持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

震える空気

2019年06月19日 | どこかの空の下
震源から遠くにいたのであまり体感は無かったが、帰着してから大きな地震だったことを知った。何かその時間帯の記録がないかと思ってみたが、画像は何も撮っていなかった。
あるのは空間音波測定の連続録音結果だけだった。地震の前までは少なかったノイズが、その後急増していた、ということだけかな。
超音波としては低めだが、若い人の耳には聞こえるか、普通の人には聞こえない程度には高い音だ。

それよりリアルタイムで昨日絶対おかしいなと思ったこと。
午後から夜にかけて、FMで異常に遠距離の放送が聞こえていた。そもそも気づいたのは、車で音楽を聴くのにトランスミッターで飛ばしてカーステレオのFMラジオを使って受信して聞いているのだが、どうにも混信する。
90.0MHzなら普通のラジオ局はないはずと設定しているのに混信ということは、近くの車でもそうして電波を飛ばしているのかなと思ったが、内容が全編中国語なのだ。この地域は週末になると自転車に乗った中国人出稼ぎの女工さんが集団で買い出しに街へ出てくるのを見かけるので、もしかしてコミュニティFM局でもあるのかと思ったが、その後の移動中100km以上ずーっと聞こえるし、周波数をずらそうかと思っても、88MHzくらいから上に内容の違う中国語が何局も聞こえた。もしかしてバンバン打ち上げてる中華衛星からアジア広範囲にFM波を流してる?極超短波より上、SHFとかならともかく、マサカネ。
それで音楽を聴くのはあきらめて、普通のFM局のラジオ番組でも聞こうかと周波数シークすると、今度はNHKFMが何局も何局も入る。ニュースや交通情報の番組内容が微妙に違うようなので、どうもこれも広範囲の波が飛んできているようだった。
やっぱりすごい範囲のEスポが出てるんじゃないだろうかと思った夕暮れだった。日本と中国の間の上空に変化が起きてるとしたら何が起きるんだろうとか思ったら、地震は東北で反対方向だったな。
という単なる事実。
地震予知にFM観測をしてるという話は聞いたことがあるけど、方角まではともかく、事象発生直後に有りや無しやには使えるのかもしれないなと思った。
コメント
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