おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

アウンサン・スーチーの存在感

2013年04月18日 07時21分16秒 | 日記
現代においてこれほどの存在感を示す人物は他にいるだろうか、その名はアウンサンスーチー。

今日本に来ている。昨夜は古館との対談が「報道ステーション」であった。

言葉が一つの壁になっている会話のきつさ(限界)があったように思うけど、彼女の発言は素晴らしいものだった。

何度も弾圧され苦渋を強いられながら、その圧力に屈せずビルマの民主化への希望を失わない意思の強さ。

なぜそんなに強く生きていくことが出来るのか?

「心の中に明日への希望を失わないことです」

夫アリスの死にも立ち会えなかった弾圧。ノーベル賞の授賞式にも自宅軟禁中で出席することが許されなかった。

それでも不屈の精神で政治運動を続けるスーチー氏、髪飾りにいつも生花をつけている。これは夫への愛の証しだそうだ。

70近いおばあちゃんだが、いつとも知れない軟禁生活、そしてインドデリー大学、オックスフォードなどで学んだ学識の深さと思索に裏付けられているスピーチの言葉、そして何よりも凛とした美しさ。

こういう女性が日本にいるだろうか?

何でも起こり得る世界

2013年04月18日 07時21分16秒 | 日記

アメリカボストンマラソンの爆発事件、そして相変わらず続く日本列島の地震

ボストンのマラソンは予想だにしなかった事件だ。参加者は1発目何が起こったのか把握できずキョトンとした様子だった

しかし、死者が3人も出てさらに150人を超す多くの負傷者が出ている。

犯人探しを急いでいることだろうが、米国だけでなく世界世論が注目している決して慌てて冤罪を起こさないように注意して欲しいものだ

淡路で、三宅島で東北で震度5から6の地震が立て続けに起こった。

私は震度4以上の経験がない。(60数年その記憶がない)

もし熊本市に6程度の地震が起こったら、しかも日中に生起したら・・・と思うとゾッとする。

まずインフラの遮断とビル群の倒壊が心配

勤めていた職場には常時1000人程度の生徒・教職員が学んでいる。そして心配なのは建築されて半世紀以上も経っていること。建物の老朽化、そして耐震基準が当時のものなので耐震診断もしていない、もちろん耐震改築・新築もしていないことー

もし、震度6~7の地震が襲ったらと考えるとほんとうに心配だ

我が家は阿蘇外輪山中腹にあるので、もしって場合山の崩壊、土砂崩れ、地滑り・・・三宅島のように(住民が現在不安に思っている)火山爆発も心配もしなくてはならぬ。

時代は自然災害もそうだが、今回のように人為的な災害も常に考えておかなければならない。

災害は忘れた頃にやって来る。いや忘れてはいなくてもやって来るのだ

宮藤官九郎のユーモア

2013年04月16日 07時10分21秒 | 日記


昨日の「あまちゃん」は笑った。

どうもあまちゃんを好きになっているような小池徹平が「ひろし」という役名で出ていて、喫茶店に入る際に例に「ひろしですー」のテーマに乗って登場したのにはびっくり。そして大笑いだった。

宮藤官九郎は今売り出しだが、俳優もやっている。

日曜だったかその前日だったか?NHKの時代劇の再放送で藤沢周平の「蝉しぐれ」があり7回放映の5回目だったけど前作は見ないで(小説を読んでいるので「まっいいか!!」と即断)視聴。これが面白かった。

主役は内野聖陽だが脇に出ていた少し腰抜けの侍に宮藤が出ていた。なよなよしていてひょうきんでしかし愛すべき人物。恐らく彼自身そのまんまの役柄だろう・・・失礼か?

「あまちゃん」は祖母の宮本信子も久しぶりに好演だがそれよりも母親役の小泉今日子がすごくいいのだ

もともと歌もうまかったけど、女優としての才能があったのだ。

海女さんが主テーマなので、撮影はたいへんだったろう。まず泳げなくてはならないし海に深く潜るのはたいへんだ。これからそういうシーンがいっぱい出てくるはずだがどうなることか?

それとこれから大震災のことをどう表現するのか?期待と不安が胸中を過ぎる。

がんばれ!宮藤!!

追記 「ひろしです」の本物のひろしはどうしているのだろうか?とても好きな芸人だったのだが・・・

春の嵐いつまで続く?

