十和田湖の青森県側から流れ出ている奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)を歩きました。
たぶん、しっかり歩いたのは約40年ぶりだと思います。数年前にも奥入瀬渓流には行きましたが、車で移動し、滝などの名所でつまみ食い的に止まって観光する程度だったので、この時は見ただけです。
10月12日午前10時半ごろから十和田湖の河畔の子の口(ねのくち)まで、川の流れに逆行して歩きました。現在は、奥入瀬渓流沿いに遊歩道が設けられ、とても歩きやすくなっています。

昨日11日は休日だったので、車道は車で、遊歩道は観光客で大変混んだそうです。平日の午前中なのため、遊歩道を歩く方は少なく、数分歩いて、下流に向かって歩いている方とすれ違う程度でした。平日のためか、多くの方が年配者です。三脚の上に一眼レフカメラを構えて、撮影している年配者の方が時々いました。外国人の年配者の方も多かったです。話す言葉から米国人の方が多かったと思います。日本のユーレイルパス(正式名称が分かりません)をお持ちでした。
所々にある滝が名所になっています。白糸の滝、姉妹の滝、九段の滝、銚子大滝などが、いくらか歩いてくたびれたころに、次々と出現し、歩き疲れた気分を回復させます。40年前に歩いた時は、奥入瀬渓流がこれほど整備されていなかったと思います。このため、遊歩道沿いにこれほど多くの滝があることに気が付きませんでした。銚子大滝しか気が付かなかった気がします。
九段の滝は岩が階段状になっていることが、落下する水が階段状の石に当たって白い飛沫を段々になっていることをみせます。ちょうど、人の流れが切れた時で、一人で贅沢(ぜいたく)な時間を過ごすことができました。

有名な見所の銚子大滝は、大勢の方が見物しています。近くの道路に車を停めた方も多いようです。

みんなそろって記念写真を撮影するために、順番待ちになっていました。
奥入瀬渓流は湿気が高いためか、いろいろなキノコがさまざまな所に出ていました。動物がかじった跡もありました。大きなキノコ、小さなキノコなどさまざまです。食べられそうな感じのキノコが多いように素人として感じました。


植生も豊かです。ウバユリ(オオユバユリ?)が俵状の種を包んだ実をたくさんつけています。マムシグサも真っ赤な実をつけ、緑の中で目立ちます。そして、所々に薄紫色のトリカブトのきれいな花が咲いています。半分ぐらいが既に実をつけていました。トリカブトに気づく方はあまり多くなかったです。
渓流のよどみで、小さなイワナを1匹見ました。野鳥の鳴き声も多いのですが、姿は見ることができませんでした。コゲラの鳴き声が目立ちました。
40年前は下流の焼山(十和田市)のユースホステルに泊まって、遊歩道がない時に上流に向かって歩きました。今回ほど、疲れなかったと記憶しています。もちろん、通過する車もあまり無かった時代です。今回は、下流の焼山と上流の子の口の間の1/3程度を歩きました。疲れました。でも、いい時間を過ごすことができました。日本は美しい渓流を持っています。多雨で森林が多い日本の国土は美しい景観を産み出しています。紅葉の時にこのことを痛感します。
なお、午後の帰りのバスの窓から遊歩道をみると、修学旅行の学生が数珠つなぎで続いて歩くほど、混みあっていました。
たぶん、しっかり歩いたのは約40年ぶりだと思います。数年前にも奥入瀬渓流には行きましたが、車で移動し、滝などの名所でつまみ食い的に止まって観光する程度だったので、この時は見ただけです。
10月12日午前10時半ごろから十和田湖の河畔の子の口(ねのくち)まで、川の流れに逆行して歩きました。現在は、奥入瀬渓流沿いに遊歩道が設けられ、とても歩きやすくなっています。

昨日11日は休日だったので、車道は車で、遊歩道は観光客で大変混んだそうです。平日の午前中なのため、遊歩道を歩く方は少なく、数分歩いて、下流に向かって歩いている方とすれ違う程度でした。平日のためか、多くの方が年配者です。三脚の上に一眼レフカメラを構えて、撮影している年配者の方が時々いました。外国人の年配者の方も多かったです。話す言葉から米国人の方が多かったと思います。日本のユーレイルパス(正式名称が分かりません)をお持ちでした。
所々にある滝が名所になっています。白糸の滝、姉妹の滝、九段の滝、銚子大滝などが、いくらか歩いてくたびれたころに、次々と出現し、歩き疲れた気分を回復させます。40年前に歩いた時は、奥入瀬渓流がこれほど整備されていなかったと思います。このため、遊歩道沿いにこれほど多くの滝があることに気が付きませんでした。銚子大滝しか気が付かなかった気がします。
九段の滝は岩が階段状になっていることが、落下する水が階段状の石に当たって白い飛沫を段々になっていることをみせます。ちょうど、人の流れが切れた時で、一人で贅沢(ぜいたく)な時間を過ごすことができました。

有名な見所の銚子大滝は、大勢の方が見物しています。近くの道路に車を停めた方も多いようです。

みんなそろって記念写真を撮影するために、順番待ちになっていました。
奥入瀬渓流は湿気が高いためか、いろいろなキノコがさまざまな所に出ていました。動物がかじった跡もありました。大きなキノコ、小さなキノコなどさまざまです。食べられそうな感じのキノコが多いように素人として感じました。


植生も豊かです。ウバユリ(オオユバユリ?)が俵状の種を包んだ実をたくさんつけています。マムシグサも真っ赤な実をつけ、緑の中で目立ちます。そして、所々に薄紫色のトリカブトのきれいな花が咲いています。半分ぐらいが既に実をつけていました。トリカブトに気づく方はあまり多くなかったです。
渓流のよどみで、小さなイワナを1匹見ました。野鳥の鳴き声も多いのですが、姿は見ることができませんでした。コゲラの鳴き声が目立ちました。
40年前は下流の焼山(十和田市)のユースホステルに泊まって、遊歩道がない時に上流に向かって歩きました。今回ほど、疲れなかったと記憶しています。もちろん、通過する車もあまり無かった時代です。今回は、下流の焼山と上流の子の口の間の1/3程度を歩きました。疲れました。でも、いい時間を過ごすことができました。日本は美しい渓流を持っています。多雨で森林が多い日本の国土は美しい景観を産み出しています。紅葉の時にこのことを痛感します。
なお、午後の帰りのバスの窓から遊歩道をみると、修学旅行の学生が数珠つなぎで続いて歩くほど、混みあっていました。