ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

名古屋市東区にある徳川園では小さなサクラの花が咲いています

2011年12月08日 | 旅行
 名古屋市東区にある徳川園は、紅葉などの名所として知られている庭園です。今年の晩秋は例年比べて暖かく、その分だけ紅葉が遅れたために、“もみじがり”がまだ楽しめます。12月7日は二十四節季の大雪ですが、紅葉をまだ楽しめる暖かさです。

 江戸時代の尾張家の第二代藩主が隠居した際に設けられた邸宅が、徳川園のルーツです。その後、いろいろな経緯があり、現在の徳川園になったそうです。

 徳川園の中央に広がる龍仙湖(りゅうせんこ)の周囲に植えられたモミジの木の葉が濃い赤に紅葉しています。

 その中に数本、小さな花を咲かせているサクラの木がありました。小枝に花がいっぱい付いている感じではなく、枝にポツポツと花が咲いています。





 小さなサクラの花が紅葉をバックに咲いています。このサクラの木には「子福桜」との札が掛かっていました。フユザクラなのか四季ザクラなのか、種類は分かりません。

 徳川園は1月に開花するフユボタン(冬牡丹)の花の名所です。冬牡丹園では、フユボタンの枝が伸び始めています。その冬牡丹園で、ボタンの花がほんのわずかに咲いています。



 この1輪咲いているボタンは、寒牡丹の「時雨雲」(しぎれぐも)という春と秋の2期咲きのボタンだそうです。フユボタンでは無いようです。

 これ以外にも、もう1種類、ボタンが咲いていますが、特に説明する立て札がなく、正体は不明です。



 深山幽谷を模倣した虎の尾の辺りの森では、ヒヨドリなどがよく鳴いています。まだ、メジロやジョウビタキは姿を現せていないようでした。

 龍仙湖の中に置かれた大きな石の上に、ハクセキレイが1羽、飛んで来て留まりました。チョコチョコと動きます。



 ごくありふれた野鳥であるハクセキレイしか観察できなかった点がやや不満でした。

 たぶん、1月に入ると、徳川園にメジロやジョウビタキなどが姿を現せると思います。フユボタンの花期と同時に、メジロやジョウビタキなどが観察できるといいのですが。どうなりますか。

名古屋市の東山植物園では、熱帯スイレンが野外で咲いています

2011年12月07日 | 旅行
 名古屋市千種区東山元町にある東山動植物園の植物園では、熱帯スイレンの花が3種類ですが、まだ咲いています。驚いたことに、野外で熱帯スイレンの花が咲いているのです。寒くなった現在でも、咲いているのです。

 植物園の入り口近くに、大きな温室があり、熱帯のさまざまな植物が育てられています。例えば、ブーゲンビリアのが美しい花を咲かせています。



 その温室の前には、洋風庭園がゆるい斜面に向かって4段の階段状に広がっています。4段の斜面に沿って水が流れ、一番下側の段に、スイレンをはじめとする水草がゆらめくスイレン池が広がっています。

 この野外にあるスイレン池には、熱帯スイレンが10数種類ぐらい植えてあるようです。晩秋から初冬に入りかかっている現在でも、花を咲かせている熱帯スイレンが3種類ありました。この寒さの中で、咲いていることに驚きました。

 淡いピンク紫色の花はピンクパールです。


 
 淡い紫色の花はディレクターGTムーアという名前だそうです。



 黄色い花はセントルイスゴールドです。





 セントルイスゴールドは、蕾をまだいくつか付けていて、元気そうです。

 どの熱帯スイレンも葉はややくすんで、枯れかかっているようにも見えます。熱帯スイレンは寒さに対して、生命活動を低下させつつあるように、見えます。花を咲かせていない熱帯スイレンは何となく葉などがくすんだ感じになっています。冬は水中で冬眠するのでしょうか。

 予想外に頑張る熱帯スイレンを見て、“熱帯”ではない地域で育つ熱帯スイレンの対応力を知りました。

名古屋市内にある紅葉の名所の東山植物園に行って来ました

2011年12月06日 | 旅行
 名古屋市千種区東山元町にある東山動植物園の植物園は、紅葉の名所です。東山植物園は、紅葉する樹木が500本以上もあるために、市内有数の紅葉の名所になっています。このために「もみじ狩り」が11月15日から12月11日まで開催されています。