2013年04月15日 07時31分55秒 | 日記


この春の到来は予想を超えて早かった

桜も2,3週間開花が早まったって、高冷地の阿蘇南郷谷では桜の名所も3月の中ごろには次々に満開となり今年の春は早くやって来たと皆が実感した

ところが四月になって雪は降るし、未だに霜は降りるし、夜の気温低下が大きく、苗作りもなかなか芽を出さない

昨日なんて夕方ウォーキングに出ようと準備万端整えて出発しようとすると雨が降り出した

始めは霧雨状態だったので水泳の日本選手権を見ながら模様眺めーところが雨は上がるどころか段々本格的になった

離れでギターを弾いていると妻が電話で「今外を見て!雹が降っているよ

見ると直径10ミリはあろうかと思える雹が地面を叩きつけるような勢いで降っている。しかも雷までー

何度も書いているのだが我が家は外輪山の中腹。標高430m。本谷という南外輪山の中でも大きな谷間になっていてここから雲が湧き、風が吹き降り、雨をよび、雷を鳴らす

落雷の被害過去パソコン3回(買い直しと修理)、食洗機、ガスレンジ、電話がやられた。

昨日も雷の音を聞いたらすぐ「空襲警報」を発令する。只今敵機が西南方向より外輪山を越えて南阿蘇村に侵入、攻撃を開始

直ちにパソコンの電源を切り、全ての電気製品を元栓?を切る。雨風が強烈だったので全ての雨戸を閉じた。問題は隣接する隣の別荘との境に植えてある杉。これが高木になっていて果たして風速何十メートルまでもつか?

すでに幹周り1mにもなっている。倒れたら狭い庭を挟んではいるが我が家まで充分に届く距離。

今朝、生きてこうしてブログ書いているので大丈夫だったが、杉の木揺さぶられているので今日は枝が飛んでこれを拾う仕事が待っている。

別荘使用者と定住者との考え方の違いで家の周りには木が囲むことを好む人なのでしょうがないなか?

知的好奇心?

2013年04月14日 07時22分14秒 | 日記


テレビで村上春樹の新刊本発売のニュースを流していた。

深夜に本屋で売り出されるという。そのファンが本屋に列をなしていた。

仰々しいというか、珍奇に思える光景だった・・・?

確かに村上春樹文学は面白い。決して難解と言う訳ではなくはっきりしたストーリーがあって「1Q84」、「海辺のカフカ」などなどみな購入して読んでいる。

ノーベル文学賞の候補者だから、超人気作家だからー深夜に並んで買う必要があるのか?

これはわからない

本は必ずといっていいほど時間が経っても手に入る。しかもその時には何十分の一の値段でー古書は別だが。

ちょうど読んでいた本ー有吉佐和子と生命倫理の専門書を読み終えたところだったので、さて次の本何にしようと思っていたところだ。

それでタイムリーにこのニュースと少し前に「本屋大賞」のニュースが出ていて百田尚樹のことを報道していたのでどちらかというと百田の本を読みたいという欲求が強かったのだがー街の本屋に出かけた

熊本では東京のような「村上狂想曲」状態ではなかったのでホッとした。本はすぐわかるところ客に一番見やすい場所に置かれていたんですぐ見つかった。

村上の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、百田の「海賊とよばれた男 上下」、「永遠の0」を購入。それと一番新しい医学の倫理特に生殖倫理の本を探したがその○○国屋書店にはなかった。哲学倫理関係の書籍って殆ど買う人いないのだろう。隠れたコーナーにひっそりとこじんまりと佇んでいた。

昨夜から百田の「永遠の0」を読み始めた百田ってTVで見ているとキャラクターとても面白いと感じていたら、テレビの「ナイトスクープ」の作家だったという。なるほどー

妻が「海賊ー」を読み始め、私は「0=ゼロ」のページを繰っている。自分の祖父の特別攻撃機隊員としての過去を追うところからスタート。故国を救うために一心を擲って戦って散華した戦闘機乗りの殉国の英雄の話ではないようだ。

そのお祖父ちゃんは戦友の話では「臆病者で、戦場では逃げ回ってばかりいて必ず生きて帰るということを口にしていた」という。これまでの戦争(記)文学とはちょっと見方が違うところから入っているぞー

まだ60ページくらいだからどう展開するのか楽しみだ。村上は後回しー私の位置づけはこうだ。