おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

小学校の英語教育

2013年10月26日 08時31分33秒 | 日記
山野草で「うめばちそう」

この国はやはりアメリカの呪縛から逃れなれないのだろう。

現代のグローバリゼイションとは結局アメリカ追従志向を強化することに他ならない。

現行憲法下ではアメリカの軍事力の傘の下でしか日本の平和を維持することが難しいのはわかる。日米同盟の重さは理解しているつもりでいるが、文化面でもアメリカ支配からン抜けられないというのは実に情けなく思う。

小学校教育はたった10ヶ月間学童保育の指導員をやってその問題点がいっぱい見えた。

小学校で荒れて授業にならない教室がたくさんあると聞く。

こんなに社会問題化されているのに、現実に現場ではいじめが放置されているとも聞く。教師がそれを見て認識していて教室全体に「あの子は無視いていい」(いじめを受けている子)という発言を平気でする「先生」がいると相談を受けた。

予算の関係から正規の教諭ではない臨時採用の教師が担任を受けもたらされているという報道が最近あったばかり。

これでは責任をもった指導ってできないだろう。

さて、英語教育。これを3年生から正規の授業に取り入れるという。新たな授業が教育課程に入り込むとその代わりに削られる授業が出てくる。

今子どもの教育が危うい状況にあると思う。

特に道徳の指導。家庭では甘やかしがさらに進み、小学生からスマホをもたせ、一方低学年から将来の進学の備えのための塾に通わせる。教育行政も全国学力試験を実施したまでは良かった?もののその成績を公表。序列をつけ低位にある県、市町村の教育長は檄を飛ばす。「しっかり教育せよ!!」

学習を将来的打算で縛りつけ、反面では甘やかす。人の痛みを自分の痛みに感じ取れるような感性を身につけさせる教育はもはや望めない現況にあるのだろうかー

日本語が知らぬ間に姿を変え、次第に退廃しつつある今、日本語の美しさを学ぶ取り組みこそが先決だと思うけど・・・

古本屋探訪

2013年10月25日 07時19分42秒 | 日記


昨日は一日中の雨で畑の仕事ができないし、予定が何もないので街に下りた。

妻とも意見が一致したので二人で出掛けた。

目的は古文書関係の書籍購入のため。

古文書講座に通って半年、あと1回で講座終了となる。来年に再開されるようだがそれは6月からー

半年のブランクは厳しい。この期間が勝負どころだと思う。

自学自習をどれだけやれるかー講座の先生からは次回にたくさん古文書の史料を渡すのでじっくり読んでくれということだった。

しかし不安もある。一人で釈文なしでどれだけ読めるだろうか?

そこで実力を磨くために釈文がちゃんと付いている関連図書を購入しよう・・・これが目的。



街の上通りという場所に古くからある古書店「河島」がある。ここに久しぶりに立ち寄った。

並んだ特価本でも題名を作家を見ると「ブックオフ」とは違う!!ブックオフは機械的に商業主義的に本を単に商品として並べているの過ぎない。

名の知れた古書店は店主が深い造詣をもっていて様々なジャンルにおける本に詳しい。歴史関係の専門書は店の奥に集められている。専門書は価格が高い。ここで店主に教えを請いながら古文書以外の本を含め30冊ばかりを購入。流石に嵩張るし重くなった。

「近くに車を置いていらっしゃいますか?」

「いや、南阿蘇から来ましたのでこれを持って歩くのはしんどいです。送ってもらうとすると送料要りますよね?」

「うーん。いいでしょう。こちらで送料は持ちますので送りましょう」

『やったー』内心で感嘆の声。

もう1軒はすぐ近く「天野屋」さんがあるので足を伸ばした。ここでも詳しい店主にいろいろ教授してもらった。

「古文書は釈文がついているとつい目が釈文に向かい、読む力が付いてきません。読めない古文書を何度も目を通しながらクイズのパズルを解くように読めない文字を読める全体の意味を把握しながら未解読の文字を想像していくのです。そうすると開いている(読めない)ところが少しずつ埋まっていく。ここが古文書解読の醍醐味。

なるほど村の先生もそういうことを述べていた。容易く答え(真理に近付く手段)を見つけようとするのは安易だった。

前の書店ですでに3,4冊古文書の本(釈文付き)を買っているので「なし」を購入した。

本を1万円ばかり使って購入した後、郊外のイタリアンレストラン「ボナペティ」でパスタとピザを食べる。

ここは妻が知ってるところ。さすがにトマトソースの味と麺の柔らかさ、野菜の使い方が巧みで味は最高だった

こういうパスタを食べさせてくれる店は村にはない。1軒知り合いがやっている店が好きだったのだが店を閉じてしまったので食べられなくなったのだ。

今日には購入した書籍が届くはず。さあ勉強しなくっちゃ

珍客の来訪

2013年10月24日 07時30分57秒 | 日記


我が家の庭に珍しい客が訪れた。

今花盛りを迎えているフジバカマにひときわ大きな体のアサギマダラがいるではないかー!

台湾や南西諸島から1000キロの旅をして夏にやって来る。

すごい生命力だと感嘆する。

フジバカマの甘い匂いに吸い寄せられるように訪ねてくるのだろうか、それとも場所を覚えていてここを目指してやってくるのだろうか?