 植物園の中程にある、岐阜県白川村から移築した合掌造りの家の周りはモミジなどが見事に紅葉しています。







 1眼レフカメラを持った方々が撮影の構図をあれこれと考えながら、紅葉を撮影しています。

 その背景にある椿園では、ツバキの木がいくつか、蕾を膨らませています。大部分のツバキの木はまだ蕾を膨らませている状態です。約250品種の1000本のツバキの木が次々と花を咲かせるそうです。一番の見ごろは3月下旬だそうです。

 椿園の周囲に生えているサザンカの木が花を咲かせています。



 合掌造りの家の近くで、サネカズラというつるに実がなっていました。

 日当たりがいい斜面に、ツワブキ(石蕗)が多数、花を咲かせています。



 花が少ない時期に、ツワブキの黄色い花は目立ちます。

 広大な植物園の中を散策するだけで、かなりいい運動になりそうです。多くの方が紅葉を求めて、東山植物園内を散策していました。

埼玉県和光市の樹林公園などではまだ紅葉が残っていました

2011年12月05日 | 季節の移ろい
 埼玉県和光市の樹林公園と東京都立大泉中央公園は事実上つながった、広大な森の公園です。野球場や陸上競技場などの運動場が配置された広大な森の中のジョッキングロードなどの歩道が配置されています。

 この歩道をジョギングやウォーキング、自転車によるランニングをしている人が大変多い公園です。イヌを散歩させている方も多く、それぞれの方が思い思いに楽しんでいます。森の中の歩道はきちんと一周すると結構な距離になります。

 和光市に行ったついでに、和光市の樹林公園に寄ってみました。陽当たりがいい広大な森は、まだ紅葉している木が多数残ってました。サクラやイチョウの木はまだ赤や黄色に紅葉した葉を付けています。

 紅葉が美しい木はやはりモミジの木です。



 ドウダンツツジの葉も鮮やかに紅葉しています。




 
 いろいろな野鳥の鳴き声が聞こえますが、木の上で鳴いていて種類がよく分かりません。木の下側まで来るのはヒヨドリとカラスです。ヒヨドリは、けたたましく鳴くため、種類が分かります。



 木陰であまり羽根の色が分かりません。

 野鳥が多いのは樹林公園に隣接して、陸上自衛隊朝霞駐屯地の大きな森があるからです。人が多い樹林公園に対して、人気がない朝霞駐屯地の森の奥で、野鳥がたくさん鳴いています。

 この紅葉と落葉の晩秋の時期に開花しているのはサザンカの花です。所々にサザンカの花が咲いています。



 咲いている花が少ない時期だけにやはり目立ちます。晩秋から初冬にかけて咲く、サザンカやツバキの花は貴重なものです。冬を飾る大切な花です。

近所の増水した川には、アオサギなどの水鳥が岸辺に集まっていました

2011年12月04日 | 季節の移ろい
 近所を流れる川は、夜中から午前中にかけての強い雨によって増水し、水鳥が岸辺に上がっています。晩秋には珍しく低気圧が発達し、雨量が多い豪雨だったのが原因のようです。

 川の水量が多く、流れが珍しく激しいために、川岸の水の流れがあまりない所に集まっています。水鳥は普段は、岸辺からもう少し川の中側に入って、川魚を狙っているのですが、水量が多く、濁っているために、川の中に入れないようです。そこで、水辺近くの岸辺で草などを食べているように見えました。

 アオサギが岸辺で丹念にエサを探しています。



 昨日夜からお昼までの豪雨によってエサを採れなかった期間が長かったようで、お腹が減っているようです。

 多く見かけるのはコサギです。





 コサギは100から200メートルごとに1羽ずつ、岸辺にいて、盛んに草の中を探し回っています。コサギは通称“シラサギ”と呼ばれる水鳥で、最近は見かけることが増えています。岸辺の側に生えている大木の上部の枝に、数羽が留まっているのを見たことがあるほどです。

 水鳥の中で数が多いのは、マガモかカルガモと思われるカモ類です。川の流れが激しいために、水がよどむ岸辺に集まっています。普段は草原の所に、雨がたまってできた水たまりに多数、カモ類が集まり、何かを食べていました。



 岸辺に水鳥が増えたことは、本格的な冬が近づいていることを知らせています。