上がりました! ウッ、ウレシイ・・。
4月のお稽古に行くと、
「今日は先ず御物袋(ごもつぶくろ)を仕上げてください」
前回、御物袋に茶碗を入れて紐でしっかり結びました。
襞をきれいに整え(これが大変でした・・・)、
水でたっぷり濡らして、そのまま自然乾燥させて帰ったのでした。
やっと今日、仕上がりそうです。
仕覆づくりについて何も知らずにK先生の門を叩きました。
「半襟をつけるくらいしか、針を持ったことがないのですが
そんな私でも出来るでしょうか?」
恐る恐るお尋ねしました。
すると、K先生は
「大丈夫ですよ。高校の先生をしている男の方も
習いに来ています・・・。
それに、作ってみるとわかりますが、縫う処はとても少ないの」
さらに、側にいらしたK先生のご主人が
「仕覆づくりは不器用な方がいいんじゃないかなぁ・・・」
お二人のお言葉に勇気百倍、一歩踏み出しました。
一番の動機は、平和島骨董まつりで買った茶籠です。
「茶籠の茶道具に着物(仕覆)を着せて、早く使いたい!」
最初は御物袋づくりからだそうで、祥瑞の茶碗を持ってゆき、
茶碗に合う布地を先生と相談して決めました。
御物袋は紫か白で作りたいと思っていましたので、
先生から布地を分けていただきました。
先生が奥から取り出したのは明治時代の白い縮緬。
白無垢の花嫁衣装の裂地かもしれません。
時代のものなので少し生成りになっていて、
それがとても好い感じです。
「出来たら茶碗と仕覆の裂地の時代が合うと良いのですよ」
大正10年頃に製作された茶碗なので、その縮緬はぴったりでした。
こうして御物袋づくりが始まりました。
今日はいよいよ最後の工程です。
初めて組んだ長緒をつがりへ通して結び、
床屋さんみたいに丁寧に緒の端をカットして
出来上がりました! ウッ、ウレシイ・・。