研究者はマーキングを施して調べるというが、精細に調べてもロマンが薄くなるので想像した方がいい。

今年は残念ながらブルービーを確認することができなかった。

畑やガーデニングにはこういう副産物=余剰の楽しみがある!

今台風接近中だが、こういう厳しい気象条件の時、旅人の彼らはどうするのだろうか?まさか民宿やペンションに泊まる訳にもいくまいし・・・

この2,3日滞在しているけど雨になったので確認できないがどうしているのだろう?

がんばれ!アサギマダラ


強風が吹いてきた

2013年10月23日 07時23分20秒 | 日記
マツムシソウ

台風27号が列島を虎視眈々と狙っている。

945mb。そうとう強い台風で横には28号まで控えている。

南大東島を直撃しそうな状況でありその先には沖縄、そして九州・・・

その後、偏西風の影響で東に進路をかえる見込みというが28号があるのでそのまま北上するようなことにならなだろうか?

家と東南に面した隣家別荘との間には10mほどの高い杉が10本ばかり並んでいる。「台風の時に倒木が恐いので切って欲しい」と懇願したが容れられなかった。会社が所有している別荘で社長が「山の中で木に囲まれているのがいいのだ」と譲らない。

この高木さえなければ日差しももっと差して明るくなるのだが、そちらが早く建てているので「わかっていて建てた筈だから」と頑として聞き入れない。

木が倒れたら我が家はそれこそ直撃。寝ていてそのままあの世行きだ。

今回の伊豆大島を見ているとやはり君子危うきに近寄らず。

「逃げるが勝ち」

去年の大雨では時間100mmの豪雨だった。その時、役場では有線で「避難勧告」の緊急放送を行ったが避難場所が明確でなく、さらに後で指示された避難場所はそこも危ないと思われ、じっと家で不安に怯えていた。幸いわが方の南外輪山は崩れなかった。しかし、教訓に学んで風が20mを超え、雨が80mm位に達したら、熊本市内のホテルに避難しようと妻と話している。



たもりの「笑っていいとも」が終了するという「やっぱり」というのが感想。

随分長く続いた長寿番組だが見ていて新鮮味がなくなって、だらだら時間を浪費しているように感じ始めた。出ているタレントも慣れすぎて緊張感が皆無で中居とか香取とかお笑い芸人の面々も個性を潰しあっておもしろみに欠け視聴者置き去りで自分達だけで楽しんでいる感じ。

TBSの番組が特にだが他でも感じるのをゲストとして登場する俳優がメーンになって番組が構成されている時、すべて「番宣」で最後に必ず映画やドラマの宣伝をする。これがずっと続いている。

視聴者を馬鹿にするのもいい加減にして欲しい。プロデューサーがだめなんだろう。

亡くなった天野某さんはこういうことに鋭い批判をしていた筈だがいい人がだんだんいなくなる。

登山は人生だ

2013年10月21日 07時10分04秒 | 日記
心配した天気も昨日はまったく雨の気配なし。

8時半に役場に集合した「隊員」10名は、俵山登山口アサヒビールの風車がある俵山峠の元茶屋跡駐車場に移動。





我が家からは風力発電用の風車の大きさがよくわからなかいのだが、真下に来て見ると高さが100mに喃喃とする巨大な施設。近付くとビュンビュンと重低音の響きが伝わってくる。

9時00分出発。我々のほかにも登山客が多いと思ったら、この山九州百名山に数えられるのだそうだ。

俵山は南外輪山連峰の一番高い山。その中腹に住んでいるのだが初めて登る

男性4人、女性6人。それぞれ山ガール、山ボーイ?の格好をしている。

私達夫婦もこのために用意した(妻の妹からのプレゼント)COLONBIAのウェアーを着た。

頂上まで90分と表示がある。

さあ登ろう!!

山の楽しみの一つに山野草との出会いがある。

この日はリンドウ、マツムシソウ、ウメバチソウなどに出会えた。

今から花を開こうとしているリンドウ

ウメバチソウ

これはまだ名前がわからない

マツムシソウ

この登山道はよく整備されている。道案内の道標も木で作ったしっかりした階段もある。ご苦労様です。登山家がボランティアで作って下さっている。

若い人もいるけど殆ど中高年。リーダーの「休み休み行きましょう。」という呼びかけで逸る気持ちを抑えながら頂上へ向かった。

後から来た若い登山客が次々に追い抜いて行く。1100m位の山にも拘らず、外人と2組すれ違った。登りできれいな若い外人の女性がすごいスピードで追い抜いていった。下りにはブルーアイズの若い妻と赤ちゃんを背負ったご主人と挨拶。

頂上を目指す終盤は烏帽子や根子の登りを彷彿とさせる急坂。やっとの思いで到着した頂上は霧が出て眺望ゼロ。




お昼を食べてゆっくり談笑しているとやがて霧が晴れ、素晴らしい景色をもたらしてくれた。


登りは2時間近く掛かったのに降りは早いこと。半分の時間で帰り着いた。それも途中休憩でみんなで「むかご」採りをやった時間含めてー。

来月は北外輪山清栄山に登ることを約束して解散した。ご苦労様でした。リーダーNさんいつもありがとうございます。