ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

栃木県那須郡那珂川町の急斜面にあるイワウチワ群生地に行ってきました

2017年04月18日 | 旅行
 栃木県那須郡那珂川町富山にあるイワウチワ群生地に行ってきました。富山地区は山間地でした。

 那珂川町(なかがわまち)富山の低山山麓にあるスギ林の奧の急斜面一面に、イワウチワ(岩団扇)という山野草が群生して、花を咲かせています。



 イワウメ科イワウチワ属の多年草であるイワウチワは、一つの株当たりに7輪から10輪ほどずつ、花を咲かせています。

 咲き始めの花びらは薄い桃色のようです。







 いくらか花期が過ぎると、花びらは白色になっていくようです。太陽光が花の背後からよく当たっています。





 このスギ林の急斜面に一面に、イワウチワが群生していますが、下草刈りなどの手入れ以外に何を施すと、イワウチワがこれだけ勢力を保つのか分かりません。

 スギ林の急斜面にある谷あいを見下ろす展望台からは、向かい側の山麓斜面の中で、ヤマザクラ(たぶん)の木が花を咲かせています。



 イワウチワの群生地側の中でも、ヤマザクラ(たぶん)の木が花を咲かせていました。



 スギ林の急斜面にあるイワウチワの群生地の入り口付近には、ユキワリソウ(ミスミソウ)が咲いています。



 このユキワリソウは、地元の方が植えたものだと推定しています。

 今年は関東地方では3月下旬は寒い日が続き、ソメイヨシノ(染井吉野)の満開になる時期が遅れました。その寒さによって、このイワウチワの群生地側でも、開花が1週間から10日ほど遅れたそうです。

 例年であれば、今ごろはイワウチワは花が終わっている時期なのだそうです。

 現在は、スギ林の急斜面にあるイワウチワの群生地の上側は花期が終わっています。下側は花をまだよく咲かせています。