ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

宇部市のときわ公園は白鳥などの水鳥の楽園でした

2010年10月21日 | 旅行
 宇部市にある、ときわ公園の常盤湖では白鳥などの水鳥が多数いました。
 常磐湖の一部は白鳥湖と呼ばれ、その名の通りに白鳥などが多数いました。説明によると、白鳥は渡り鳥として飛来するのではなく、約350羽が“定着”して住んでいるとのことです。エサが豊富なので、季節ごとに渡りをする必要がないのでしょうか。




 一見、どれも同じ白鳥に見えますが、実は「コブハクチョウ」「オオハクチョウ」「ナキハクチョウ」「コハクチョウ」などのいろいろな種類の白鳥がいるとのことです。見たところでは、区別がつきませんでした。

 白鳥以外に黒鳥やペリカン、いろいろなカモ類が多数、水面を泳いでいます。カラスやハトも近くの岸に留まっています。白鳥に対して投げられるエサを横取りするためです。ペリカン向けには、別の場所に小さな島がつくられています。ペリカンが中心ですが、アオサギなども住んでいるようです。


 山口県宇部市則貞にある、ときわ公園は面積が約100ヘクタールもある広大な公園です。ときわ公園は、山口宇部空港のすぐ側にあるため、着陸・離陸時には常磐湖がよく見えます。山口県初の「登録記念物(名勝地関係)」に登録されているそうです。

 その中心部にある広大な常磐湖を巡る遊歩道は1周が6キロメートルもあり、多くの方が運動のために歩いたり、走ったりしていました。結構年配の方も体力維持のために歩かれていました。ここは「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれているほどです。NHK(日本放送協会)が募集した「21世紀に残したい日本の風景」では、総合公園として全国で第1位に選ばれたほどだそうです。

 ときわ公園の広大な園内には四季折々の花々が咲きます。ウメ、サクラからはじまり、ツツジ、シャクヤク、シャクナゲ、ハナショウブ、アジサイなどの名所が散りばめられています。このため「日本の都市公園100選」「日本さくら名所100選」にも選ばれているそうです。


 また、「UBEビエンナーレ」(現代日本彫刻展)として入賞作品などの作品が展示された丘もあり、自然と芸術が調和した景観が広がっていました。ときわ公園近くに住んでいる方は、自然の四季折々の花々が楽しめ、うらやましい限りです。野鳥もヒヨドリとセグロセキレイを中心に多彩な鳥が鳴いていました。いろいろな渡り鳥が来そうな楽園です。