ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼には、夏鳥のコチドリが飛来していました

2017年04月03日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼には、夏鳥のコチドリが数羽、来ていました。

 伊佐沼は大まかには長方形に近い形の池で、南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 北側のハス田のかかる遊歩道から、この時期に探す、お目当ての野鳥はチドリ科チドリ属のコチドリです。

 農業用水として蓄えている水量を最低限にしている伊佐沼は、北側にあるハス田部分は干上がっています。ここに夏鳥のコチドリがやって来ます。



 コチドリは、目の周りに独特の黄色い“アイリング”を持つ、可愛い野鳥です。



 この干上がった部分には、コチドリがオスとメスの番(つがい)でいて、巣作りに適した場所を探している様子でした。観察している人の気配を感じると、すぐに飛び去りました。



 ハス田部分の水が少し残っているぬかるみ部分にも、コチドリの番がいました。



 このコチドリたちはエサを探して動き回っています。



 ハス田部分の水が少し残っているぬかるみ部分には、イソシギも数羽いました(シギ類は観察経験があまりないので、イソシギではないかと推定しています)。





 このイソシギは、とてもよく歩き回ります。



 このぬかるみ部分は、田植え時期になると、水量が増えて水没してしまうために、それまでにエサを探すためかもしれません。

 伊佐沼の水辺の岸辺にも、イソシギが数羽いました。



 イソシギはどんどん進んで行きました。



 実は、ハス田部分のぬかるみ部分には、昨年の春にはタヒバリをよく見かけたのですが、今回は出会うことができませんでした。

 ソメイヨシノの開花が進み始めるなど、春の季節が深まり、伊佐沼で観察できる水鳥や野鳥の種類が変わり始めているようです。