ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、夜から明け方までシカが活動しています

2019年10月09日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、この9月はコスモスの花は今いちの咲き具合でした。10月に入ってもコスモスの花は一部でよく咲いています。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の中心部分にある“コスモスの丘”では、木々の生えている林間部分では、コスモスの育ちは今いちのままです。

 晴天時には、コスモスの花が綺麗に咲いています。







 草原部分では、野アザミの花が一部は枯れ始めています。





 アサマフウロのたぶん最後となる花が咲いています。



 水場の近くでは、オタカラコウの黄色い花も最後の花を咲かせています。





 湿地ではミゾソバの花もまだたくさん咲いています。

 ススキの穂も銀色になって輝いています。



 10月に入り、佐久荒船高原では、夜から明け方までシカが活動しています。夜中や明け方にシカの鳴き声が遠くから時々、聞えます。

 午前6時に林道にいたシカの群れです。見た感じでは、シカは5頭いるようです。

 その中で比較的大きなシカがこちらを見て逃げる方向を考えています。







 このシカの群れは、今年産まれた若いシカのようです。

 秋の間に、エサを食べて体力をつけないと、雪に覆われる冬を過ごすことは試練になります。

 佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)も秋の気配が濃くなっています。



 荒船山は見た目は夏山のように見えますが、もうすぐ木々の葉が紅葉し、落葉します。

 現在は、佐久荒船高原は木々は落葉し始めていますが、紅葉はごく一部です。しかし、夜中は猿丸太夫が昔、『古今集』で歌った「 奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の 声きく時ぞ秋は悲しき」を感じさせる雰囲気です。

 11月に入ると、佐久荒船高原では晩秋に一気に進みます。

 9月下旬に、佐久荒船高原での“コスモスの丘”でのコスモスの花の咲き具合については、弊ブログの2019年9月25日編をご覧ください。